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牡鹿の角の突き刺すは乙女
鱗が煌めく魚の祝福の舞いも
こちらを見詰める小鳥の円らな瞳も
世界を着飾っていくわ
血の通う白さはなんて狂おしいのでしょう
素っ気無い黒猫も
願いが叶 ....
庭の綺麗な模様の蝶々が舞ってる
水槽の金魚が馬鹿みたいに餌をねだってる
大人に近づくのが嫌な女の子が逃げ回ってる
誰もいない空は星が点滅して僕を揺らし
隣の君の大きな目には強さがこぼれる
....
昔、狂うほど聴いた曲に縋る
あの音楽家たちは
私を麻痺させたまま停止
狂ったまま
狂ったままよ
愛しさの故
憤慨する
呼吸困難さ
未だ私は水攻めに
自ら溺れてるよ
遠い ....