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たった今、水とルーだけのカレーをアルマイトの鍋で作ってる途中だ。煮えたら、茄子とキャベツの野菜炒めをそこへぶち込んでやるつもりだが、男の料理だし、丁寧に作るつもりなど初めからまったくない。肉がないので ....
かたく凍った夢を砕いて
画用紙に宇宙を描いて暴れだす
果てのない星々の海は瞬き、
チビけた鉛筆が一本
煌く銀河を縦横無断に奔る
つめたく凍った言葉を融かして
原稿用紙に文字を紡いで ....
「俺様がどれほど鮮やかな色で
みごと第一連を美しく染めたとしても
賛美の対象はあくまで作者だろが。
ふん、馬鹿らしくてやってられるかい!
こうして群青は捨て台詞をのこし
肩で風をきると、 ....
七分袖のボーダーTシャツに
リネンの濃紺ジャケットを羽織り
干して乾いたチノーズを穿いているけど
やっぱりチノパンは塩水に濡れて
少しダボダボになったやつが好きだナ
(不自然に重いし、
....
赤く錆びた鐵骨マエの死体から
頭でっかちの奴らが、ふたたび湧き出す
怒涛のごとく押し寄せる攻撃は、日に二度ほど
きまって朝と夕 規則正しくやってくる
その、ぶよぶよした肌に刀を突き刺すと
....
( 錆びた鉄筋を剥き出しにした、
崩れかけた支柱が夕映えの空へと伸びる )
すでに蝕まれたコンクリートの構造物に滲みる、声
絶間ない、呪いにも似たその響き )))
おそらく、何ら ....
遮光カーテンの四隅に朝が零れている
うつ伏せで眠る君をベッドに残し、
素肌にすばやくドレスシャツを着て、
夜の逞しい身体は、そっと部屋を出てゆく
落ちてゆくエレベーターのなかで――
右手 ....
小原あきさんのatsuchan69さんおすすめリスト
(7)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
カレーの庶民_★
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atsuchan69
自由詩
6*
14-7-22
チビけた鉛筆の唄_★
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atsuchan69
自由詩
29*
09-6-27
言葉たちの反乱
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atsuchan69
自由詩
10*
07-9-18
デッキシューズと貝殻
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atsuchan69
自由詩
11*
07-7-9
奴らを高く吊るして
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atsuchan69
自由詩
2*
07-6-19
腥風
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atsuchan69
自由詩
11*
07-5-30
詩人のプロフィール☆
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atsuchan69
自由詩
16*
07-5-26
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