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花野の無垢なそよぎに打たれ
綴じることができなかった
ごめんね雪が降ってきた
埋もれてゆくよつめたさに
みえなくなってほんとは
それは隠したかったかなしみ
信じ続けたい透明な愚か わたしの ....
いつか(あした)ミカってひとと
お友達になるかもしれない
電話番号を
交換し合うかもしれない
そしたら正直に
わたしお友達がすくなくて
だから携帯がうれしいなって
そこまでは言う、あとも ....
夕陽は語ってくれる
今日の抒情を余すところなく
そっとほがらかに やがてしんみりと

燃えながら終わりながらやがてほんとに 死ぬ まで

自らの何すらを惜しむこともなくて
この町の誰に向 ....
きみは見ているよね
たぶんその瞳はすみれいろをしている
ずっと追いかけていた きっとこれからも
忘れられない日日があって
忘れない日日があって
見つけたのは私 運が悪かったときみ、諦めて
 ....
十一月十五日の朝の雨はそとの物語
待っていた初冬の狗尾草もそとの物語
みんないつかしら遠くなっちゃった
どこかしらへ向かっての言い訳を探し始める
かなしくてかなしい私がかなしい
、風に運ばれ ....
白濁の空
忌ま忌ましい朝
奪ってくれこの一人称
風よ吹き消せ
命の{ルビ灯=ともしび}
なにしろ好ましくない
すべてが、
現実なんだということだ

村野四郎は村田四郎で
司書たちに ....
{引用=つらくて泣いてて半日潰した}

十一月の町を歩いてみると路傍はすっかり秋の色をしている
みあげる余裕を持てなかったつい先日
すこしだけ{ルビ跛=びっこ}のわたしはせっかく下を向いていた ....
弥生生まれの小鳥の日日は
{ルビ父母=ちちはは}恋しい空でした

弥生生まれの菫の日日は
暴雨を忍ぶ{ルビ詩=うた}でした

弥生生まれのヒトの子の日日は
シチューが好きな{ルビ私=わた ....
かなしいさびしいでは
最大公約数としてしか判らない
と言われたって
余裕あるわけないじゃない
さらにポエジーも忘れずになんて
がんばったけど
リサイクルショップから着払いで戻ってきて
咄 ....
会いたいあなたがいる
きょういる
いまいる
けれど
会えないあなたがいる
きょういる
いまいる
きょうのいまのこの風の吹く夢のなかに
つらい

大切な言葉なんだろう
滅多にゆっちゃいけないんだろう
切り札なんだろう
切符と言えるのかも 愛よ
また遠ざかったらしい
また薄めてしまったらしい
それでもほかに なかったです ....
夕陽はきっと溶けるように
水平線に抱擁されて 海の底
人魚の里で明日を孕むのだと思う
そこでは どんな哲学をさかのぼっても
たどり着けないとわをしる風が
淡水の泉を可愛がっている
つぎつぎ ....
わかってることを皆捨てわかりたい母さんの愛と実家のごはん


産声を一人で聴いたわけもない産んだあなたも聴いてくれたはず


母さんと書くの容易く母さんと会える会いたい会えないたぶん

 ....
ほんとうに詠みたい生に迷う日を重ねながらの未だエチュード 違う心を持った太陽と空と雲
仲良しになったり喧嘩したり
きょうの雨は誰が悲しくて泣いているの
光がみえないから太陽さん?
青がみえないから空さん?
二人に意地悪したのは雲さんなの?
ハンカ ....
雪を待つ私の
胸元にはロケット
合金が一瞬で物語る
季節の走馬灯のように
大好きな白いアネモネが
十月に殉じたことを
解放されたね
そっとささやいて悼む
風のなかあんなにも自在だった花 ....
わかるよ
わかってない
わかる
わかっていない
わかっているよ
簡単に言わないで
(…言って)
新しい機種の待ち受け組み立てる夜が楽しい私の電話


携帯を握り未明にひとりきり誰かこたえて世界は在ると
一つの部屋では未明を迎え
東京の骨が窓辺でうたう
(白い白い骨がうたう)
ケセラセラ、
(春の種を撒きながら)
冬を堪えて
スミレを待ちなさい
きっと桜花も待ちなさい
目覚めると冬だっ ....
午後には亜麻と針と糸
真っ白い翼をいつかのために
(あしたのために)
東京の青空にどうかなと見たてながら
わかってほしいの
白いからかなうのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
だから
東京のビルの一つの部屋にある孤独に届く憧憬がある 雪は白いから尊いのよ
透明だったら見えないでしょう
ほかの色だったら世俗を纏うでしょう
あなたたちが愛し合ってた時
わたし「renntann」ってマシンに打ち込んでいました
検索するといろいろね
優しいひと残酷なひと親切なひと丁寧なひと

あなたたちが愛し合ってた時
わたしア ....
詩を書きました詩集出しました賞もらいました=詩人 このさびしさはすみれいろをしているから
いまわたしが自画像を描いたなら
なみだのために
すみれいろの絵の具を探すだろう
どしゃぶりのなか街に出て
東京で一番上等な画材屋に迷うことなく
空っ ....
空が教えてくれるはず
いのち本来のあり方を
だからこんな穏やかな秋の日には
青く輝くひかりの空へと
いっそ身投げしてみたい
わたしはそう、思うのです
その言葉は失われ
これはもえがらです
真っ白いシュウメイギクの足元に
どのひとにも
一途な恋心を抱けないままに
わたしのこころを占めてきたのは
往時の少女だった
生きる糧であり
源泉であり
なにもかものすべてだったと
いま 振り返ってみても

わたしは ....
疲れた
(聴こえますか)
目を閉じて 靴を脱ぎたい
翼は 要らない
パトラッシュを 待たない
一人きりでも さびしさもない
許されたい ただそれだけのことを
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
戦ぎ- もっぷ自由詩316-11-17
ミカ_ver.2- もっぷ自由詩916-11-16
爾来- もっぷ自由詩316-11-15
アネモネの想い- もっぷ自由詩316-11-15
ことの次第- もっぷ自由詩216-11-15
村田四郎- もっぷ自由詩316-11-14
すみれ日記- もっぷ自由詩316-11-13
あたしの唄- もっぷ自由詩416-11-12
御団子四姉妹- もっぷ自由詩416-11-8
いまいる- もっぷ自由詩216-11-8
いまも泣いてるもの- もっぷ自由詩416-11-8
みどりごの海- もっぷ自由詩1216-11-7
無題三首- もっぷ短歌416-11-5
辞世のエチュード_2016.11.05- もっぷ短歌216-11-5
雨の理由(わけ)- もっぷ自由詩216-11-5
東京_#3- もっぷ自由詩316-11-5
わかるよ- もっぷ自由詩2*16-11-4
携帯二首- もっぷ短歌316-11-3
東京_#2- もっぷ自由詩116-11-1
東京_#4- もっぷ自由詩116-11-1
東京_#5- もっぷ自由詩116-11-1
雪降る里_*- もっぷ短歌316-11-1
東京_#1- もっぷ自由詩116-10-29
ビーフステーキ- もっぷ自由詩116-10-29
⌒(=∵=)⌒- もっぷ自由詩116-10-27
すみれいろの絵の具- もっぷ自由詩216-10-25
ひかりの空へ- もっぷ自由詩316-10-25
十月- もっぷ自由詩116-10-25
部屋にて- もっぷ自由詩316-10-23
広島がんばれ- もっぷ自由詩216-10-22

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