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いつかゆく約束
君は南で
わたしはその手前
同じ行き先のバスに
隣り合って
座って
西の海に陽の帰ってゆく憧憬を
一度もみたことがない
焦がれながらまた
首都高に落ちてゆくきょうをあきらめている

校庭をあの子と屈託なく駆けまわっていたこと
その日日がほのかな願いに育って ....
ずいぶん失ったんです
だから花になったんです
花に歳は尋ねないでしょう
ぐるぐると渦巻くものを描く少女いとけなさからそれは太陽


青空を隔てる窓か潮騒と昔日の風を隔てる窓か


あの日とかあの時とかをわたしも持ついまもういない命との日日


お布団にう ....
四つの日キリンをみながら頬張った母のおむすび東北の味


時計みて思い出すほど時間とは遠くにあって想うものかも


味噌まぶし俵のかたち海苔はなしおふくろの味もう二度と無し
産声といつかの靴と白煙と 翼と靴を売って、歌を買いました 夢みていたのは二十歳を越えることだった
学校も卒業して社会に出て(とりあえず
予感していたのかな)挫折した
そのまま 挫折 を歩いています
挫折ってとても素敵
いまがあまりにも素敵だから ....
デパートの食堂で君はいつの日にお子様ランチを卒業したの ぐるぐるとまわる地球の上に立ち暦の梅雨をあきらめてみる 佇むなただ突っ走れ一年草 紙を破くと朝陽が昇る
新しい日を私は生きる



Thanks alot, dear.
木漏れ日の愛される日の四季がありひとの心の一点の闇 携帯に入っていない言葉たちばかりと暮らす病棟の日日 いつ来てもこの森のこびと水玉のきのこの上で太宰読んでる


月満ちて星も降る夜のあすなろの森にだけある月光浴場


空からすら激写できない森がありだから神秘はスクープされない


あ ....
空の色すみれの頃に誕生花すみれの星座の産道通る


初めての子として子供用の椅子に腰掛け初恋のひとの名は母


太陽の色した離乳食の日はいまでもわかる嬉しかったこと


ニンジンとい ....
透明なインクの入った透明な万年筆で透明な紙に透明なうたを私は書きたい 紫陽花が合図のように咲いていたまだあの頃は薫風の庭 ブラボーでハイフェッツから放たれてみあげた窓に朝をみつける そとは雨わたしと部屋の五月への旅を見送る欄干の音 ゆく春の後ろ姿を見送って除草告知の紙が揺れてる 縁日のひよこのピンクの無力さに寄り添えそうな耳鳴りの日日 はやくおうちに帰りましょう
と合図の童謡が鳴って
その日はじめて空は気がついてもらえる
六歳のまなざしは
あおい空には向かわなかった
夕空が少女に語るのは いつでも
あきらめる時に踏む手順 ....
旅先で立ち寄った老舗鞄店店主の指の骨の雄弁 彷徨の心が余る夜のなか自転車輪は地球を走る 指の肌膚崩れて少女冬の底床拭きながら母はまぼろし {引用=(わたしには言いたいことって一つしかなかった)}

全てであって唯一であって
たとえて神さま宛ての一度きりの手紙だとして だから
たくさんを考えてたくさんを削ってみて
「伝わる」って ....
よくわかるのだけど
しんたいかんかくのことばへのへんかん
そして
「※それ」へのきょうかんへのかつぼう
よくわかるのだけど
わたしは
その先を知りたいんです
なぜ、なんのために、自分を削 ....
私の
右のてのひら
左のてのひら
載っているのは
目に見えるものばかりではない
見えないけれども
無力でもないそれらは
良いものとは限らず
悪いものとも限らない
間違えて捨て
間違 ....
コウノトリが
光りを運んできてはじまる一日は
約束に満ちている
四丁目への福音

聞いてほしい
聴いているよ

ほほ笑みの爆ぜる音が
煤けた下町に響き渡る/わたしは
泣いているビル ....
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
約束- もっぷ自由詩315-7-2
みずうみ- もっぷ自由詩5*15-7-1
それが私の生き方だから- もっぷ自由詩515-7-1
「かおるのおと」より_(五首)- もっぷ短歌215-6-30
四つの日_(三首)- もっぷ短歌4*15-6-29
いつか_+- もっぷ俳句115-6-28
高原の青い薔薇- もっぷ自由詩615-6-28
感想- もっぷ自由詩315-6-27
デパート_*- もっぷ短歌115-6-27
ぐるぐる_*- もっぷ短歌115-6-26
佇むな_+- もっぷ俳句215-6-26
びりびりばりばり- もっぷ自由詩315-6-25
木漏れ日_*- もっぷ短歌315-6-24
ケータイのそと_*- もっぷ短歌215-6-24
「あすなろの森」_2015.06.23_(一二首)- もっぷ短歌115-6-23
「少女のほんと」_2015.06.23_(一二首)- もっぷ短歌115-6-23
透明なうた- もっぷ自由詩415-6-23
紫陽花の合図_*- もっぷ短歌215-6-23
ブラボー_*- もっぷ短歌215-6-22
五月への旅_*- もっぷ短歌415-6-18
春の後ろ姿_*- もっぷ短歌115-6-18
縁日のひよこ_*- もっぷ短歌215-6-18
茜音- もっぷ自由詩515-6-16
老舗鞄店_*- もっぷ短歌215-6-16
彷徨の心_*- もっぷ短歌215-6-16
冬の底_*- もっぷ短歌215-6-16
___(2015.06.07)_往復書簡840)- もっぷ自由詩315-6-7
ヴェクサシオン「騙されながら騙している(かのように)」- もっぷ自由詩215-6-7
_- もっぷ自由詩4*15-6-1
放熱- もっぷ自由詩415-6-1

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