文字と言う道具を使って
 見も知らない 人に
 メッセージが送られる

 人それぞれの ステージで
 それは いろんな色に変わっていく

 変わらないもの
 永遠に続くもの

  ....
逃げ回って
追いかけて
払いのけて
握り締めて
振り解いて
縋りついて
そして のた打ち回る

そんなぼくを
流れる雲が嘲笑っている
 バケツに頭を突っ込んで、水の中の微生物
を見ていた。はがれそうなコンタクト。ギリ
ギリのところで私は目を閉じる。
あれ?今、確かにイカダモが!

ザバアッ!

顔を上げた勢いで、バケツ ....
これから、お出かけ

終りに出来ないの
生きることは
終りに出来ないの
私が言った
命を授かった時からとは言わない

失ってから知った
いかること
かなしむこと
よろこび
わら ....
罪色の花が薫ります。

あやまらなくては
いけないことがあるのですが、
これは秘密。

わたしは、わたし
これ以上これ以下でもない事実
ああ絶望を失った
その時から過ちは秘密となり果 ....
ミカンが泣いています。

かごに山ほどいた仲間が一つずつ

確実になくなって

心中すら約束した最後の仲間も

突然、消えてしまいました。

失ってから分かることは

あまりに ....
宣告を受けた日
私たちは意外なほど冷静だった
それはおそらく
屈強な父の姿には癌という病名が
あまりにも似つかわしくなかったからで

父はいつもの如く寡黙だったし
私 ....
ガラン ゴロン
缶入りドロップをふると
そんな音がする


家を飛び出したはずの僕が
すっかりぼろぼろの身体になって
そんなふうにまた転がり込んできたとき
せっかく作ってくれた料理を
 ....
お茶をいれましょう
このひとときが素敵

緑の森を連れてくる葉っぱに
深呼吸

ヒトハダよりも フタハダの
温かな水で
ふたりぶん

カップは
お気に入りをひとつ ....
通勤電車に迷い込んできた
一匹の赤とんぼ

比較的空いている地元の電車
珍しい訪問者に
乗客たちの目元が緩む

夕焼けこやけの赤とんぼ
まだ朝だけど赤とんぼ

*

赤とんぼは ....
周りに影響されたくない
自分は自分でいたい
好きなバンドが歌ってる
僕は今
それに影響されている

考えても矛盾しか生まれない
結局 最後に勝つのは
「なすがままに」なんだろうか

 ....
はらからの反対語ってなんだろう。実はずうっと考えています
日本語の何を愛好するんだろう。やっぱりずうっと考えています

我はシサム我はヤマトンチュ国の名は知らない彼女のカイビガンだよ
西はイリ ....
朝のやかん
なぞって
もう一度寝る
エビの夢を
見ながら

+

階段
すべてが
階段
そんな
建物

+

夕刊の
「帰」という字を
黄色く
塗っていく ....
はじめに

・引用が多いですが、まず詩全文を読んでから本文を読まれることをお勧めします。まず、先入主なしで、詩を読まれたほうがよいと思うためです。

・このシリーズでは主に小林レント氏の14, ....
何があったかも 何でなのかも いわないよ

ただ 今は 流していたいのだもの

ポンポン と 肩を叩くキミに ボクは 言ったさ

顔が真っ赤に はれてるのは さっき食べた プルコギが ....
水なりに進んで行けば轍と気付き

ぬくい手を裏返し裏返し持っていき

一画のひらがな全部繋げたような川
べり

舞い上がる葉のごとく蛾のひとひら

石蹴って歩く子らを蹴って歩く

 ....
{引用=
夜更かしの 扉を開けた 明日という日
重たい まぶたに つっかい棒
ぱちくり ぱちくり
とろ〜ん
とっとっとっ と
言わけの できない にが笑い

ふかみどり
ふかみどり
言葉を手わたし
笑むみどり


腕の輪まるく
伝うしずく
胸をすぎる
こがねの尾


風のなかをふり向けば
たくさんの声が消えてゆく
 ....
29歳の僕と53歳の N さんが
向き合うテーブルの上に離れて置かれた
2つのコップ

減り具合もそれぞれに
薄い道の途中で{ルビ佇=たたず}むように
遠い未来の方から
おぼろにやって来 ....
ほっぺの紅い小さな女の子が
  飴玉を僕のてのひらにのせた


いや 僕はいらないよ

   煙草があるからね

ほら お母さんも笑ってるよ


僕は君より少しばかり大人だから
 ....
別にそんなに私の名前が変わってるとか、あんまり思わないんですけどね、
いたって普通だと思うんですけどね。
だからそんなに興味ないと思うんですけどね…ぶつぶつ…
でも一応お答えしようかなと…ブツブ ....
  以前、他のところへ投稿した作品を今朝現代詩フォーラムに投稿した後、考え直して1時間後に削除しました。たまにやるんです。投稿しようか迷った末に投稿した挙げ句、やはり削除する事を。

  その作品 ....
シロナガスクジラの一家が
泳ぎ回れる程
頭の中は巨大だった

目の前は
人いきれで
ぎゅうぎゅうの
すし詰め状態

心が
あっぷあっぷで
溺れる前に

お風呂を
すみれ色で ....
あなたの
しあわせ
のぞまぬ 
かくどで

ゆびの
ささくれ
みつめた
そのとき

だいじょうぶ
だよって
わたしの 胸を

ひゅう
     って 
 かける

 ....
時は無常にも過ぎてゆきますゆえ
おおきな流れを知って
現在地の私を知らなくてはなりません

息を静かにして
痛みの在りか
涙の在りか
かなしみの在りか
在りか
ひとときの微笑
つた ....
わたしの血は
青く青く沸騰し
ゆらめきながら立ちのぼり
はてしなく透きとおった
青をふらせた

しなだれた渇望のからだは
ゆく先のしれないおもいと
めまいの予感を内包していた
いよい ....
むねのなかに
がらすだま
があるんだっておもうと
うまくいった
らむねのびんみたいに
がらすだまを
くぼみにひっかければ
ことばだって
ちゃんとでてくるんだって

すきなこと
や ....
なくのはオヤジだ
エンキドゥ
おまえじゃない

音の届くところには
光はない

光があるところには
ことばの木が茂り
キッコロ コリララ
生まれたばかりの
声がする

 ....
夏の終わりをみんな
惜しんでるようだけど


おいらたちに
まかしときな


スッパイ夏つめこんで
あなたのコタツに届けます!


(2005深秋、解禁予定)
その大きな手は
いつもどこかにあって
5才の目には映らない

小さな手で
探し当てたのはシャツの端っこ
まよい子が迷子にならないように

届くはずがないと
街の底から見上げれば
と ....
しらいし いちみ さんのおすすめリスト(1064)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
心だけは羽ばたけ- 炭本 樹 ...自由詩5*05-10-1
無様- 水島自由詩1*05-10-1
喪失の記- 木葉 揺自由詩6*05-10-1
約束の空- こしごえ自由詩9*05-10-1
過失- こしごえ自由詩11*05-10-1
ミカンの誇り- ブルース ...自由詩4*05-10-1
宣告- 落合朱美自由詩20*05-10-1
缶入りドロップ- ベンジャ ...自由詩8*05-10-1
ティー・タイム- 未詩・独白6*05-10-1
赤とんぼ- ミサイル ...自由詩805-10-1
信じられる言葉- 自由詩3*05-10-1
はらから/御中ではなく、言葉そのものに- 小池房枝短歌14+*05-10-1
小詩集「書置き」(一〜十)- たもつ自由詩1705-9-30
ある15歳の経路/小林レント讃1- 渡邉建志散文(批評 ...10*05-9-30
プルコギと映画は涙の理由。- 仲本いす ...自由詩4*05-9-30
022- 黒川排除 ...川柳205-9-30
あくる朝- ひより未詩・独白3*05-9-30
金と緑- 木立 悟自由詩1205-9-30
2つのコップ- 服部 剛自由詩9*05-9-30
煙草と飴玉- なごまる自由詩2*05-9-29
人生に影響を与えないような些細な疑問〜何故アザラシと戦うのか ...- アザラシ ...散文(批評 ...22*05-9-29
詩の置き場所について- 恋月 ぴ ...散文(批評 ...16*05-9-29
*くじら*- かおる自由詩10*05-9-28
かまいたち- umineko自由詩5*05-9-28
在りか- こしごえ自由詩10*05-9-28
青い果実- こしごえ自由詩13*05-9-28
らむね- アンテ自由詩10*05-9-28
エンキドゥが泣いている- あおば未詩・独白4*05-9-27
夏充填120%- たりぽん ...携帯写真+ ...12*05-9-27
震える手- LEO自由詩6*05-9-27

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