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あなたのために
と前置きしてもらわないと
わかることができない
愚図な女の子がいて
街頭でこの年の終わりにも
募金箱をかかえている
お金は思っていたように
集まるし
思っていたように
 ....
まぼろしをみているのではない
みずうみが現れて問うのだ
「なぜ来たの」
「だってわたしのなみだがみえませんか」
躊躇わずに応えていた
確かに泣いていた
さびしさと
寒さに

いくども ....
起爆剤になる


***
起爆剤

?起爆薬。?ある事を起こすきっかけとなるもの。「景気回復の−となる」

大辞林 第三版より
起爆剤になる


***
起爆剤

1「起爆薬」に同じ。2ある事態を引き起こすきっかけとなるもの。「事件勃発の―となった出来事」

デジタル大辞泉より
ふるさとが産まれたベッドだけの子のその後の話知りたいですか


私は春のこどもであなたの子それは悠に変わらないこと


決めているわたしのその後のその次の来世で鳥の子父さんが産む
目覚めておはようと
一人暮らしのわたしが
暦に向かって言っていた
太陽のある朝だ
まぶしくもない北東角部屋で
冷蔵庫を開けて豆乳を
そして胃のお薬もきちんと
、神さまはこのはじまり方を
 ....
えば・るーじゅ
は 大切なお友だち
えば・るーじゅ
は 甘い紅茶をもう一杯ほしいって

ミルクがなくなってて そう言ったら
えば・るーじゅ はがっかりした
だから 彼女と きょうは
マーケ ....
えば・るーじゅ
は やっぱり紅い
えば・るーじゅ
は ときどき咲いてしまう
一つの部屋でくつろぎながら
目で話してるとわかるんだけど
彼女はときどき咲いてしまう

えば・るーじゅ
が 咲いてしま ....
いつも紅い えば・るーじゅ
なにが紅いのかわからないけど
彼女をみてると そんな気がする
いつも紅い えば・るーじゅ

彼女の帽子は春の庭
春の庭には小鳥が一つ
なまえと呼べるか疑問だが
小鳥の ....
茜音の空は無情にか去り
ただ闇に佇む自販機よ
自ら輝くだけの箱だ
ひと待ち顔で俯くだけ

哀しいとすら
こぼせないな、おまえは
わたしのようには
ゆかないな

いまわたしは愉快なん ....
朝は光りだ
輝ける光りの庭だ
雀のためにも
晩秋の野の可憐にも
大樹にも
そこから旅立つ色彩にも
もちろん、鴉よ
おまえにとっても
黒い姿がなお
厭われたとして
誇れ
吾は黒し、 ....
殺風景がいけないと思ったし
気前も良くなくてはとも考えて
整えたテーブルは他人事でしかなく
はじまってからも居心地が

佳しとはいえないパーティーを何時に
切り上げたら客人たちの気分を損ね ....
とても遠くでほほ笑んでいる
理由を知りたかった
どうしてそんなに遠くで
光りばかりをくださるのですかと

こたえずにあなたはでも
まだ、ほほ笑んでくれている
石っころがなみだできずにいる
こんなに乾いていても
空よ、いま降ってくれないか
一行の意味を問う
わたしのために
三十度以下になることなく過ぎゆく体くるわす夏のアパート


朝夕の秋に出会える日のありて自転車よりも靴を選ぶ日
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私 痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし


三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ


春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに


そと ....
〇に産み落とされたきのうが
まだ未熟児のうちに、あ、
(ママがいないママはどこ
届かない「あ」、

あの頃、にはコインロッカーで暮らす
「1」の話が電車の網棚や
あるいは座席、足元
あ ....
待ち遠しかったことって
あっという間に過ぎる
一秒よりもすばしっこく
粘着テープ先生からなんの哲学も

学ばずにゆるさない、それは
断然ゆるされません、
からの逃げ足早く
(そのコツい ....
貝殻になって
砂浜で美しく暮らそうだなんて
夢を時々みては波に
叱られているよ

こんなあおいなか
住まわせてくれている
地球に返しきれない
恩をいったいどうしたら

じっと海の底 ....
くれないの実が探されるふゆの日にもどって会いたいきみの最期に


夏ならば写真のなかできみ笑うふゆなら息せぬきみ棺のなか


泣いたって肩に置かれぬ手を想いあたらしい猫はわが手に要らぬ
 ....
十年は履き続けたか吾がブーツいのちの終わり見えてきた朝


原風景がなぜか田んぼの都会の子いつかの旅の思い出なのか


「{ルビ時間=とき}は在る」「いや時間はない」論じ合い夜明けもなくて ....
ただ待ってる何の予定も無い部屋でたとえば電話鳴るの待ってる


きみ在りし日には月並みだったねと幸福にいま謝っている


さよならもありがとうもない臨終を待つだけかなとほんとを想う

 ....
すっかり肩落としてる
なぜとたずねてよお願い
でもわたしきっと明かさない
隠すことでもないのだけど

疲れてしまってだから
よぎる衝動もある
時々じゃなくて頻繁なそれは
自分で決定しな ....
なぜ一歩引く
選択は自分でした
無意識の意味を追わずに でも
逃げませんでしたなんてことじゃなく

「ふと」開けたそこから ほら
ここへと繋がったそれは


  泣いている自分が
 ....
地球市民である前にニッポン人である自分の足元が視えていますか。
お隣の少年に、おばちゃんに、いったい何が起きているのか
見出した心配事に差し伸べる手を持っていますか?
限界から眼を背けてはいませ ....
一生懸命だった夜
沈黙ってこと考えた夜
意味のあることの無意味に無邪気に向き合った夜
丸腰なんだからと強気で弱気だった夜

一生懸命泣いた夜
偉いってこと考えた夜
言葉は言葉は言葉は言葉 ....
自分の秋との淋しい約束
ひとつ夜空に放り投げ
残った右手でコインを捜し
みつからなかったあてどなさ

自販機、君もそうだねと
横っ腹の泥みて思う
こたえる元気も失くしたか
いつまで、こ ....
痛くてみていられない
ごめんね、言うは易く
空はすみれ色だなんて
あやまちに戴けるとは

かの若さやまなざしは
時に光速を超え得てか
捉えられそして捉えて
鮮やかな軌跡は逞しく

 ....
四つの幸せ見つけたら
四つの苦い悲しみ捨ててみる
四つの微笑み拾ったら
四つの辛い思い出包んで仕舞っておこう


三つの白い花は銘銘にそよぎ
三つの国でそれぞれの春が終わろうとしている
 ....
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
…午後から首都圏は雪- もっぷ自由詩614-12-23
さざなみ- もっぷ自由詩414-12-23
ポエムとやくすとなんになる- もっぷ自由詩214-12-21
poemを訳すと何になる- もっぷ自由詩214-12-21
=★- もっぷ短歌214-12-12
暮らし- もっぷ自由詩614-12-11
ミルク- もっぷ携帯写真+ ...114-12-11
お友だちを紹介します- もっぷ携帯写真+ ...314-12-11
いつも紅い_えば・るーじゅ- もっぷ携帯写真+ ...314-12-11
路傍の衛星に- もっぷ自由詩214-11-23
- もっぷ自由詩514-11-21
水曜日- もっぷ自由詩414-11-20
光り- もっぷ自由詩314-11-20
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「エチュード」_2014.11.16_(一〇首)- もっぷ短歌2*14-11-16
えいえんはどこに眠る- もっぷ自由詩514-11-12
アロハ- もっぷ自由詩214-11-11
存在失格- もっぷ自由詩514-11-11
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「哲学ごっこ」2014.08.24_(6首)- もっぷ短歌314-11-5
「だいじょうぶ」_2014.10.15_(9首)- もっぷ短歌314-11-5
しゅん- もっぷ自由詩314-11-1
コイル- もっぷ自由詩314-10-28
地球市民である前に- もっぷ自由詩414-10-27
夜を駆け抜ける- もっぷ自由詩414-10-26
その歌_ver.2- もっぷ自由詩414-10-25
夜明け- もっぷ自由詩314-10-24
〇、記号を超えて_(四行連詩)- もっぷ自由詩4*14-10-22

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