すべてのおすすめ
私的錯綜の最中 、
寝入るのに必要なのは
光の帯、
音響の細やかな拡がり 、

寝入ったまま死が訪れても
それそれら、

混迷の此の世を照らし
突き抜け輝き鳴り続け

薄っすら導 ....
短い言葉に想いを込めよう
長々と多くを語らず
ただコンパクトに伝いたい言葉だけを語る
密着しあった言葉と言葉があなたの胸に届くまで

声なき声に耳を傾けよう
あえて大きな声は挙げず
ただ ....
彼は何をぐずぐずしているのか
さっさと問題を解決したまえ

これが健常者の意見である

だが僕はぐずぐずしていたいのだ
絶賛ストライキ中だ

もう三十年にもなる
効果はバツグンよ
 ....
喧嘩したのは正直だったから
心に深い傷を与えあって
理解しあえることもある
綺麗事だと思う人もいるかもしれない
確かにそれで全部終わる事もある

でも今日は
理解しあえたと信じることにし ....
あゝ海が拡がった
無限の大洋、無限の揺蕩い、
水の水の水の水の
波立ちうねりざわめき囁き

巨大な静かさの懐かしい生動 、
囁きざわめきうねり波立ち

広角の意識視界の移動ゆるり弛まな ....
微睡のなか
みた真実は果たして真実か
吹き消された橙色の尾っぽのように後は一筋の煙と化し
目の前で展開された走馬燈は煌びやかな夢
緞帳をめくり舞台裏覗けばそこはコンクリートの壁肌
冷たい灰色 ....
時の権力者はいつも横暴で気まぐれ
どんなルールも色んな言い訳をしてぐちゃぐちゃに壊してしまう
周りを自分の思い通りにさせるためにあらゆる言葉で惑わし
今あるルールがあたかも悪法であるかのように思 ....
生きものを真似して
生きている
桃をかじり香り立つ
動物を形作る私の爪先が
伸びて減って伸びて減って
増減で年月を知るくらい
何もない日が多い

野菜を買って肉を買って米を買って
食 ....
蛾蛾蛾、
長い長い年月の、
土とホコリの溜まった、
そのアルミニウムの窓枠に無数に繁殖するに至った、
その、ちいさなちいさな三角形の飛翔体、
蛾、
蛾蛾、
蛾蛾蛾、
蛾蛾蛾蛾蛾蛾、蛾蛾 ....
今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ....
僕の心を
ジュースにしたら
きっと
とても酸っぱくて
ドロドロで
不味いのだろう

三ツ矢サイダーのように
なりたいと
言っていたら
世の中には
僕に砂糖や炭酸を
入れてくれる ....
柔らかな微かな香りが鼻を掠めたら
少しずつ少しずつ
君を過去の記憶から消していこう
共に過ごし
苦さも優しさも初めて知った想い出を

君はもう僕とは違う道を歩んでいく
新しい道を

 ....
小さな体で 
寄り添うあなたは
光を集めて 深呼吸する


まだ見えていないものたち
内から溢れるまなざしで 弾けながら
湿った広大なスクリーンは
なんとか 機微(オーロラ)を生みだそ ....
ハンノキハムシ、
小豆大ほどの、ちいさな黒い甲が秘めた、
爽やかな初夏の訪れを告げる、
まるで宝石質のように美しい、その青びかり、
葉を噛んでゆく、作業を放って、
框ドアのアルミのサッシを、 ....
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ....
傷ついた時のための防護服を
何円でも買っていた時に比べたら
今は少し生きやすくなった

戦地にいるような形相の時に比べたら
今は少し安全な場所に来れた

幸せになりたいと今でも思ってしま ....
誰かにとっての嫌いな詩と
自分にとっての好きな詩が
同じだった時
争いの種になり得るのだろう

誰かにとっても
自分にとっても
感動に殴られた時
共感の種になるのだろう

生きてい ....
蜜でびしょびしょのパンケーキ。
明るい白いお皿。
切り分けられる直前の幸福。

あなたの精神には美しい余白があって、
私たちはよくそこで落ち合った。
夕暮れどき、影になっていく街を ....
計算なんてないからね
ふつうに一日あたりに
搾り出せるやさしさの
すべてを君にそそいでいるだけさ


ただ笑えるほど真っ白な世界に
住みたいな
って夢をみる
僕の心の闇が ....
○「テレビ映像」
テレビに映ると
ふだん何気ない風景が
特別なものに見えてくる
不思議なもんだねえー!
どちらが本物なんだろう?

○「人手不足」
田舎も猫の手をかりたいほどの人手不足 ....
都会にポッカリと空き地
照らすのは日の出から
カンカンぎりぎりと草原に
射し込めてこの爽やかさ
今日という日の 日日草
翳りだけ待たされて
鼻先につん!とくる
風は明日を感じさせない ....
白い虫が騒がしい音符となって飛び廻る
縦横無尽に休む事なく攻撃的に急降下してはぶつかるように

まるで羽音は騒音
そうただ虚しく響く中味のない夢
私は一人立ち止まり耳を塞ぐ
意味すら持たぬ ....
争いの国へビジネスのために命懸けで出かけた邦人を
すっかり頭の中から取っ払って
皆が目の前にある快楽にばかり躍起になって追いかけている

ご当地の美味しいグルメを芸能人が食してご満悦だとか
 ....
ありったけの想いを
一つのスケッチブックに描いたんだ
丸い月とウサギと
笑う君と僕の刹那

流行りの曲のYouTube
ひねくれてて聴けない
自分で作った歌ばかり聴いてた
君は僕の歌に ....
一を聞いて十を知る人がいる
一を聞いて一も知れない人がいる

同じ人生なのに
同じ受け取り方でないから
遅れる

その遅れから皆と同じラインに立ちたいだけ
劣等感を拭い去るために
この胸の痛みに耐えなくては
いま

人を愛することの難しさを知ったような気がする
生まれ育った環境で嘘や裏切りに遭い
肉親ですら憎み
信じることすらできなくなった彼を
どうして助けること ....
穏やかな時間
静かに雨が降る
過去に熱線で焼かれた街が
いまは優しい顔で観光客を迎えている

あの地獄は夢だったの?
七十九年前の悪夢が私の肌を
焼き尽くしたのに

「水を・・・みず ....
煌めく夢に手をかざし
君は笑むよ、愛のため
優しい君のその夢は
きっと叶う、君のため
そう君はいま、どこにいても
苦さ厳しさ乗り越えてゆく
囁く夢は夢ならず
君は果たす、皆のため
強き ....
 

対岸に住むひとのことは気にしない
すべてを受け入れてもべつにいいけど
計画が狂ってしまった神さまなんかの
おだてに乗る気はさらさらないね

野菜や果物をいっぱい摂ろう
朝に大 ....
いい加減な僕が言ってやる


ろくでなしの僕が言ってやる


ブルーハーツみたいにさ



生きてることが素晴らしい




書く事は簡単で

何の責任もとれないけど ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(393)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
For_Airports- ひだかた ...自由詩425-6-8
私は謳う- 栗栖真理 ...自由詩125-6-8
根の深い問題- りゅうさ ...自由詩5*25-6-8
綺麗事- sonano自由詩525-6-7
瞑目の光景- ひだかた ...自由詩725-6-7
終焉の幕- 栗栖真理 ...自由詩4*25-6-7
首輪と権力者- 栗栖真理 ...自由詩225-6-7
桃源郷- 這 いず ...自由詩325-6-7
- 本田憲嵩自由詩13*25-6-7
谷間の毒- ひだかた ...自由詩525-6-6
三ツ矢サイダー- sonano自由詩1125-6-6
祝日- 栗栖真理 ...自由詩4*25-6-6
- 乾 加津 ...自由詩7*25-6-6
ハンノキハムシ- 本田憲嵩自由詩725-6-5
病臥の幻、魂の現(改訂)- ひだかた ...自由詩1025-6-5
愚かさ- sonano自由詩5*25-6-5
- sonano自由詩6*25-6-5
幸福- はるな自由詩425-6-5
くちびる- 秋葉竹自由詩325-6-5
独り言6.5- zenyama太 ...自由詩2*25-6-5
日日草- 洗貝新自由詩15*25-6-5
幻日と夢- 栗栖真理 ...自由詩325-6-5
見捨てられた日本人- 栗栖真理 ...自由詩225-6-5
スケッチブック- 自由詩625-6-4
十を知りたい(修正)- sonano自由詩125-6-4
荊という名の愛を- 栗栖真理 ...自由詩425-6-3
許さない- 栗栖真理 ...自由詩125-6-3
君の夢- 栗栖真理 ...自由詩125-6-3
泣きそうな宝石- 秋葉竹自由詩525-6-3
ああ_チバさん- うし自由詩6*25-6-3

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14