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給食の時間に落とした
わたしの唐揚げは
数十年も宇宙を漂っていた
「宇宙空間に謎の唐揚げが」
という報道で知った
写真を見ると確かに
あの日に落とした唐揚げと
同じ色と形をしてい ....
肉の死滅迄の下降線を辿っていくと
交通渋滞の苛立ちも止まってしまい
ただ私と云う不協和音醸し出す
内なる怒りこの時代の怒りと同期し

落ちていきながら窒息していきながら

確実に上昇曲線 ....
私の知らなかった私が
夕方の青く仄暗い影の中で
うすくほほ笑んでいる
私は私の新たな闇に気付いた
このこころの闇を大きくすることはなく
この闇に明かりをともすと
ここのこころの闇がやわらか ....
直視できない太陽
あなたのことを思い出してる
もうこの街にも
慣れたけれど
ふいに会いたくて
気づけば手をかざし
空を見上げる

暖かくて
涙が出る

夜が来るたび
思いを指に ....
街灯に群がる虫たちが
最近やけに多い
アパートの踊り場にも
伝えきれないメッセージを置いて
クモの巣に塵取られている

名もなき虫たちに
一コマ一コマ不快を浴びながらも
最近やけに多い ....
○「うちの田舎暮らし」

*田舎暮らし
地域の役員が待っています
断ったら村八分になります

*田舎暮らし
虫と雑草との闘いです
のんびり暮らしたいかたには
向きません

*年功 ....
ありがとう

感謝することで
いのちを
つなぐ





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
暮れなずむ夏の大空を仰ぎ見ながら
君と長く緩やかな傾斜を共有し
三鷹台の坂道を登っていった
あの時、何一つ言葉交わされなく
それぞれがそれぞれへの想い
それぞれに拡がり互いに響き来て
温も ....
○「生きている」
みんなみな
生きている
生きている
今日も生きている
僕のこころの中にちゃんと生きている

○「人生」
人生は
短距離走ではなく長距離走だ
ペース配分が大事だ
 ....
あめんぼうは、すばらしい数学者です。
水面にすばやく円を描いてゆきます。
 
 湖は光を洗い
 まろい音をはじきながら 
 たち渡る風が青じろいまぼろしをつくる

 魔法瓶の麦茶が喉を通る冷たさ
 図書館の帰り、
 昼どき近くの公園で
 セミの鳴きに耳を傾け ....
酔っ払いの群れに
ぶつかりながら
君に話しかけても
後ろの大声の会話に
かき消されて
駅までの間
少しも話せなかった

もうすぐ終電と
急ぎ足の君と
はぐれないように
ついていく ....
 「氷」

口のなかの体温で氷がほどけていく

世界が終わるかのような
とどろきを上げて
北極の氷山も海にくずれおちていく

さよなら

夏の真ん中で
わたしが失ったのは
透明 ....
揺蕩いながら打ち刻み
打ち刻みなから揺蕩い
進行する時の次第に
間延びしていき
スローモーション

あなたをわたしを別の次元へ誘う
(互いにそっぽ向きながら手だけ繋ぎ)

 湧き立つ ....
視界は三角 さよなら視覚
あなたも あなたも
どうにも 臨界点
なんでもね あきあき

明日は 明日は
晴れたらいいな って
くらくらくら 見ててね

朱ぞめた 頬 へべれけ け
 ....
あおい空と山なりに投げられた白いボール
以前、ソフトボールのチームの練習にまぜてもらってたことがあった

わたしはまったくの初心者でバットの握り方も知らなかった
そこは野球をちょっとでも知って ....
小さな部屋の静かな関係

思い出はいろ爆ぜたまま片田舎
今ではどこもリトルトウキョウ
金太郎飴はもう要らないと

きみはふてくさり
あたらしい何かに
熱中し始めたので

古いノート ....
夏の西陽、容赦無く
射し込む折の
肉身の熱
さもあらばこそと
がしがしがし
蟹走りの横踊り 、

夏の庭先で演じられる
浜辺の子らの戯れ

連綿と担われるこの宙の想い
小さな虫籠に閉じ込めていた
私という虫
狭い世界で
所詮蛾だからと
あきらめていた
それでも自然と暴れてしまう
翅を広げられたなら

私は本当に虫だろうか
その疑いが虫籠を開ける
 ....
○「トイレの多目的化」
トイレでスマホ
トイレで食事
トイレで着替え
トイレでデイト
トイレはやっぱり昔のように臭いところなのが
いいのかもしれない

○「政治家」
政策よりも人物で ....
「こんなあたしにも
心は、あるんでぇ、

ちょっと、いーかげんにして」

ていう寝言を聴いた

えっ、起きてんの?
と勘違いしたけど
ホントにただの寝言だったよ

えーっ ....
忙しさで自分の事を忘れていた
愛や夢を置き去りにして

進んでいるようで落ちていく今日

延長戦を何度繰り返しても
代わり映えしない日々達が
僕を振り出しへと連れ戻す

あの日こ ....
全てに予め終わり織り込まれて居ると
身を以て識るが故に、初めて真に光り輝くもの

この宇宙の想い込められた肉の存在カタチの
見守り見守られ・見守られることすら無き満ち引き、

 他者も自分 ....
アゲハ蝶の
清やか留まり花蜜集めて居た夏の
その時 華麗にときめくならば 、

アゲハ蝶の飛び去った後の
罅割れ廃墟と化していく世とは何か
荒涼となりいくこの世界とは何か

 かくも混 ....
 あまねく日は西へ傾き
 道に日は照り
 わきたつシャンパンゴールドの
 彩雲がおだやかな貌をみせる

 隣人やあなたから見える
 ベランダで洗濯物を干す「わたし」は、
 知らないまに
 ....
あなたが引き金を引いた
運命の銃声
熱くなって
倒れた
耳元の囁き
「止められない」

あなたの命と私の命が
ぶつかろうとしている
このまま運命を受け入れられるだろうか
あなたに運 ....
想い出したように
鳴る

風鈴が
躊躇うように

あなたが
幼い頃の話をする時のように

鳴る
風鈴が

逃げる風を追い駆けようとして
諦めたように

鳴る

あなた ....
ものを動かすのも億劫なほど
暑い暑い暑い過剰に暑い真夏の真夜中
木造の家のこの部屋のエアコンは
すこし効き目が薄くって
でも布団を蹴飛ばすと風が痛くって

優しさが溢れ返って隣の人 ....
どうして
そのいろに
したの
はなびらといきた
あのはるを

+

あめの
かどをまがる
どこまでもつづく
くらげいろの
みず

+

ふうとうから
なみおと ....
クルマは凶器になるので
運転手は自分自身を
運転できなくてはいけない

自分の運転が上手い人は
クルマの運転もわりと上手い
障害を予測でかわす

自分の運転が下手なのに
クルマの運転 ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(787)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
隙間- たもつ自由詩6*25-7-16
I’m_Nothing2- ひだかた ...自由詩7*25-7-15
解ける- こしごえ自由詩6*25-7-15
会いたくて- 自由詩8*25-7-15
虫たちの知らせ- 朝焼彩茜 ...自由詩425-7-15
独り言7.15- zenyama太 ...自由詩2*25-7-15
※五行歌「いのちを_つなぐ」- こしごえ自由詩4*25-7-14
White_Surface_Time- ひだかた ...自由詩6*25-7-14
独り言7.14- zenyama太 ...自由詩4*25-7-14
あめんぼう。- 田中宏輔自由詩17*25-7-14
自由のランチ- リリー自由詩11*25-7-14
金曜の夜- 自由詩11*25-7-14
続いていくのかな- そらの珊 ...自由詩8*25-7-14
詩想、対面- ひだかた ...自由詩7*25-7-14
ラストシップ・デュー- みぎめ  ...自由詩225-7-14
ソフトボール- 凍湖自由詩425-7-14
小さな部屋の静かな関係- 足立らど ...自由詩7*25-7-13
カルマ- ひだかた ...自由詩425-7-13
蛾を放つ- 自由詩10*25-7-13
独り言7.13- zenyama太 ...自由詩2*25-7-13
「知らない」- 秋葉竹自由詩325-7-13
Parallel(パラレル)- 自画自計自由詩225-7-13
詩想、ゼロ地点4- ひだかた ...自由詩625-7-12
名付け得ぬもの(『光の遣い』続き)- ひだかた ...自由詩425-7-12
天日- リリー自由詩10+*25-7-12
運命の銃声- 自由詩625-7-12
風鈴- 夏井椋也自由詩13*25-7-12
蕎麦屋になりたい笑- 秋葉竹自由詩425-7-12
からあず- たもつ自由詩7*25-7-12
運転上手- イオン自由詩2*25-7-11

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