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恋愛ものムービーを見せて
観たアッフリカ部族の人に
感想聞いてみたならば、

あの人たちの食ってたランチが美味しそうだった
と一言 、

何だか理由も分からず可笑しくて
僕も彼女も互い ....
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで

だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して

but ....
夏、街は
もぬけの殻になった
開け放たれた窓
ラジオから流れる雑音
駅前からも公園からも坂道からも
人はいなくなった

がらんどうの街路を歩く
私もまた空っぽになっていく
視 ....
{引用=
青い青い水面に溶けこんでゆく、
眩暈、
ふたりの抱擁、
時計の長短針が、
零からいきなり三十になったように、
逆さまにはっきりと映りこむ、
ふたりの不定形、
まるで半透明のゼ ....
Ⅰ.


夢はすべからくすべすべとしたまるい顔
ひとよんでのっぺらぼうという名の妖怪
さそわれて、肩たたかれて、ふりむけば
人まちがいだろうけれど「なんかようかい」

夜空は月の目玉を ....
思いやり

教養

知性



目には見えなけど、

感じることのできる

いつの間にか
遊ばなくなった
あの子
何しているだろう

かくれんぼして
見つけないまま
帰ってしまって
そのまま
会わなくなった

あの時あの子が鬼だったら
まだ今でも遊べた ....
雪の三千メートル稜線を
登って降りてまた登り
やっと槍の穂先
ピークに至り
青息吐息、霞む視界
ふっと明け拡がり
地に着く宙空に鮮やかに

青い青いテントの現れた
板張り浮き出た掘っ ....
湧水
ハグロトンボが舞う
エメラルドの躯を伸ばして
瞼のリズムで
翅がはためく

鐘は
教会を思わせる
夭折した作り手を
悼んでいるのかのように

石膏像の白
信州の山々に
 ....
穏やかだが
後ろ髪が
ひりひりするような
静寂が──ある

きれいだが
目を細めたくなるほどに
それぞれが
整然と──並んでいる

大きな送風プロペラは
天蓋に羽をのばして
ゆ ....
○「終戦記念日」
いまだに終戦となっている
敗戦ではなく
基本的なことを
間違ったまま
ずっと来ている

○「老いの日めくり」
1日
満たされないのは
足りないからではなく
求め ....
倒壊寸前の僕に
家屋が乗っかっている
脆弱で重たいわけだ
歩く事が出来ず独り言
気がつくとチクタクチクタク
僕はアナログな古い時計
後数分もすれば
時を知らせることになる
泣くに泣けず ....
毎夏見る帰省のニュース
しっかりと時間を費やす 家族たち
それを眺めることが毎年の行事

思い出すのは病室の洗面台や
トラバーチン模様の天井
となりの家から夕ご飯の匂い
てん ....
雨の中の休日は

すべてを諦める

あれしよ

これしようかな

あれしないと

などなど

全てを中止する

窓を少し開け

隙間からの風のささやき

雨あし ....
あんなに入念に
死ぬ準備をしたのに
僅かに残っていた希望と
本音が導き出した祈りが
暴風となって
計画を破壊した

肩甲骨の痛み
背中から吐き出したものは
小さな翼

首吊りのロ ....
○「地」
年を取れば
取るほど
地が出てくる
病気よりも
やっかいかもしれない
病気は
薬でなおせるかもしれないが
地は
今さらなおせない

○「猪被害」
一度来ると二度三度来 ....
もう何度目だろう
こみ上げた微熱
確かな胸の鼓動

波音しか見えない海へと向かった
感じる心を見るために

もう何度目だろう
変わらない朝
変わらない景色

少しの微笑と少しの ....
学校のことを 思い出そうとすると 
ぼやけた記憶した浮かばないのは
僕にとって 青春というものは
伝統的で矛盾した 色彩の衝突であったからだ

延々と神さまが 夜空を覗き込んでいる
からか ....
土手沿いに菜の花の咲く駅を
降りればスラムがありて
残酷な神の踏み絵かも石の階段

父は{ルビ隠亡=おんぼう}母淫売兄は不倫で妻殺し
自己紹介の浮浪者がひそかに愛読している
童話『幸福な王 ....
一瞬にして 、
光の回廊の現れ出て
頭くらくら意識の鮮やか
飛び散る血飛沫に染め抜かれ
自らの終わり観える瞬き、
警告のベルの鳴り渡り
光景の涯てなど掻き消し潰され

美しき夜明けも深 ....
公園通りを抜けたところで
突然、大粒の雨が落ちてきて
石畳を駆けぬけ
アーケードに避難した

濡れた前髪から
昨晩のヘアトリートメントのにおいが
密かにたちのぼる
フローラルウッディの ....
スマフォで長距離デート
恥ずかしげな会話のお二人

参考書とノートとペン
学びに悩みと学生

世間話と四方山話で
盛り上がる奥様方

スクリーンを眺め
しかめっ面の会社員

 ....
ぼくは忘れていない
あの日のきみ
瞳の中に
色褪せないように

時が流れても
忘れない

夢の中で
泳ぐようにして
きみに出会う
儚い
夢の中で

ぼくは忘れていない
約 ....
のりものに乗った
小さな真昼だった
窓際の席に座ると
すぐ側には
窓があった
外は色彩豊かな
景色で満たされていて
足りないものなど
何もないように見えた
懐かしい誰かが
 ....
さざ波をそっと触ろうか
さざ波をそっとしておこう
年波に想い巡らせて
砂浜に背を向ける
一人旅です
分かってました
歩いてきた道のことは
一歩一歩
ただ踏みしめて
バス停までを歩きま ....
一羽だけおどけてるような
他のみんなが笑ってる
次の日はいなかった
次の日も
それからずっといなかった
一人で強く生きるとは
鳴いている鳩の声すら嬉しく思い
愛しいと思える日々の積み重ね
鳩がたくさん糞をして困るが
仕方がない
水をかけて流せばいい
記憶の中に家があって
記憶の中に家族が居た
毎朝同じ時刻に
家族のような人たちの出て行く玄関は
毎朝違う場所にあった
ある日
家族のような人たちは
夏を連れてきた夕刻に
消えてしまった ....
風を誘い夜を酔わせて
瞬く余韻に溶けるもの
溶けて蕩けて目醒めては

熱気の空から降り頻る
雨 、

むっと時を淀ませ刻み込み
あの御巣鷹の空からすら
ひとひと哀しみ只々麻痺させ
 ....
面取りの折りたたみ椅子を
壁に立て
愛しき人の脚を探す男やもめ

嵐の中一枚の枯葉口ふさぎ
また空にかえりたり
消えた電球買いに出しとき

錨なき我がベッド
痩せて気高き喉仏を帆に
 ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(788)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夕焼け小焼け、休みの日に- ひだかた ...自由詩125-8-16
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- 降墨睨白 ...自由詩2*25-8-13
マヨイガ- ちぇりこ ...自由詩15*25-8-12
さがうしお- ひだかた ...自由詩725-8-12
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