プルコギと映画は涙の理由。
仲本いすら

何があったかも 何でなのかも いわないよ

ただ 今は 流していたいのだもの

ポンポン と 肩を叩くキミに ボクは 言ったさ

顔が真っ赤に はれてるのは さっき食べた プルコギが

熱かったからだもの

それでも まだ 流れる これをキミは触って言うの

しょっぱい これは なんだろう って

だから ボクは また言ったのさ

さっき見た 世界の中心で 叫ぶ あの純愛映画が

とても感動したんだもの って

それでも キミは くすくすと笑いながら

ボクの 食べ残したプルコギを

笑いながら 食べたんだ

おいしいって 言いながら 食べたんだ。


自由詩 プルコギと映画は涙の理由。 Copyright 仲本いすら 2005-09-30 22:08:30
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