すべてのおすすめ
舌がある
それで君を舐めようか
冷えた舌先が触れるとき
君の肌で
どんな音がするか
固まった
ちいさな
ちいいさな結晶が
溶ける音がするか
こんなすこし暑い季節なら
しゅと
音が ....
埒もない想いに身を委ねてしまうのは
この季節特有の気紛れと

触れて欲しい

昨日までのわたしを脱ぎ捨てた
わたしのこころに
この瞬間に生まれ変わった
わたしの素肌に

季節は夏
 ....
分かりました
と、子ネコは言って
二度と君を捕まえません
と、ネズミに約束したものの
握手しようとした指先から
鋭角の爪が伸びてきます。

分かりました
と、ネズミは言って
二度と君 ....
みんな記憶の再現だ

サービスも

愛も

期待も

あやまちも何もかも


青く割れた

西の方角

夜が割れた


みんな記憶の再現だ

サービスも

 ....
この赤い空を見て

あなたは何を思う?

この星空を見て

あなたは何を思う?

この雨雲を見て

あなたは何を思う?

この稲妻を見て

あなたは何を思う?

私はね ....
狭い部屋なので
多くのものを置けない
だから
多くのものが載っている本を
たくさん買おう
そう思って
まずは大きな本棚を買ってきた

本屋に行って
買えるだけの本を買ってきた
本棚 ....
                     2007/06/20


さて今日は、
この辺でお開きと致しましょうと
缶蹴りをしたつもりの鰹節の鉋に蓋をして
戸棚に収めてニルバーナー過程に入り ....
   一


寝息をたてている。
親父も最近、まるなったな。


福岡に住んでるとき、
一晩かけて車で京都に帰ってきて
舟岡山で大文字をみるのが毎年夏休みの楽しみでさ、
兄弟三 ....
見知らぬ駅を

見知らぬ時間に

月が夜を

青い海にしている


ひとりでは癒やせぬ

傷をかかえて

うろうろとしている


見知らぬ駅を

見知らぬ時間に
 ....
明日の予報を お伝えします

明日は森でしょう
明日は森でしょう


明日は森だから
いつもよりたくさん歩こう

明日は森だから
少し深呼吸しよう

明日が森なら
わたしは、 ....
未来なしの今だから

今を生きている私です

まいにちの

ちいさな喜び

見つけることが得意です


過去の泥ぬま怖いです

こんどの手術はお断りです


未来なしの ....
蝶が風を舞う
オレンジの雫
ピアノの囁き
花が咲き乱れ

パキラが育ち
エアコンの下
アイスを食べ
お昼寝の時間

ギターを弾き
ポップを歌い
楽しいひと時
友達から電話
朝日を浴びた
午前のビルは眠る

ホワイトカラーは忙しく
陽のすがすがしい建物を行きかう
日々新しい計画をその通りに実行する

神経情報が生き生きと色彩豊かに
インターフェイスに表示さ ....
 走り去る季節
 振り返ることなく
 
 
 いじらしい子供達がふざけあっている
 それでいい
 問題はない

 梅雨晴れの空には飛行機雲
 空を割っている
 心奪われる
  ....
桜の小枝にかえります

ほのかに色づいては
失うそぶり、の
はかりごと



お逃げなさい、と
ともる影

うなずく首は
まだみじかくて

黒の
とちゅうで
染 ....
夕焼けになって
曇り空も夢の中ね

大丈夫だよ
あたしたちは寝不足気味の眼をこすって
それでもここに居ていいみたいだから

明日は晴れるよね?

永遠なんて信じてないから
変わ ....
大丈夫
俺が
ゆくとき、
あいつが
もしも
あいつが
まだ生きているようなら
俺が
必ず
連れてゆく
だから、
いいか
お前は
あいつを恨むことで
己の穴まで
掘らないで ....
古本屋の中で
眠ってた
本を抱いて
それは湿気ていて
暖かかった
店番の
おじいさんは
お弁当を食べていて
たまに
お茶をずずーっと
すする音
幼稚園から
逃げ出してき ....
靴をぬぎすてて
乾いた道を疲れるまで
進んできた
僕は裸足が好きだ。
裸足で土を踏みしめるのが
好きだ。
ときどきうめき声をあげさせられる、
そのふいの痛みが、なにか重大なことのレッスン ....
欠落を隠すのは、詩人に非ず
じっとしているそこのあなたよ、
ひとしきり震えた後、その後悔を夜の海に葬り去れ

去れ!
月明かりの美しい夜に、深い幻を作り出せ
流れはじめた後悔は、どこへ流れ ....
ちいさい頃
留守番の夕暮れ時
椅子の下だけが安全な場所で
  顔が出たら溺れてしまう
  足が出たら喰われてしまう
と思いこんでいた

入学式前
ランドセルを背負ってみたら
ランドセ ....
これは

その日もまた風の吹く日で
風の吹く日の桟橋は弾んだ
黒い深い雲は西へと進み
それでいて天上から尽きる事はなかった
赤銅色の鉄板が跳ね上がる
同色の鎖は少しも流れていかないように ....
その人の
麦藁帽子の影落とし
額の重さが
夏になった
赤く錆びた鐵骨マエの死体から
頭でっかちの奴らが、ふたたび湧き出す
怒涛のごとく押し寄せる攻撃は、日に二度ほど
きまって朝と夕 規則正しくやってくる

その、ぶよぶよした肌に刀を突き刺すと
 ....
妖精になりたいな

虹色の翅をひらひらさせて
花の蜜を吸って暮らしたいな

気まぐれに梢を揺らしたり
あなたの帽子を飛ばしたり
満月の夜には月明かりの下
湖を滑って遊ぶの

月の光 ....
何処までも澄んでいるという
明日の空を夢見て
僕は
視線を泳がしている
 
世界の涙を粉にして
混ぜ込んだ、砂場の真ん中
僕はただ
足をばたつかせて
 
 
 (腕を広げて、飛び ....
寄り添う民は顔を並べ 
一つの空を仰いでた 

真綿の雲に腰かける  
マリアに抱かれた幼子を 

逆さのままに
舞い降りる天使等は 
丸い顔で母子を囲み 
小さい両手を重ねてた 
 ....
              1998/06/28

しかし、SRは軽快に、
小粋に走りたいものです

400ccが本命でしょうね
もう少し軽く、足回りも華奢に

街乗りでは今のは少し重 ....
たあいも ないことで
かんたんに

きずついたり
しぼんだり

やわらかな 
きみの たましいは

まいにち とっても
いそがしい

だけど どれだけ
いそがしくっても

 ....
この水滴はなんだろう
風に混じりながらほそながくのびてゆく知らない子供のよだれ
常磐道
星をちりばめてする虫たちのセックスのしずかなマジさ加減にびびりながら
自転車の沈む前輪と後輪 ....
小原あきさんの自由詩おすすめリスト(2108)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
触れること- 水町綜助自由詩29*07-6-22
- 恋月 ぴ ...自由詩43*07-6-21
ライバルの諸相- ブルース ...自由詩607-6-21
記憶の再現- 吉岡ペペ ...自由詩507-6-21
いつもの空を見て- 森下 流 ...自由詩5*07-6-21
本棚- ぽえむ君自由詩13*07-6-21
むー。- あおば自由詩15*07-6-21
ダブルクリップ- はらだま ...自由詩14*07-6-20
青い夜- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-20
祈り- 長谷伸太自由詩507-6-20
未来なし- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-20
平凡な日々- ペポパン ...自由詩6*07-6-20
レム睡眠- アハウ自由詩707-6-20
寝ぼすけ- 山崎 風 ...自由詩7*07-6-20
爪飾り- 千波 一 ...自由詩12*07-6-20
楽園- 優飛自由詩7*07-6-20
あいつ- FUBAR自由詩5*07-6-20
ちゃいろい- 花平すり自由詩607-6-19
コンティニューム- 美砂自由詩7*07-6-19
後悔無用!- おるふぇ自由詩4+07-6-19
ランドセル- ふるる自由詩16*07-6-19
山羊と桟橋- 肉食のす ...自由詩6*07-6-19
影落とし- 石瀬琳々自由詩16*07-6-19
奴らを高く吊るして- atsuchan69自由詩2*07-6-19
妖精になりたい- 未有花自由詩14*07-6-19
離陸- 山中 烏 ...自由詩6*07-6-19
雲の上の母子像_- 服部 剛自由詩607-6-19
SR400- あおば自由詩12*07-6-18
やわらかなひと- 松本 涼自由詩907-6-18
メガ- モリマサ ...自由詩1007-6-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71