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深夜2時歩道橋からみるライト


死にそうで死なない夢か満月よ


破れたら繕えば良い恋なんて


ただ夜が明けない夜が長すぎる


タイトルは《夜の悲愴》じゃ重すぎる ....
○「宇宙のかなたへ」
毎日世界中からさまざまな情報が
脳へ送り込まれてくる
脳の中は処理しきれない情報で大洪水状態!
自分のことは宇宙のかなたへ
最も近くて最も遠い存在になった
あたしって ....
 化粧水を浸したコットンパフで
 やさしく押さえる目元や頬に
 いつのまにか
 またシミがひろがっている

 ささくれ立つ気持ちの
 燃えのこる夜
 シーリングライトで照らされる
 ....
終わりから眼差し
送り送られ
行き交わす合図
斜光、優しく
この地に散らばる
無数の屍照らし

すべてもう終わったこと
終わりからまた始める
始めからまた生まれ出る迄、
また再び終 ....
夏は苛烈な
陽が焼く黒目を
砂漠みたいな
街に埋もれる


砂のドームの中に生き埋められたみたい


雷が鳴るから
すこし部屋を暗くしたんだ
酔っ払って真夜中
砂のドー ....
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で

朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く

どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
庭先に咲いていたのはほおずきの花
日常からわずらいを引き算したような
うすい黄色の小さな宇宙
秋になってそれは赤く実籠る

ほおずきの実には毒があり
かつて堕胎するために使われたと知ったの ....
痩せ細っていくの
けれどもそんなの
へっちゃらで
三度三食共に納豆を
ねっちゃぐっちゃ掻き混ぜて
クソッタレと云いながら
生きていく 、
知ったことかよ
退化していく奴らのことなんて
 ....
○「自然」
自然が怒ると怖い!
トカラ列島群発地震1000回超え
新燃岳噴煙5000メートル
猛暑に集中豪雨
7月大地震のうわさが気になってくる

○「見守り」
見守るということほど
 ....
時に運ばれ時を運び
眼前眼下にヌッと拡がる
巨大な大地のパノラマ、
極彩色帯び鉄の鉛のうねり
剥き出し断崖成す無機鉱石群

 限りなく開ける意識の
  肉体の我離れ最早別の位相
 生命 ....
るーるー、カチ・カチ・カチ・カチ・
うめくようにきつく、くぐもった、湿る声で許しを請う、どうして?、静夜のからくり、まだ内側を掴んで離せない、風が占める、時は鳴り続ける、果てる波と砕ける{ルビ過去= ....
唇が触れるたび
焼けるように疼く
吸って
内出血させて
あなたのかたちの

闇で見えないところに
恍惚を誘う息遣い
次第に獣になっていく

この瞬間だけの恋みたいな
不確かさでも ....
一粒が連ね重なり
完成はいまだになく
溺れる事も無く
人肌の熱を持ち
様々な色を放つ

色彩の豊かさには溺れ酔う
くれるのがこわいくらいに
愛しみに沈んでいくのに
淡い色で輝きはまし ....
綿毛のしっぽ
小鹿は 天の一点を見つめ

遠雷は、雨か
我知らぬ予兆の
布告

与えられた
つばめの空を行く航跡の曲線文字を
なぞっては、
その意味を解いていく

ー路をうしな ....
○「信の世界」

人間界は人が人を信じることによって
成り立っている世界である
例えば寿司屋に出かけて
この寿司職人は
トイレに行って自分のものを握った後
手をちゃんと洗っているだろうか ....
土佐の海辺の村で
毎日毎夜薄暗い電灯の
野外畳の上にでんと座り
鍋に茹でられた貝という貝
爪楊枝でほじくり出し
それぞれ異なる磯ノ味覚
噛み砕き引き裂き食い喰らい
瞑黙ひたすらに味わい尽 ....
このお母さんから私が生まれて来たの
お母さんとお父さんがセックスをして
精子の一つが卵子と結びついて
私が出来たの
いのちって
ふしぎね
この宇宙が生まれる前から
私が生まれることは決ま ....
私は無だと
思える時は
心配は要らん
蜩の歌に
夜明けを知る


 ※ 蜩=ヒグラシ。別名、かなかな。





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
アンパンマンの
やなせたかしさんが
ラジオで言っていた
「一寸先は闇かもしれないけど
一寸先は光かもしれない」と





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
君が笑った
太陽のように笑った
だから

仕事がどうだとか
難しい話はやめよう
君を笑わせよう

燦々とした君と
過ごす時間
短くても
なくすことはできない時間

いつも大丈 ....
冷蔵庫を開けると
あなたが中にいた
わたしと同じ話をするので
イカを取ってもらった
里芋と煮る
母に教わったとおりに作る
調味料の分量は
いつも適当でその度に
味付けが変わった ....
 

なんの秘密もない恋なんて
恋じゃないでしょう?
だなんて訳わからないこと云い放って
なんでも知りたがる私に
逆ギレして来た君
深く考えたら
なんとなくわかった気になった

 ....
暮れ泥みに目覚めて
初夏の夕暮れ、残光に
湧き立つ薄紅の大雲
放射状に拡がり在る

 眼前 、

あっちこっちと
散り散りばらばら
皆んな皆さん、
娘も息子も別れた妻も
それぞれ ....
今を鍛える。
今を鍛えると未来への不安はない。
今を積み重ねる。

一期一会、夏至を噛みしめる。
蒼穹、太陽の果汁を撹拌する。

きらびやかなその果汁、細胞から、魂から、溢れ出る血液から ....
自分の周りを
あらゆるものが巡る
当たり前のこと
そう思っているけど

自分が誰かの
景色になっていることは
どうして想像しにくいのだろう

かつての天動説は
都合が良かった

 ....
ざらついた耳触り、
壮大なるもの
壮大と感じ取る
繊細な素直さを
育て立ち上げる
意志の息遣い 、

自分なんて大したことない
単なる思い出の集積
だからこそ
その奥処に眠り在るも ....
○「昭和の教育」
僕が受けた子どものころの教育は
「根性ファースト」だった
知識や技術は軟弱者がやることだとされた
それだけ指導力のない教師が
多かったのかもしれない

○「プロスポーツ ....
零れ落ちるのは涙だろうか
それとも赤い砂
ひっくり返した砂時計から
まるで煌めく砂糖のように
細かい粒子
さらさら流れ落ちる

ほんの少しだけ締め付ける痛みに
胸をおさえて
ガラス越 ....
硫黄の雨で洗い流される時
裸の王様は全身に火傷を負い
熱射で焼き爛れた大地に醜く肥えた体を横たえる
息絶え絶えに妄言を繰り返しながら

庶民の生き血を吸いながら大地を分断し
人々に混乱をも ....
犬の名前を並べる、
タロー、ルル、ブンタ、シロ
そのことを悔い、
喉元にキムチの色を塗りつけて、
俺たちは、見つめあった

北の城壁が高く聳えていた
たぶん、高さは、
喉の渇きで測った ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(1181)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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