すべてのおすすめ
かなしいままで眠らなくてはならない夜には
ちいさく 云ってみる 「にんじんのシチュー」
内緒で想ってみる ママと にんじんのシチューを
同時に 二つをやってみる 『にんじんのシチュー』

そ ....
叱られた痕を想えず一人居の宇宙で祖父はほほ笑んでいる


夢ばかり追い過ぎて消えたいくつもの夜想う時さやかな吐息


オリオンは故人を恋う夜ひたすらに心静まるかたちしている
{ルビ夕星=ゆうずつ}のけなげも知らず東京の空に物言うよそ者を撃つ


片道の切符求めて上野からママにスマホを観ている桜樹


災害時かならず守る{ルビ父母=ちちはは}の若い一枚みじめな矜 ....
おじいちゃんはいまどこにいるの
わたし、おじいちゃんのペスたちが
大好きだったよ
大きくなったらきっと
犬と暮らそうって
おじいちゃんとペスを見ていて
いつも思っていたよ

おじいちゃ ....
その少女の心にとって
世界はちいさな鳥籠のようなものだった
清潔な場でなくてはならなかったし
少女も清らかな心を懐いて
完全無欠な美しい絶対の四季の森の湖面に
常にさやかな漣をつくる風のよう ....
吾が髪の残り愛しくパソコンは「renntann」ばかりの日日に春立つ


立春のひかりは温し替えの無きいのち托せるふみ投函す
紅いベルベットのシュシュがほしいと
彼女は探している
二つ、希望している
左右に分けた長い髪のために
それは紅いリネンのワンピースに合わせるために
この冬わたしクリスマスを知らなかったもの
 ....
蹴っ飛ばす石っころのない路をお散歩したって仕方ないもの
町によおく聞こえるようにつぶやくと
神さまは教えてくれる
エノコログサが終わってしまうよ
云われて一番きついことを神さまはよくわかってい ....
宿ったのは冬
泣くばかりの少女
なぜと問う大人もなく
並木道 交差点 路地裏 あてもなく
公園で妖精の赤子を睨む ちいさな背中
融けた かつての白い結晶 雪うさぎ 南天の実
その くれない ....
緩慢に手を汚さずに隣人は企てているその背後には


母親は産んで五年の少年に姉を殺せと包丁渡す


しゅっちょうかたんしんふにんかせったいか父さんあたしいま痛くされてる!


{引用 ....
そうなんです
そのポピーですきっと と
云えなかったけれど あのつらい時に
うれしかった 教えてくれたひとが居た

ヒマラヤン・ブルーポピー
いますぐにあなたまで
駆けていきたい
会い ....
{引用=先生、わたしには尊厳なんて無いですよ
もともと与えられてはいないですよ
市民たちの娯楽のために生まれてきたようなものです
それがなぜなのかはわからないけれど
存在していることが非常に苦 ....
、暮らしながら
詩のような詩を書けてる
そういう人によごれた想いを思いきり投げつけて
それでどうなるものでもないのだけれど

わたしの今日を閉じて
いつか、
詩のような詩を書ける日日に生 ....
冬すずめ棺の道に轢かれおり


冬の夜ペンキ塗り立て触りたし


冬日向ページは確か二十八
少女は米国国旗柄のカイトを揚げて
LAの隣町の小学校の凧揚げ大会で優勝した
どうでもいい顔をして校長先生からみんなの前で表彰される
もうはずかしくて居たたまれず消えてしまいたかった

学校が ....
ポストには結句の位置に私の名あなたのいつものブルーブラック


諦めの歌を詠み終え自転車で今日の夕陽を撮りに出かける


たばこ喫うわたしとたぶんたばこ喫うあなたのままで禁煙席へ


 ....
さやかな水の流れを
逆にたどっていきます
かがやくあしたが呼ぶから なのに
なぜ逆に、とすこし不思議だったりします

どこまでも歩いていくうちに
真っ白かった靴が
うっすらと
やがて
 ....
先生は
安心して
お風呂に入って
食事もとって
もちろんお散歩も
って
ぜひお散歩はしてくださいって
あなたが人間として生きていくための大切です
って
ご心配のことなら大丈夫です
 ....
明日からは喫煙は罪という昨日うちの煙草を買い占めた客


自治体がタバコ屋たちに一時金くばったらしいああ憎らしい


あの店は昔いけない商売をしていたんだと孫にも残そう


禁煙法施 ....
私のお財布は
命の器だったんですね
使い込んでるがま口なんです
アンティークの布を使った手作り
パチンと開けると確かにみえる
銀のいろやら銅のいろやら いまは 私のコインたち
みんな実は  ....
紅の実 紅の実
紅の実は 凍える頃愛される
紅の実 紅の実
紅の実は 人恋しい頃愛される
間違えて色づいた 春の紅の実は
誰からも気にされなくて そっと佇む

紅の実 紅の実
紅の実は ....
聴力を失うのかな兆候は父と似すぎてあしたが怖い


妄想を診る医師だけが妄想じゃないと私を信じてくれた


三年前から始まった嫌がらせもしくは本気に「時」を失う


先生も最初は幻聴 ....
冬が好きだ
大好きだ
雪に歓べる東京だからかもしれない
それにもぐっていられる
隠れていられる
その他大勢のはずだと
きちんとしなさいうぬぼれるなと
もしかしたら
の恐ろしさの数数から ....
貧しい家の並ぶなかのぴかぴか
繁盛繁盛どうせブラックあるいはグレー
まれに清く正しく住人の味方のお値段の台所
お味も良くって だけど
いろんな意味で いろんなお財布
さあ
神さま
私と云 ....
こちら都会の外れから
見ると 帰っていく今日が置いてく 星一つ
{ルビ夕星=ゆうずつ}だ 星は
星は 星は 星は「無い」
とよそ者、に軽く云われる 云われながら
星は
星よ泣くな 私がわか ....
笑うから
愚痴云わないから
かならず笑うから

だから、
最強の履歴書を書くぴかぴかの「飲まない打たない買わない」私 なかなかに人とあらずはビオロンになりにてしかも音に染みなむ


なかなかに人とあらずは詞花集になりにてしかも詩に染みなむ


なかなかに人とあらずは雑草になりにてしかも風に染みなむ

 ....
神さまがいる
神さまがいない
神さまはいる
神さまなんていない いなかった

神さまはいた
けれど 去った 遠くへ
どこか遠くへ 遠くの遠くへ もう
、会えない わたしを捨てて いって ....
ずいぶんと良くなってきた肋骨の骨折り損と笑えるほどに


あたらしいメール友達さびしそう返信探すわたしもさびしい


会いたいとも思ってるけどと口ごもるメールが届く 真実の声


か ....
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スプーン_flip_side- もっぷ自由詩317-2-7
「余情」_三首_2017.02.06- もっぷ短歌417-2-7
「蒼い旗」_五首_2017.02.06- もっぷ短歌317-2-6
冬銀河- もっぷ自由詩117-2-5
いたる- もっぷ自由詩1117-2-5
「立春」_二首_2017.02.04- もっぷ短歌1*17-2-4
冬雀の夢- もっぷ自由詩517-2-2
三丁目の彼女- もっぷ自由詩117-2-2
あかい靴- もっぷ自由詩317-2-1
「辞世にはまだ遠く」_壱_~2017.01.31- もっぷ短歌117-1-31
ブルーブルーブルー- もっぷ自由詩317-1-31
それでも明日の夜明けが見たい- もっぷ短歌2*17-1-31
そういう人に- もっぷ自由詩117-1-29
étude(冬三題)- もっぷ俳句1*17-1-28
スプーン_anemone- もっぷ自由詩217-1-27
雑詠五首- もっぷ短歌217-1-27
シャンデリア- もっぷ自由詩117-1-26
暮らす- もっぷ自由詩117-1-26
if_so_「禁煙法施行」_五首_2017.01.25- もっぷ短歌117-1-25
私のがま口- もっぷ自由詩217-1-24
くれないの実- もっぷ自由詩117-1-22
かおるのおと_「時」_2017.01.22- もっぷ短歌217-1-22
2017.01.21「冬が好きだ」- もっぷ自由詩317-1-21
2017- もっぷ自由詩117-1-20
星よ- もっぷ自由詩417-1-20
こころ- もっぷ自由詩2*17-1-19
「ある意味」_一首_2017.01.19- もっぷ短歌117-1-19
「片道切符」_三首_2017.01.19- もっぷ短歌2*17-1-19
デイジー- もっぷ自由詩317-1-18
「人間だもの」_五首_2017.01.17- もっぷ短歌3*17-1-17

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