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夜の森に鹿は居て
、もう書けない
春に実った野ブドウを食べている
わけはないと(は、
違った意味で)当然だったはずのことが
そうではなくなり
永劫のような空腹を抱えて
すっかり神経は擦り ....
かもめは母国に呼ばれない
カムチャッカもシベリアも
君たちのことを忘れてしまったようだ
かもめは帰らない

かもめはかもめからこの国で生まれた
産んだかもめもこの国で
いつからそうなった ....
影二つ並ばぬ道のさくらかな


日めくりと月の暦の春くらべ


春うらら縄跳びをする白い靴


荒川のにびの隣に蝶の道


いずこにもナガミヒナゲシ春うらら


※そこな ....
富士川で水切りをした春のこと


さくらばなみあげるついでの空がある


長閑さに欠伸を一つ東京都
どの春も花は池上本門寺


もう下流にびの荒川ねこやなぎ


夜に善し上田城跡のさくらかな
草青む父の手のなか春生まれ


ブランコにぽつんと揺れる春帽子


彼岸寒世間と違いわが部屋は
凍てゆるむホットドッグ屋きょうも来る


金魚鉢ひらひらと赤水ぬるむ


三連休春だ春だと無事終わる
朝まだきソメイヨシノと少年と


紫の息も思い出春うらら


※荒川の河川敷より蝶々出づ(直し中)
菜の花にお辞儀をさせる風が居る


朧月永代という供養塔


クロネコの長距離トラック春霞
桜餅外税表示で並びをり


外税の九円ありて花疲れ


マーケット前のガチャガチャ子の春愁
龍天に昇る夜明けはすみれいろ


いっせいに北窓開くビルの壁


本閉じて灯りを消して猫の恋
冴え返る日に面影の浮かぶきみ


春めかず灰色の空にびの雨


桜東風おんな心のような風
花時を目の前にして部屋籠り


山笑う確定申告つつがなく


春の野の独り芝居かかなしきは
冴え返る金魚が一つだけの鉢


佐保姫の国籍をふと物思い


長閑なり雨降る故にこの町は
冬の朝太平洋側砂浜で待ちぼうけ無しの天気の予報

ひとびとが一歩一歩と近くなり他人の消えて浜初日の出

聞きづらいおばあちゃんにはテレビ音わたしにはみかん譲る正月

さびしさにどちらかとい ....
傘潰したいかのようにふる雨に応じるように生きる日々あり

つい泣いてわけ訊くひとも無い暮らし言いたい気持ち抑えられない

そろばんもカエルの解剖実験も避けて通れた転校万歳

大規模な改修工 ....
三月の干した布団に猫眠る


朧月道新よりも近くあり


春風の一等賞がきのう吹く
春愁の好む餌撒き待ち伏せる


春ですがご自愛くださいふみの〆


花散らす風ではなくて春一番
梅便りダウンのなかのホッカイロ


風の名のいろとりどりに春来る


朝まだき恋する猫の散歩道


春うららタンポポですと名乗る君


御宿の二人と駱駝に春の風


空が ....
さざなみに心を許して
軽い手荷物すらもういらない
石の原野に泉をみつけた
だから
もう何もいらない
青い花たちが
みえない風に踊っている
啜り泣きは石っころたちの
いつもの癖
地図を ....
ゴジラになってどうするのと
聞かれたけれど応えずに
ゴジラになった
この足がほしかった
この腕力もほしかった
壊れてゆけ
ただそれだけを願い東京を歩く
おもしろいほどにあっけなく潰れてゆ ....
見上げてごらん夜空の星を
蹴っ飛ばしてぼこぼこにしたいそんな
歌がいい具合にぐつぐつと
わたしの鍋のなかで煮えている

そう、ここらあたりでとろ火がいい
確実にかたちを消してしまうんだ
 ....
窓辺に三月が
腰掛けているのだが
まだあまりにも曖昧にあおいままなので
そのままにしておいた

冷える未明
ヒーターをつけた
あたたかな紅茶もほしいな
マグで、ミルクも一緒に

布 ....
「とりあえず」
春の月恋失ってアド削除


「スマフォも」
四月から平日六時カシオ鳴る


「8%」
遠足のおやつの予算税抜きで
「ちよこれいと」
チョコの数忘れるために二度寝する


「義理人情」
バレンタインプラマイゼロにならなくて


「本命」
一週間後に待っているルイ・ヴィトン
言葉が実らないまま葉を落とした樹を
じっと立ち尽くして眺めていた
夕日が心を刺すかのように沈んでゆく

会いたい
、出かかったため息すら失い気味に
ひたすらに泣いている自分に気がついていた ....
死について考えたことありますか
記念日とやらに考えるだけじゃなくて
考えたことありますか
名もない雑草のようなそんな
人の死について考えたことありますか
大きな出来事による死ではない死につい ....
古い樹になれずに消えた若い樹は工事跡地に切り株もなし 雪国に吉報届く福寿草


御堀端桜花纏って風游ぐ


春の雨傘一本にひと二人
箱みかん葉っぱつきなら当たりかな
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
とても単純なカラクリで- もっぷ自由詩314-3-30
ふるさと- もっぷ自由詩314-3-28
ごおしちご「春」_(二〇句)_2- もっぷ俳句3*14-3-25
「春三題」14- もっぷ俳句214-3-25
「春三題」13- もっぷ俳句114-3-25
「春三題」12- もっぷ俳句314-3-24
「春三題」11- もっぷ俳句314-3-24
「春三題」10- もっぷ俳句2*14-3-24
「春三題」9- もっぷ俳句2*14-3-22
「春三題」8- もっぷ俳句314-3-22
「春三題」7- もっぷ俳句114-3-22
「春三題」6- もっぷ俳句114-3-20
「春三題」5- もっぷ俳句314-3-20
「春三題」4- もっぷ俳句214-3-20
冬模様(雑詠)2_(一〇首)- もっぷ短歌314-3-19
冬模様(雑詠)1_(一〇首)- もっぷ短歌514-3-19
「春三題」3- もっぷ俳句114-3-19
「春三題」2- もっぷ俳句214-3-18
ごおしちご「春」_(二〇句)_1- もっぷ俳句414-3-16
最後のパンケーキ- もっぷ自由詩714-3-12
ゴジラ- もっぷ自由詩9*14-3-10
ことの次第- もっぷ自由詩114-3-10
きのう- もっぷ自由詩414-3-10
とりあえず- もっぷ川柳314-3-8
2014春の陣- もっぷ川柳114-3-8
夕日は- もっぷ自由詩10*14-3-8
草の想い- もっぷ携帯写真+ ...314-3-7
古い樹になれずに消えた若い樹は工事跡地に切り株もなし- もっぷ短歌214-3-7
「春三題」1- もっぷ俳句214-3-7
シーズンオフ- もっぷ俳句214-3-7

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