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生きものを真似して
生きている
桃をかじり香り立つ
動物を形作る私の爪先が
伸びて減って伸びて減って
増減で年月を知るくらい
何もない日が多い

野菜を買って肉を買って米を買って
食 ....
わたしはこんなんじゃなくて、
私は暗くて酷くてどうしようもない女なのに
私、私は息をする度に息苦しくなる
陸地で嘘で溺れていく

私くるしい
という一言が口に出なくて
私、かなしい
と ....
幸せを願えば
不幸に会う

私たちは生きて生まれて死んでいくまでに
何か遺すことへ努力していますが
遺すことは禍根であり
何も遺せないくるしみの私たちが居たこと
藻屑に消える人間だったの ....
花野誉さんの這 いずるさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桃源郷- 這 いず ...自由詩325-6-7
水草- 這 いず ...自由詩325-5-30
海底- 這 いず ...自由詩225-5-29

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