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そよ かぜ
いらいら ゆらゆら 
かぜ

かな しみ
よごれて いたんで
あめ

 ―あめ

一本松でみたよな
景色を
ここでもなぜか見える気がするよ

一本松でみたような ....
雨の夕暮れ
うそはまばたき

影の下
ぼくはうそつき

路面をみてごらんよ
路面を

路面を見てごらんよ
路面を

神頼み
なみだはかがやき

空の下
ぼくはうぬぶれ
 ....
黄金の水を  とくとくとく
あわの神秘に どきどきどき

ごくごくごく

ごくごくごく

毎日僕は
繰りかえす

熱くなまった
僕の身体は
どうして君が
欲しくなるのか

 ....
ダンボール箱
いや、もう、箱ではない
これに
俺は
云いようもないさみしさを覚え
やあ、俺が
もう、君のよに、なってしまったら
どうしよか
なりたくはない
ダンボールのよに
雑用さ ....
素面のふりした大酒のみの{ルビ商人=けちんぼ}たちが
貧相で乱れた俺の姿を
{ルビ無料=ただ}で否定するならば
吹笑するより他にない

ケララ ケラケラ ケケラララ

聖徒を気取った薄学 ....
見たか?
あれを―
空にいる、ああ、大きな大きなあれを。

見えないなんて云わせないぜ。
視力のいいやつ悪いやつ、関係ない。
見えるだろ?

鉄の塊ではない、
謂わば、世界を背負った ....
汗ばんだ、女の子に魅力を感じます。
僕は、決して、自然が好きではないけれども、
わきを開けて、スプレーを吹きかける女の子は、
好きではありません。

そのわきに、剃りのこった、毛があれば、
 ....
さわやかとはなにか
やさしいのは春か
掃除機のきゅいーんが
許してくれるなら

行けばいいのですよ
さみしくなんかない
お空の飛行機が
落ちてしまうのなら

苦しくはな ....
憧れるんです

田んぼの広がった
いや、あまり広がりすぎてはならぬ

緑あふれる、水車は回る
羊はめいめい、雲はゆったり
笛の{ルビ音=ね}ひゅるる

ひゅるるるる

右手に本を ....
西の国の王様は嘆いた。
彼の一番に大切にしていた海より青く世界一珍しい、
自慢の鸚鵡が逃げ出したのである。
王様は独身だった。彼は早くに両親を亡くした。
彼は悲しさをわかりたくないと、その鸚 ....
薄情なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。

無礼なのは
どうやら僕も君も彼も彼女も
みんなそうなんでしょう。

きっとみんなわかっちゃいないんです。

愛や ....
世の中なんてみんな
白痴ばかりじゃあないか

コンビニエンスストアで
大音量の着信音が響いた
居酒屋の出口で倒れている君
それでも酒を提供する男

彼が殴られたことや殴ったことを
た ....
やさしい風をつかまえたのか
狂った君にはできるでしょうよ

昨日の悪さを覚えているか
あの子の名前を忘れていたろう

そこに幾千の星が待っているのか
おいおい、じいさん長くはないぜ

 ....
待っています。
待っているのです。
あれを。

私は誰だって?

ふふーん

どうか、苦笑しないでくださいよ。

わかりました、ではヒントをあげましょう。

私は、
バス停に ....
僕ハツマリ寂シイノデス。
目ノ前ヲ行ク、男女ノ仲ヲ、
壊シタクナド、テンデアリヤシナイノデス。

僕ハ悲シクアリマセン。
オ星ニ誓ツテ言イキリマセウ。
ダケドモ涙ヲトメラレマセン。

 ....
宇宙旅行にでてみよう

銀河なんて小さなもんだよ
彼女はきっと映画のような
景色を期待しているはずだ

天の川には人はいないぜ
神話の世界は現実逃避
月がきれいだ君は衛星
それでも地 ....
傾くギターに手を伸ばし
{ルビAm=エーマイナー}を鳴らしたら
なんだか「破戒」を思い出す

もうすぐおやつのじかんでしょうか
白いお空はまぶしさをみせて
痛いな気分は丑三つ時だよ

 ....
幼いなんて言わないで
私は確かに幼いけれど
十分何でも知っています

幼いなんて嘘やさかい
私は来年成人するし
お酒の味も知っ ....
地下鉄に揺られています
あなたは今何をしていますか

僕今ちょうど北大路駅
あなたは今どこにいますか

僕が揺れる地下鉄は
君がいるような夢心地
君の笑う顔が
僕の頭の中を巡るよ
 ....
水町綜助さんの蔦谷たつやさんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一本松- 蔦谷たつ ...自由詩1107-6-17
路面- 蔦谷たつ ...自由詩16*07-6-2
黄金の水- 蔦谷たつ ...自由詩9*07-6-1
土曜日の夜(小雨だった)- 蔦谷たつ ...自由詩12*07-5-20
アナキストを哀れむうた- 蔦谷たつ ...自由詩10*07-5-16
フォークソング- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-5-16
それは、もう- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-5-10
薄情娘- 蔦谷たつ ...自由詩11*07-4-21
いいなあ- 蔦谷たつ ...自由詩8*07-4-15
鸚鵡の偉業- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-4-9
嘆くこと- 蔦谷たつ ...自由詩807-4-7
白痴のいる風景- 蔦谷たつ ...自由詩9*07-4-4
川のそば- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-4-1
待ち人- 蔦谷たつ ...自由詩807-3-30
ボソリズム- 蔦谷たつ ...自由詩607-3-30
ソニック- 蔦谷たつ ...自由詩7*07-3-28
夕刻を待つ- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-3-22
童顔であること(微笑)- 蔦谷たつ ...自由詩707-3-21
地下鉄- 蔦谷たつ ...自由詩5*07-3-15

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