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雨と曇と雪のたましい
晴れ 無 晴れを生きては死ぬ
この痛みに痛み降れ
この痛みに痛み降れ


何も言わずに銀の語る朝
謂われなき火が窓に点る
誰も去ることを知らぬ ....
消えかける
蝋燭の火に
あわてる


誰も来ない日
菓子だけが
華やいでいる


もういいから
そう誰かに告げられたかのように
途切れている


数十年に一度 ....
飛び立つ鳥のかたちの木と
降り立つ鳥のかたちの木とが
風のなかでとなりあい
はばたきと狩りを語りあう


常にどこかにいる冬と
めぐりつづけるものらとの
軋轢の色とかけらが ....
空わたり沈むまなざしみずたまり



二季またぎそよぐ野の墓みずたまり



何も得ず何も見ず居るみずたまり



輪を{ルビ描=か}かずめぐる生の輪みずたまり
 ....
木々によるさまざな動議が
夜の土に投げ出されている
光源を追い抜く影の群れが
道を軋ませ ころがってゆく


空は三つの重なりから成り
そのどれもが朝から遠く
空は
自由 ....
降りつもる首しめるよに降りつもる信じることのできぬしあわせ



ひとつまみふたつまみして倒れゆく小さな夜の集まりの塔



家の背にあふれはばたき打ち寄せる星に至る火 ....
soft_machineさんの木立 悟さんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとつ_はなれる- 木立 悟自由詩308-6-10
6・17_昼- 木立 悟自由詩1007-7-1
ノート(かたち_さざめき)- 木立 悟自由詩1207-6-24
みずたまり- 木立 悟俳句1107-5-20
夜と自由- 木立 悟自由詩607-5-16
夜未記- 木立 悟短歌807-2-16

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