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午後の紅茶に
隠れてます

笑ってるし!
恋のうたを私はうたう

恋には
希望があるからだ
もちろん
裏切りも
いさかいも
絶望だってある

だけど
傷つくのは
私とあなたで

その宇宙は
誰にもわたさない

 ....
ヤリキレナサという
生き物である

緑色の
細い草の陰で呼吸を
している

秋の虫ならばまだよかったが
ただ

月を浴びるのが日課らしい

正しいとか
正しくないとか

 ....
たもつさんの詩集が届く。注文してから、すでに2ヶ月が過ぎていた。発送元には何の罪もない。メールで注文したのはいいが、自分のアドレスを間違って入力していたのだ。いつまでも連絡がこないはずだ。ネットは、す .... あなたの
しあわせ
のぞまぬ 
かくどで

ゆびの
ささくれ
みつめた
そのとき

だいじょうぶ
だよって
わたしの 胸を

ひゅう
     って 
 かける

 ....
がんばったら見上げた空10センチだけでも
雲の切れ目から青の覗く
そんな世界を私は希望する

その青が
回りまわって
どこかで引っ込み思案に咲こうとしている
白い花の背中を押 ....
あなたに雨がふればいい
ブラウスが

やわらかく貼りついて
疎ましく思えばいい


あなたに雨がふればいい
ことばが
あなたを脱げばいい


小さな偶然を
言 ....
たった今
沈んだ太陽と
入れ替わりに東へと

十五夜

最も
輝かせるために
180度遠くに立った

雲も寄せつけず
風も追いつけず

ただ美しくあるために
冷たいくらい
 ....
さみしいだけ。 ざっぱーんとコンクリの上に金魚鉢 ぜんぶぜんぶ流してしまえ



ぱくぱくと撥ねる蹴る飛ぶ何を待つ 君の意思ではどうにもならない



じりじりと焼けつくものは太陽と 見まがう誰か ....
自転車置き場の
かたすみで

セミたちが吹きだまる

かさかさと
枯葉のように転がって

閉じない瞳で空を見る


川沿いの
桜並木が手を振った

親猫は
いぶかる子猫を ....
紫の灯りめがけて飛ぶ虫を 笑うあなたと笑えない吾と

 
そんな字がやさしさにだって欲しかった 高圧電流さわるな注意


君はいう 川面に映る街は幻 私はつぶやく 恋もいっしょだ
 
 ....
ジ 
ジッ と

命の 焦げる音がする

紫の
灯りに誘われて


やさしさは
銀の
電熱線だ

あなたに
触れて

私は
終わる

小さ ....
ほんとうに欲しいと思ったんだ
あの夜

だから
ここにいるだけで
しあわせ

夏が終っても
君が胸を泳ぐから
 

クロール


息つぎをせずに
どこ ....
休日をうだうだとねっころがって過ごす
時々
素足をぺとーっと
重ねて

あなたがうるさそうに
足をはらう
ので

わたしは
ごろごろとベッドの端へ

SOS
SOS
ベッド ....
−いとしさは
−追い込むために存在する


恋は坂道を
下る自転車
こころがきぃきぃと
あやういブレーキで

問題は
この下り坂が
どこまで続くのか、
という ....
久しぶりの帰省すると
父も母もさらに 
小さい

そのくせ
私の好物に
ことのほか敏感

いなり寿司とか
フルーツとか


裏手にある斜面の先に
小さな墓地があり

花を ....
むじゅん、って
じゅん、って
たとえば

コンビニ花火を終わらせる
水面に
じゅん、って

もう 二度と

きらめいたり
しませんように

かなしいまぼろしを ....
存在が
邪魔になるなら
風になるしかありません

あなたが
哀しまず
過ごせるようになるのなら

さわさわと
木々が揺れて
緑が街を
すり抜け

何事も  ....
恋はね
結局
摩擦熱だと思うんだ

ことばと ことば
むねと てのひら

触れあって
熱を帯びて

たぷたぷの
バスタブで
あなたを
ちょっぴり思い出す  ....
今日は地元では特別の式典。その時間を避けるようにシャワーを浴びる。ちょっと、少し、避けている。意識してることの裏返し、なんだけどね。

テレビの画面では、小学生があいさつをしていた。ある意味リーデ ....
しらいし いちみ さんのuminekoさんおすすめリスト(21)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
デビルマン- umineko携帯写真+ ...9+*05-10-31
恋のうたを私はうたう- umineko未詩・独白10*05-10-29
ヤリキレナサ- umineko自由詩7*05-10-23
こっそりと白の時代〜たもつさん詩集に寄せて- umineko散文(批評 ...18*05-10-8
かまいたち- umineko自由詩5*05-9-28
見上げた空10センチだけでも- umineko自由詩5*05-9-25
あなたに雨がふればいい- umineko自由詩12*05-9-19
十五夜- umineko自由詩5*05-9-18
かえるじゃないよ- umineko携帯写真+ ...13*05-9-17
夏へのオマージュ- umineko短歌3*05-8-31
うつせみ- umineko自由詩8*05-8-29
電気ナマズの夕暮れ- umineko短歌11*05-8-27
銀狼- umineko自由詩7*05-8-26
クロール- umineko自由詩18*05-8-24
国際アナタ救助隊- umineko自由詩5*05-8-18
ばいすくるのソネット- umineko自由詩9*05-8-16
ガーベラの眠るまち- umineko自由詩10*05-8-13
コンビニ花火を買いにいこうか- umineko自由詩7+*05-8-10
風になる- umineko自由詩5*05-8-9
フローラ- umineko自由詩4*05-8-8
立ち並ぶ銀色のビルたちと- umineko散文(批評 ...6*05-8-6

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