もう良いことなんか何も無いから
デザートを食べよう
甘い
甘い
デザートを食べよう
何がいいかな
さあ並んでちょうだい
プリンやゼリー(でも、少し物足りない)
シフォンケーキ(ぼそぼそ ....
 生命(いのち)が
 直列の文字で記述された糸切れであるとは
 なんと不思議で美しいことだろう。
 あなたも
 そして私も
 短い命の糸切れ。
 しかしその短い糸切れが撚り集まって
 太 ....
おひさまは 遠く
おひさまは 居る


どんなにたくさんの子の絵のなかで
ぐるぐるまるに描かれても


誰も見つめることも
近づくこともできずに


おひさまは ひ ....
君と僕がいない 夏の陽に ふと振り向いた我が恋は
        あまりに異質で けれど愛しい

この恋に 気づいたときは 手遅れで
        命かけても あきらめられない

なんとなく 落ち込む夜 ....
空におちた種

芽がでるように


きせつが

ころがりだす
     散乱する格子らに
     畏まって居られないらしく
     文字達が泳いでいる
     水族館にしては蒸し暑いし
     少しも苦しくない
     もともと肺呼吸がとくい ....
薬指で唇をふちどる
慣れるということはない
深々と 息を吸う
いっそ無心に吸う

わたしのごちそう
仰ぐ因子
風を口にふくむ
上昇する本能

ここは分解の森
わたしは湾曲した小さ ....
ふう

夏が終わろうとしてる


僕はきみと
冷たいキスがしたくてさ?

氷の入ったグラスから
たくさんの水を飲んだ



そしたらハラグアイが
少しね



夏の終わりは
そんなアンニュイ
何をしたら いいんだろう
何処へ 行けば いいんだろう
ぽっかりと 空っぽの心
漂うみたいに 歩く 道々
ぷちっと 千切った 草の葉を
唇に当てて 吹いてみる

ぴー ぴー ぴーーー
 ....
あれは冬だったから
あの月とは違うけれど
1月10日のあの街の
あのビルの森の上に出ていた月と似ている

8月
今夜の朧月

明日
現世は終戦記念日だという

夏が折り返す
も ....
「黙祷」
一瞬でざわめく声は途絶え
耳に煩い程の静寂に包まれる
この時を待っていたんだ

***

「しらかんば」
呟いた唇からは
ただただ灰色の煙が零れるだけだった
既に頭の半分 ....
盆休みのUターンラッシュのクルマの群れ
へのへのもへじのおとなたち
なんか語呂が好いなぁと口笛を吹く
潮溜まりではイソギンチャクが手を振って
近寄ってはいけませんよと
ダボハゼのおかあさん
 ....
流行りの歌しか聴かない君が
着メロにしてるのは名曲カノン
君らしくないねとからかう僕に
だって好きなんだもんとはにかんだ

すれ違いが目立ち始めた昨年の夏
焦りとは逆に僕らの溝は深まるばか ....
わたしは 生みの親だもの
おまえが憎いわけは ない

けれども わたしは 手を貸さない


さぁ

潔く 
心地良く
羽ばたいて ゆけ



誤解も あるだろう
嫌悪 ....
 25年前放送というシルクロードを見た。
 天山の白い峰々は今も変わってはいないだろう。
 砂の嵐も吹き続けているだろう。
 陽にやけたしわ深い老人をいまも見かけるであろうし、
 赤い衣装を着 ....
もし人間が 地球で一番のゴミだとしたら

この地球は 宇宙で一番のゴミ箱なのかな

僕等人間が 好き勝手描いた夢は

この日まで 生きるために使ってきた

エネルギーの 何分の一の大き ....
空が終わりかけている
月が想いを失っている
星が笑いかけている
罪を思い出している

誰かが腐りかけている
雪に埋もれて眠ってる
明日が来ないと知っている
昨日が終われないでいる
 ....
8月16日(火) 晴 

昨日まで順調に育ってきたが、昨日の夜はしゃぎすぎたのか
ぐったりとした様子。縁のあたりがすこしほどけている。

このまま人間の手にあると、野生に戻れない可能性がある ....
書けなくなったら
書くのを止めるまでのことさ

なんてこと
言ってみたいな

言葉の神様
どうか
私を
見捨てないでください
ギガ眼鏡に昆虫バイト
交わされる空中分離帯 
汗かいて曇りガラス何も知らない
早すぎた演技
導かれて楽になれるならこうやって想像しても意味がない
余り 嘘声 嘘態度の乱用呆れ果てて ....
きれいなあきびんを
ひろったので
ひとり
となづけた
ごしごしあらって
ちいさながらすだまをいれると
そこをころがって
からからおとをたてた
まどべにおくと
ひとりは
かぜやあ ....
空のみえるカフェ


待っていたひとは
こなかったのだけど、

ほどよく苦い
こーひーが 
ぼくのからだで
まるくなり

「とりあえず、
もうひと口」




ささ ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
 何もいらないだなんて、 真っ赤な真っ赤な嘘でして、 涼風の あしくびさわる 夏逢瀬 八月の暦に耳を押し付ける少年いつしか海原のうへ


生い茂る真緑の原に埋もれゆく廃工場に響け恋歌


遠回りで帰る夜道に横たわる近道えらびし野うさぎの母


飛行機を追うてふもとの村 ....
てとらぽっとは海につながれて
夕日が燃えて琥珀に変わるのを
見ていた

さよなら
さよなら
さよなら


駆け足で過ぎようとしている夏の
スカートの裾 ....
恥ずかしい

忘れていたなんて

どうかしてる

生まれたこと
消えゆく色を目に映し
それぞれの夏は過ぎて行く
しらいし いちみ さんのおすすめリスト(1064)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日のデザート- チアーヌ自由詩805-8-17
DNA- あるふぁ自由詩305-8-17
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城跡- たりぽん ...携帯写真+ ...505-8-17
かなわぬ恋に- 逢坂桜短歌9*05-8-17
初秋- アメウ自由詩6*05-8-17
泳げない八月十六日_(即興)- 窪ワタル自由詩12+*05-8-17
花火- こしごえ自由詩6*05-8-17
夏の終わりは哀しくて- 銀猫携帯写真+ ...14*05-8-17
草笛- さち自由詩6*05-8-16
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黙祷_三十秒思考- 虹村 凌自由詩3*05-8-16
初ヒッキーDJ、放送事故寸前- あおば未詩・独白5*05-8-16
カノン- 相沢邑人自由詩4+*05-8-16
うたの掟- 千波 一 ...自由詩16*05-8-16
旧シルクロード- あるふぁ自由詩105-8-16
CALL_CALL_CALL- 蒼穹自由詩5*05-8-16
継続- 雄太自由詩405-8-16
「麦藁帽子観察日記」- たりぽん ...自由詩4*05-8-16
no_title- 大覚アキ ...自由詩605-8-16
チョロコ- チQ自由詩205-8-16
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