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女は髪が炎だった
危なくて近寄れやしない
滝行させたら変わるかもしれない
しかし滝があるはずの崖下は
水が枯渇していた

水の仙人を探しに行った
名前を呼ぶと
物陰から声だけがした
 ....
会釈と定型のあいさつに
あとひとつ何か言って
少しだけ 少しだけ
つかえたしゃぼん玉を空に放ちたい

その話は地雷かなとか
ぜんぜん気の利いたことでもなくて
毒にも薬にもならないような
 ....
めいっぱい仕事をつめこんだ
ADHDの鞄
ふたまわりも下の人が
リスケと言って
はじめてリスケの意味をしった

ぼくの歩いてきたのは
何処の砂漠だったか
おせわになった人の顔も
いや ....
今夜を惜しむように
違う明日を拒むように
無抵抗に寄り添う二人たち

つないだ手は
解かれると知りながら
シンデレラの掟すら
書き換えるようとする二人たち

反対の空に浮かぶ ....
残暑お見舞い申し上げます
という返信葉書を先日送り出した
三十年来の
友人へだ
三年ぶりのやりとりだった。

人類の一部は
いまだに
戦争をやめない。
何万年の人類の歴史の中で
争 ....
水平の1本の線は

上のお空

立ての線は

天地の間の空間

左側に一本線に

さかさL字をつなげる

四角い地球の誕生

点、点、点、点と

天からの雨が降り注 ....
○「動態思考力」
眠れぬ夜を
悶々と過ごす
のではなく
一歩踏み出してみよう
動きながら考えてみよう
間違っていたら
動きながら修正すればいい

○「青い鳥」
若いうちは
結果を ....
僕は自分で自分をつぶしてしまうだろう
社会というものが押しつぶす前に
そこから逃れる術を知りながら
がんじがらめに縛りつけ
首を絞める

だから今のうちに言っておこう
落ち着いて景色を眺 ....
夜風がすぅすぅ網戸から
入って来ては肌を撫でる
その微妙な心地よさに
うっとりしている午前三時、
電車は大通りを走り雪峰へ
凍り付くよな身震いを
誘いぐんぐん進んで行く

鈍色空を背景 ....
{引用=「夜」

それは
くらくて
おちつく

それは
しずかで
ひかえめ

つねに
はんぶんが
そうで
もうはんぶんも
どこか
こがれている
その
はんぶんに

 ....
1.世界の渚まで

思いつくかぎりの雑な言葉を積み上げる
わりとたくさんあるどうでもいいことのひとつ
世界の渚まで

漂流物 反古 書かれた言葉
や書かれなかった言葉たちに波が打 ....
鏡像だと、
この私は飽くまでも
私そのものの
この肉身鏡に映る
像なのだと
そうしてけれども、
その鏡像を
未来の新たな私そのものに
育て上げ自立させるのが
この私と云う意志意識なの ....
一文字、一文字を

白い紙に埋めていく

とりどめもなく

目的もなく

白い波を漂い

浮いたり

沈んだり

流されるままに

時を刻む

陽も暮れて

 ....
  〇


ぽつぽつ、と、将棋盤が降ってきた。と思う間もなく、将棋盤が激しく降り出した。じゃじゃ降りの将棋盤のなか、道に溜まった将棋盤を一つまたいだ。街中が将棋盤に濡れて、びしょびしょだった ....
夕方になれば涼しいなんて
もうそんな時代じゃないのか
熱風が気力を奪う
たった近所のコンビニまでの道

何もしなかった一日に
さようならをしてる夕日
空に滲んで
僕の心と一緒に泣いてい ....
蝉はもう鳴かない
沸騰猛暑は続くのに
ただ、あるものがある
あるものだけある
あるものあるもの只あるもの
陽が昇ったり落ちたり又昇ったり
いっつも走ってたお姉ちゃん
ひさびさ目にしたら  ....
滅びを包み込みつ坂道登り切れば 、

夕焼けに真っ赤に染まる
富士山のシルエット コニーデ模様
朝焼けの終わりに向け燃え盛り、

なんて美しきカタチ
響き放つ色彩の耀き
胸迄浸かるこの ....
森は未だ騒乱の蝉しぐれ
鳴き声はやまず 
けれども、
風に 壁を這う色付く蔦のあやうい一葉の、はかなく落ちる季節の警鐘
浸食の始まりはきまって、誰もきづかず
無慈悲にも 足をひそめてやってく ....
角砂糖をひとつ
半ズボンのポケットにしのばせて
もし敵がきたらこれを投げつけてやる
ときみは言った
角砂糖が飛び交う戦場では
だれも死なない
蟻が大発生し
甘いみずたまりを泳ぐことだろう ....
毎年職場で書かされる
自分の強み
取り柄のない僕には
苦痛の制度だ
働いていてもなお
自分を売り込んでいかなくちゃならない

強みのある人は
どんどん昇進するのだろう

自分の強み ....
割ってもひよこは生まれない
そいつは無精卵だ
格安スーパーの特売品みたいに
みんな争って手を出すものだから
ころがっているようにでも見えたのか
だが動いているのは回りだけ
ひとの渦 ことば ....
法定速度と実勢速度
イライラするし
注意散漫になるのは法定速度
流れがいいし
緊張感がある運転は実勢速度

人はちょっと悪ぶる
そのちょっとが
実勢速度で自己責任

だから実勢速度 ....
 
 熱をはなつ太陽の勇みつつ
 南向きの居室で
 網戸から吹きこむ風が
 日焼けした畳をなぞっていく

 座敷机の榊立てに生けられた榊は
 光のかすかな痺れに
 微睡みながら
 忍 ....
何かが足りない、いつも足り無い
それでも追い求めもっともっといける
平静にして渇望の想い次々沸いて
このまま死に至っても後悔しないと言える迄、

毎夜この肉身離れて聖地に至る 魂の無言。
いのちは、
あの人の
私への
思い
今も
ここにある

いのちは、

何気無くあって
かけがえの無い
いのち
いのちは、
悲しみ
誰にもけがされることの無い
大切な悲 ....
ああ 私は
餓鬼だ
飢えた心を
いつまでも持っている。
忘れるからね



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
ひかりのそうる
よるあかりてらし
ひびきはなたれ
きこえくるのならば
あしたまで
まつまでもなく
もうどこまでもいける

不穏な日々乗り越えつつ
混沌と死に向かいつつ 、

自ら ....
夏を浪費する素足の少女たちよ

居留地の海岸で手を振り
明日 明日 また明日 と
仮借なく絵札を覆してゆく
向こう見ずな天使たち

─── ごきげんよう 波打ち際のマクベス!

と  ....
ボクのココロは狭い

喜びは独り占めし

人と分かち合うなんて

とんでもない

ココロの中の喜びを

じわじわと膨らませて

体中に染み込ませ

一人ほくそむ

 ....
○「死」
老いる
病気になる
死ぬ
誰もが必ず通らなければならない
人生の大関門を
まるでないかのように
生きているように見える
死は
死の瞬間まで
ひとごとだ

○「人殺し」 ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(1180)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
flame- 自由詩8*25-8-27
胸のしゃぼん玉(初稿)- 唐草フウ自由詩17*25-8-27
シルルの森へ- 道草次郎自由詩725-8-27
三日月の少し前- 自画自計自由詩4*25-8-27
残暑お見舞い申し上げます- こしごえ自由詩7*25-8-26
- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-26
独り言8.26- zenyama太 ...自由詩4*25-8-26
つぶれそうになったら- 自由詩8*25-8-26
夢と夜風と雪峰と/通り過ぎた初夏の日に- ひだかた ...自由詩6*25-8-26
メモⅱ(夜、朝、昼)- 道草次郎自由詩825-8-26
世界の渚- カワグチ ...自由詩16*25-8-26
詩想、わたし意識なるもの- ひだかた ...自由詩725-8-25
詩を編むのが大好き- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-25
LIVING_IN_THE_MATERIAL_WORLD。- 田中宏輔自由詩14*25-8-25
夕日が泣いてる- 自由詩8*25-8-25
い_う_、絶頂(改訂)- ひだかた ...自由詩625-8-25
らすとしぃいん、無垢(改訂)- ひだかた ...自由詩625-8-24
埋葬_- 月乃 猫自由詩11*25-8-24
角砂糖- そらの珊 ...自由詩14*25-8-24
自分の強み- 自由詩12+*25-8-24
無精卵夢想- ただのみ ...自由詩6*25-8-24
スピード模範- イオン自由詩2+*25-8-24
- リリー自由詩10*25-8-24
五行歌、むげんむごんむげん(改訂)- ひだかた ...自由詩525-8-23
いのちは_※2025年バージョン- こしごえ自由詩8*25-8-23
※五行歌「餓鬼だ」- こしごえ自由詩5*25-8-23
ごーるでんますたぁきい- ひだかた ...自由詩525-8-23
曳航- 藤原 実自由詩8*25-8-23
ココロの狭いボク- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-23
独り言8.23- zenyama太 ...自由詩4*25-8-23

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