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身内無し
寄る辺無し
何も無し
無しは有る

愛知らず
恋は捨て
人見知り
でも友が

夢ばかり
追うばかり
きみたちを
追うばかり

道を行く
三叉路は
いつも左
 ....
神さまが居るとして
(心のなかで)
もちろん居るって信じてます
(口ごもりながら はずかしそうに)

神さま私はつらいです
昨日は死のうと思ったんですよ
正しく言います、死ぬと決めました ....
文通みたいなことしてる
ほんとは知ってる君の若さ
君にもほんとはわかっているのだろう私
それでもエスコートしてくれる紳士みたいに

恋ではないと思ってみたい
これは恋だと思ってもみたい
 ....
もう恋はしないと決めた哀しさを一人のものとして綴じる寂しさ


{ルビ夕星=ゆうずつ}を見ない日続く梅雨のなか届かぬ{ルビ手紙=ふみ}とそのあてのなさ


ジャズピアノ似合う私でないけれど ....
幻聴でなくて難聴を患ったせんせい誤診のままが良かった あなたはそらいろ
みあげると暖淡とほほ笑んでいる
ひかりたちのふるさと
あるいは
あなたはひかりかもしれない
わたしの夢のなかまでも暖淡と
何もかもに頷きながら
あかるさほがらかさを配り ....
こころの海が凪いでいる
お魚たちはお昼寝中
釣り人の居ない海だから
夢のなかまで夢のなか
おなかの空かない海だから
互いに興味を持ちあわず
とわのお魚お昼寝中
とわのとわまでお昼寝中
 ....
心を一つ地球に残し
宙には星が二つ増えた
わたしにしかみえない
星が、宙に、二つ

四季の銀河へ夢の旅
片道切符で行ったのに
目覚めればいつもの部屋
いつもの部屋 いつもの部屋

 ....
希望
うぶごえ
暗転
ぜつぼう

――その手に
何を握りしめていたの
何を掴もうと開いた瞬間に
何を逃してしまったの

夜が訪れるたびに
ただまるくなってまるくなって泣いて
( ....
変わらぬ思いを誓い合うために
少女と手をしっかりとつないでその泉を訪れた
母と子のように見えても実は
一卵性の独りっきり
ほとりに辿り着いてふと気づく
少女がいまにも泣き出しそうなことに
 ....
そのようにわたしにメダイをくれた女性と
初めて ほんとうに 会うことになったその日
二人でまるでおさななじみのように打ち解けたころ
すでにそとは昏く遠くのネオンが仄かに西を告げていて
荒れた手 ....
みずうみのほとりで
黒いヒバリになって絶叫している
おんなのひとをみかけた わたしは
自分の最期を青い星と決め
その女性を儚く抱擁した
こっそりあなた宛てのうたを描いた
とてもちいさな
それはたぶんほとんどのひとに解けないはず
けれどあなたなら願いをくんで
きっと――わたしは百年後のさざなみ
あおいケシの花が石の原野でそよぐときわたしは
思いっきり泣いているし
わたしだけの神さまにあやされてもいる
けれど

それは夢でただの夢で
ただの夢でただの夢でいつかはこの
幕間は終わり ....
花も御団子もそして
忘れてはいけない それは
あなた
三択なんてできない
もしも川で溺れていたら
わたし 全部を
熊になって銜える
いらない
いらない
言葉なんて
いらない

いらない
いらない
文字なんて
いらない

いらない
いらない
もう「私」なんて

いらない
いらない世界に
行きたい

 ....
{ルビ他=ひと}の平凡をうらやんではいけないからいっそ私は石っころ ありうべき嘘だと思う創作を巡る血潮にこころ赤裸々 みあげればくもってる
けっとばす小石なし
花水木は手折られ枯れた
こんちくしょーの六月七日。
疲れたけれど
明日も歩こう
疲れちゃったけど
云わないで歩こう
神さま疲れた
神さまだけには
疲れちゃったよ
天と地と
自分だけ知って
明日も歩こう
朧夜の想いうらはらくっきりと願える{ルビ朝=あした}の爽快な空


泣き腫らしそれでも明日の靴をいま磨いています頑張っています


青空を覚えぬ五つの日になぜか四季はそれぞれに掴んでいた{ ....
かの冬が懐かしいかもまだわたし母なる海で旅をしていた


雪が降る音と覚えた海原の夜の遠くの母の心音


二月から待たれていると知りながら躊躇っていた三月生まれ


三月のまだ浅い日 ....
夜にはバッハになぐさめられて眠り
あしたを英国のふるいポップスではじめる
隔週の燃やさないごみの日戦争を無事に終えたら
ブラックでない珈琲の時間 手許には紙
真っ白い紙を拙いことばで汚してゆき ....
うちの仔の面影を
銀河で拾う
また拾う
たからものなんだよ
のみこむかな
春みそか初めて電話で聴く姉はデジャヴのような懐かしい声


姉ひとり妹ひとりの生活を東京のなかで思い描く夜


両国の回向院まで手を繋ぐ姉と妹みずいろの初夏


港町夕焼け市場の小母 ....
原宿を歩くわたしを占うと「甘えたりないあなたは長女」


午前二時はじめて電話で聴く声にデジャヴのような姉の面影


目覚めるとデータがすべて消えているケータイ」という夢に戦く
町は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった通り道
たとえば風の

人は変わっていない
変わったのはわたしのほうなのだろう
みつけられなくなった私の通り道 ....
初夏のきみの窓にはいま何が あたしかみさまっているっておもった

あたしいまかみさまをかんじた


だから、
もう一度だけ、
神さまという名のぬくもりを
思い出して
縋ってみようじゃないか

もう一度
 ....
あしたの風は明日の風
いま吹く風は今日だけの
少年は何を聴いたのか
過日のきょうに吹く風に

春の夕焼け
冬茜
秋の黄葉映えるあお

薫風の運ぶ雲過ぎて
また夏が来る/
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- もっぷ自由詩217-6-30
警察に_何度も何度も相談して_も- もっぷ自由詩117-6-29
小夏の恋- もっぷ自由詩317-6-29
かおるのおと_「あてのなさ故」_七首- もっぷ短歌317-6-29
かおるのおと_「誤診」_一首- もっぷ短歌117-6-29
あなたはそらいろ- もっぷ自由詩6*17-6-22
- もっぷ自由詩317-6-21
心一つ、星二つ- もっぷ自由詩7*17-6-19
まるくなって- もっぷ自由詩217-6-19
すみれ日記_06.17- もっぷ自由詩317-6-17
邂逅- もっぷ自由詩117-6-16
みずうみのほとりで- もっぷ自由詩117-6-16
すみれ日記_06.16- もっぷ自由詩1*17-6-16
あおいケシの花が- もっぷ自由詩317-6-14
シャケ- もっぷ自由詩217-6-11
あやして/午前二時- もっぷ自由詩217-6-10
≡☆- もっぷ自由詩117-6-8
『うそ』- もっぷ短歌1*17-6-7
心太- もっぷ自由詩117-6-7
- もっぷ自由詩717-6-6
雑詠七首- もっぷ短歌2*17-6-6
「アネモネ」_七首- もっぷ短歌117-6-6
そんなもの- もっぷ自由詩417-6-5
夢のほとり「Souvenir」- もっぷ自由詩117-6-4
「しずくいろの初夏」_一〇首- もっぷ短歌217-6-1
「未明通過」_三首- もっぷ短歌217-5-31
The_lone_me_in_the_town- もっぷ自由詩217-5-26
étude(窓)- もっぷ俳句3*17-5-22
生きる- もっぷ自由詩517-5-22
幕間- もっぷ自由詩317-5-20

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