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悪夢を見て汗びっしょりで起きた
華が僕の隣で眠っていた
新しい一日がカーテンの向こうを明るくしている
安心して華の香りを嗅いだ
次の瞬間
華は消えた
微かに香りを残して
言葉で表 ....
ピンセットで摘まめば、それは明けない母の朝でした
○「師走の訃報」
昨日は近所の
従兄のゴルフ仲間の方の葬式
今日は
弓道の先輩訃報
いずれも70代である
まだいくつかありそうな気がする
○「投資詐欺」
そんなに儲かるなら
人に ....
正門の所で
白濁した眼の犬が
伏せている
あなたの差し出す手に
少しじゃれて
午後にはやはり
日差しが似つかわしい
栄養のあるものを食べなさい
あなたは口癖のように言うけれど
....
ずんとそれぞれ或る朝に目覚め
すっとそれぞれ起き上がり
すぅうと息継ぎし生きて生かされ
苦しみ悶え絶望にすら絶望し
偶さか喜び与えられ只々感謝し
死して何度でも甦生し
何れ異なる皆 ....
小雪降る夜街角に
ちいさなサンタが座ります
なぜかやさしい歌声で
讃美歌なんかを歌います
聴いてるだけで洗われて
心の闇が泣くのです
ほおをヒクヒク震わせて
わたしは ....
また失ってしまった
また黒い腹を見られた
そりゃあ怖いよな
誰もいない夜空を仰いだ
夢を見ていた
もやがかかる
溺れるように眠る
息継ぎの途中で
静かな部屋に放り出される
すべて ....
○「時代の流れ」
いつの間にか
スーパーやコンビニで
買い物をする時代に
巻き込まれた
いつの間にか
一人一人がカードを持つ時代に
巻き込まれた
キャッシュカード クレジットカード ....
冬の大三角、
今夜くっきり視え
おいらびっくらこ
オリオン大犬子犬の
残響座してベテルギウス
次いでシリウス、プロキオン
あゝ今宵、冬場の宇宙花火仰ぎ見た
あの時の貴女のほっそりした ....
生き、
伸びられることが奇跡だと
云われたわけではさらさらなくて
ただ、
若くてガンを患ったものだから
ステージ12345
とかに
ちょっとだけ詳しくなったよ
大丈夫だ ....
空も大地も冷えきって
天の涙が白く降り積もる頃
森の妖精たちは冬眠をする
気持ちは落ち込まず穏やか
木々が切り倒され
ゴミが廃棄された時の
身が引きちぎれそうな思いを
葉っぱに乗せて ....
小学生のとき
教室でモンシロ蝶の幼虫を育てていた
クラスメイト全員に与えられた
翡翠色のいもむし
そっと指の腹で撫で
キャベツの葉をあげ
毎日見守っていた
やがて蝶になるはずのそ ....
○「物価」
ほんとうに物価が上がっている
スーパーでの買い物が
一万円をすぐに越してしまう
年金暮らし
支出を減らさないと
家計がもたない!
スマモにWi-Fi代などで
一万円五千円も ....
ぶっちゃけて
云うけど
なんか
降りてくるときがある
その、
たとえば十文字が
とても綺麗で好ましい言の葉に想えて
すがりつくように
書き留めたいと想うときがある
....
散々叩きのめされた奴が
何時しかむっくりと起き上がり
あぁなありぃざぁあぁなありぃざぁ
あぁなっあぁなっあぁあなっ
穴の貴女のあなぞこを
底抜けにしながら
そっこぉ走り抜けて
エゴ自己正 ....
耳が痛むほどの静けさの中
なんにもないことを
風景や、音階の隙間に
みようとしてた
きこうとしてた
和音が
一通だけ届き
雨に流され
みわたすかぎり
一つのポスト
ミレドが ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく
ふるえる手で
間隔が
....
(どうも~万太郎で~す。
勘太郎です)拝礼
※万太郎身ぶり手ぶりでいきなり歌いだす。
見覚えのな~い、テニスコート~
勘太郎 ~おい!ちょっと待て待て、それちゃうやろ、レイン ....
息子は卒業する
親父は失業する
息子は就職決定
親父は早期退職
息子は親父みたいな
仕事人間になりたくないと言う
親父は息子みたいな
新人仕事はやりたくないと言う
息子は綴 ....
どれくらい
長い間
眠っていたんだろう
色々なことが
なくなり
色々なことが
現れた
この世
変わってゆくもの
変わらないもの
変えたくないもの
変えたかったもの
許せない ....
{引用=うなずいて言われるままにここに来ていまや迷子となりしや我はいずこか}
いつだって曖昧にうなずいてきた
そうして 自分というものを主張出来ないまま
言われるままに進んできた
そこに俺 ....
○「人生の同行者」
一緒に高い山を登れる人は
最高の友人である
と改めて思う
気が合わないと
遭難のリスクが高くなる
○「老醜」
老いた身で
「頑固、わがまま」では
家族さえも離 ....
+
Last Goodbye
ほころびは
ほろびぢゃないよ
よろこびさんありがとうって
お伝えするため銀河であって
いいのではないかしら
流星のしずくとかけらを
飲 ....
箱舟に頭を下げようと思った朝
本当にそれでいいと思えた朝
いく時間後には打ちひしがれて死を
見つめるやと悟り得て吐いても
ただいまは春の朝で在る平等に花の朝で在る
この清々しさのどこにも偽り ....
死、白い死
吹き付ける寒風
揺らぎ泳ぐ残り葉の
一枚一枚、また一枚
どれ一つ同じもの無く
それぞれのカタチ保ち
生命の宿りかそこそ
互い違いに想い交わり
枯れ果て朽ち生き別れ
ひらひ ....
風
風は見えないけれど在るし、
心
心も見えないけれど在るのです。
見えないけれど在るんだ
苦しい時に、
「人生はゲームだ」と
時々思う。
もちろん、
人生はゲームのはずはありま ....
頭の上から爪先まで
何を求めてるの
これが私の最終形態
あなたには何が見えているの
これ以上捧げようもない
全身全霊
私でいる
あなたの理想なんて知らない
全身全霊
私でいる ....
あなとの愛のぬくもり
真冬のふとんのぬくもり
私の体をあたたかく包み
私のココロは溶けて
あなたになるの
三丁目二番六号付近の路上に林檎を置いた
いつか君と出会うための魔術だ
御堂筋を渡る、四丁目のあちこちに足跡を残す
南船場四丁目をさらに巡回する
反復は呪われた想いだ
破れた地図の ....
身がうずむほど雪が降った
ささくれだったヒイラギの枝が
きしんで首を垂らしている
穏やかにその生命を垂らしている
槍のような葉先が ひどく艶やかに
朝霧を すんと突いていた
火を焚べて ....
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