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ぬくもりを ペーパーの上に落としたら
ほと ほと と音がして
穏やかな色合いが生まれた
ずっと
ここに居られたらいいのになぁ.。
ころころ ころがって

ころころ ころころ 笑ってる

ずっこけて いてて ころ

怒っちゃって かちんかちん ころ

負けるもんか あちちっ ころ

そっか ごめん ぷしゅー こ ....
ぅはっ

今夜でしょ
明日でしょ
明後日でしょ
その次の朝まで

だいじな だいじな日曜日

誰のものでもなくて
あたしだけの 日曜日


ぅはっ
第1章 『世界にひとつだけのラムチョップ』

とあるところに、とてもとてもラムチョップが盛んに食されている村があった
ラムチョップ畑、ラムチョップの滝、ラムチョップショッピングモール。
とにか ....
ただひとつのことを

何百通りに 書いてみても

ただひとつのことは

ただひとつのことに

すぎない
泣きたいんだ
でも
どんな風に
悲しんだらいいのか
わからなくなっちゃった
シワにならない柔軟剤は
弛めの脱水の後
しわを伸ばして畳んでから干さねば
結局
シワになるのだった

この世の魔法は
何かしら条件や裏があって
そのため
純心なわたしは
物事の裏を ....
カップのそばで角砂糖が溶け出した

テーブルの向こうの景色が甘くゆがんで

青く透明な空気がゆれる

濃いめのコーヒーがくちびるにふれると

ひろがる香りとまざりあうことば

でき ....
君が夜勤のデスクで欠伸している頃
わたしの襟足は寒いから
結んだ髪をほどいて
お化けみたいになってる

メールする相手がいて
いいね
メールするのが苦じゃないなら
尚更いいね

首 ....
恋のうたを私はうたう

恋には
希望があるからだ
もちろん
裏切りも
いさかいも
絶望だってある

だけど
傷つくのは
私とあなたで

その宇宙は
誰にもわたさない

 ....
ごはん

うまい

ごはん

うまい


きれい


わたしはまだ

だいじょうぶだなって思う
ほほほと笑う

かにかにかにと縋る

草臥れた王様たち
不満だらけの猫
傷ついたサソリ
みんなの地球が
細くなるね
鉛筆削り

お金が欲しいと
知らん顔する
僕の良心に
ふ ....
みもふたもないはなしである

漱石の夢十夜の第一話
おんなはあっさりと死んで行く
おとこは大きな真珠貝を手にとって
庭に穴を掘り埋葬する
死亡診断書は何処にある
埋葬許可書はもらったか
 ....
私の中に
深く 深く
埋められたものたちを
日々に 深く
掘り返している

とても
大きな穴が
あく
おまえは いらない と
なにか かたちのないものが
あらわれて いいつのる

そんなことはない
わたしは ここにあるべきだ と
わたしも ぶつぶつと
いいつのる まいにち

それでも ....
     天気雨を見つめる瞳の

     涙はとどく

     空の王座に
見ていられない手つきで
君が包丁をにぎるものだから
僕は目がはなせない

指の皮すれすれで切り出される
それはきっと食べ物なのだろうけど

目を皿にしても
そこにおいしく彩られることは ....
    数十枚もの翼を持った
    金色の生きもののことを考えるたびに
    自分の内から眠りが消えてゆく
    そしてそのあとに必ず
    奇妙な痛みがやって ....
「権力」は相対的に弱い者しか気付かない。 会いたいと訪ねられても
指先に止まることさえ許されなくって
いつだって
危うげに空を舞う
今年も
冬は来る
夕暮れは
いつまで経ってもやってこなかった

川原に揺れる黄色は
菜の花のようにも見えたが
菜の花でないことはわかっていた
季節は秋

それでも遠目から見た黄色は
何となく春を思い出 ....
わたしが歩くと
風下が来る
今日は
羽だけの生きものが流されてきた
ただ生きているだけなので
また
流されていってしまった



羽だけの生きものは
風の柱をまわ ....
いくじなしです

ぼくはいくじなしです

あなたへの想いに

両手も

ポケットも

鞄も

引き出しも

ロッカーも

口の中まで

いっぱいだというのに
 ....
階段で滑って
尻を打つ

これで今年
三度目

お陰で
ケツの骨はこなごな

当分の間
悪いことできない

今日は
うつ伏せで寝る

りんが
突然死したら
だれか泣い ....
交番に相談に行けば
ここに来ても無駄だよという対応をされて
塾に行けば
結局は
自分の勉強力が勝負だよという宿題を出される

君に話しかけても
あなたは
同僚で人妻ですよという
たて ....
つぶやいた名が深く響く
空は{ルビ鈍色=にびいろ}をして時を孕む

いらっしゃい必然的本体
欲する無欲が降ってくる
浴びる黒髪

月光のもとの
涙する獣道で
懐かしく鋭い爪が轟く
 ....
エメラルドグリーンの
カーテン越しに
月におやすみ
泣いていた瞳は
滲んだ月ヘ飛ぶ

アイボリーの日記を閉じて
埋葬される文字たち
お別れの祈り
余白から文字を
包み込む

宝 ....
葉っぱの影に
潜むのはコビト

小人のような
生きものが
住み着いて
いるのです

風が吹いて
葉が揺れて
小人の顔も
笑ってる

秋が来て
葉が落ちて
冬になり
色の ....
ぴりか ぴりか いつかの空の あなたは知らない
敷き詰められて 赤い木の実
啄んだ日に 消えた

ぴりか ぴりか 最果ての木の実は 甘い ほろほろ
ほろほろ漂って染まる
茜の水面に 消えた ....
シリンダーから彗星がほとばしり
縄跳びの軽便鉄道は
宵の明星を目指すんだ

薄暗い星雲を踏みながら
ほら日本海、漁の送り火が
暗闇に星空をまねる

おなじ目的地の
 ....
しらいし いちみ さんの未詩・独白おすすめリスト(119)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひだまり- ひより未詩・独白4*06-3-3
ころったくん- ひより未詩・独白2*06-2-19
ぅはっ- ひより未詩・独白5*06-2-11
ラムチョップのおはなし。- 仲本いす ...未詩・独白4*05-11-2
ひとつ- こむ未詩・独白2+*05-11-2
_。- とうどう ...未詩・独白9*05-11-1
柔軟剤から紅玉- 蒼木りん未詩・独白405-10-31
角砂糖- mayaco未詩・独白6*05-10-31
ノッポ君へ- 蒼木りん未詩・独白305-10-30
恋のうたを私はうたう- umineko未詩・独白10*05-10-29
ごはん- 蒼木りん未詩・独白5*05-10-28
鉛筆削り- あおば未詩・独白4+*05-10-26
この馬鹿野郎!- あおば未詩・独白7*05-10-24
- こむ未詩・独白4*05-10-24
いらない- こむ未詩・独白3*05-10-24
ノート(37Y.9・10)- 木立 悟未詩・独白205-10-24
まな板の上の恋- ベンジャ ...未詩・独白5*05-10-24
ノート(31Y・11.23)- 木立 悟未詩・独白505-10-23
格言6- 汰介未詩・独白205-10-18
おとづれ- ひより未詩・独白6*05-10-18
川原にて- LEO未詩・独白5*05-10-17
ノート(風下)- 木立 悟未詩・独白305-10-17
カウンターの落書き- たりぽん ...未詩・独白10*05-10-16
バチ- 蒼木りん未詩・独白205-10-15
うろこ雲- 蒼木りん未詩・独白205-10-14
恋時雨(こいしぐれ)- こしごえ未詩・独白7*05-10-12
旅の支度- 未詩・独白10*05-10-11
コビト- あおば未詩・独白4*05-10-11
えとぴりか- ひより未詩・独白5*05-10-10
銀河_鉄道- たりぽん ...未詩・独白6*05-10-10

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