すべてのおすすめ
○「不安定な天気」
空が暴れている
地上をいじめぬいている

○「戦争」
戦争は終わってはいない
今日もどこかで爆弾が落とされている

○「生きるということ」
生きるということは
 ....
もしこの両目が
光を失ったとしても
あの日撮った
あなたの写真を
内ポケットに入れて
心であなたを
見つめていたい

もし今日世界が終わろうとも
例え明日が来なかろうとも
あなたの ....
その{ルビ娘=こ}は

私たちが乗り込んだ都電の座席にいた

私たちが乗るのと入れ替えに

その{ルビ娘=こ}の

両隣が空いたので夫が左側に座った

私が右側に座ろうとした時
 ....
ゆびとゆびとのあいだに、
はずした眼鏡をひっかけながら、
頬杖をついている、
おだんご探偵、


その不敵で、きわめて意味深な上目づかいで、
ただ一つの真実だけにたどり着かせる、
ふいに
   おなかが
       きゅう、とないて



きみのうなじのにおいをおもいだす



ごごさんじ
     かぶりついて

            ごぜんさん ....
くすくすと笑いあう
何だか楽しい

くすくすとくすぐり合い
何だか心地いい

くすくすと絡み合い
宙に漂う

くすくすは
魔法のおまじない
夕立、
吹き荒れる
突風に
塵屑吹き飛ばされ
街道に散乱し

こんな日
クライ

黙って立って
佇み続けて
居られないのかい?
消えていった体の
魂たちが
今も
宇宙の魂と
いっしょに在る




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
時には泣きたい夜もある
空を仰いでため息をつくことも
詩人だから
希望を謳いたいけど
今は重圧がかかり
歩くこともできない
息が出来る
それだけで幸福だ
あの人の側に居たい
詩人とし ....
蝉が鳴いていると
静けさを感じる
流れる汗が背中をつたう

夏の音がする
深い夏をかいて浮かぶ

蝉の鳴き声以外
かき消されて
どこまでも静謐が広がってゆく


{引用=
楽 ....
俺のおならすげーから

ぷーーーーーーーーっ!っぷっーーっーぷっっ!

すげーだろう、お前はできる?

この地震による津波の心配はありません
エビデンス
そう言うあっしは
カニでんす
でも本当はタコだったので
イカんともし難い、という
砂漠にすむ魚が
未明に見た夢の話
誰も知らない話
3日後に映画を見に行くって話になったんだ

バス停で落ち合うってことに決めたんだ

もうなんだか満たされていく

未来を決めたようで
未来が待っているようで

占い師のそれよりも確か ....
あがってゆく
なにもかもが知らないうちに
忍び寄って来る
そしてあがってゆく

むかしは35度を超えれば
悲鳴があがるくらい暑かった

いまは40度を超える町が
日本のそここ ....
陰翳

夕闇も深まる時、
森羅万象は一斉に陰翳に色めき立つ。
ざわざわとひそひそ話を始めるものたちは、
吾が存在により生じる陰翳に、
己の己に対するずれを確認しながら、
自分の居場所から ....
夢見がちな
夢見る夢子は
夢の國では夢泥棒
夢夢油断なさるなよ
最後は夢吊って死んだ

夢見がちな夢子
寂しかったんだってさ

南無阿弥陀仏
南夢阿夢陀仏

明晰夢であったなら ....
心地よく身を任せよう
その音霊に

楽器同士重なり合い協調し合いながら
奏でるハーモニー
まるで寄せては返す波のように心を揺らしては
夢想の世界へと連れ去ってしまう

ゆったりと時を ....
丸いグラスの底のような南氷洋
地球儀をひっくり返せば
ほら、プカリ天辺洋
南氷洋の狼という映画があった
嘘つけと君が言う暑い夏
それでは御簾の向こうに涼しく
南氷洋のおおきみとか
バカと ....
くちぐせは陽射しを遮り
ぽとりとおちる
無限に文字起こせば
ガリガリくん木漏れ日だったり
日暮れのひぐらしだったり
鈍いことほぎ
部屋の隅に転がった昨日の俺が奇妙な声を上げながら塵になって消えて行く、別に心残りなどあるわけでもなかったし生きながら化ける理由なんてものもあるはずはなかった、けれどそれが例えば俺とはまるで関係の無 .... 愛を纏う風のチューニング
笑い続けるストロボライト
逃れる野ウサギの雪原に足跡残し

朝焼けも夕焼けも最早区別つかず
眼の前過ぎていく時の姿すら観えて
どん底迄に落ちて優しく降り出す雨
 ....
まだ早い りんごをもいで
ひとつ、ふたつ、歯型
皮を舐める 果肉に届かず

つるつるで てしてし
舌に引っかかる弾力

一呼吸 おいたら 波の音
いつの間に 手一杯に 貝殻

 ....
一本の線を引いてみる

右側に一つの考え

左側に一つの考え

がともに争ってる

線が成長するにつれて

おおきな面となる

2つの考えが

より素晴らしい

1 ....
ネットは便利な反面
人の醜さの起爆剤になっている
爆発は留まることを知らないどころか
爆風が誰かの火種に引火するばかり

理解しあえない事の方が多いなら
何故まだ話し合うのだろう

水 ....
キケンな暑さだというから
不要不急な外出を避けて
涼しい部屋で怠惰を決め込む

ドアが開いて
ドロリと溶けかけた君が
熱い外気と共に入ってくる

君と僕の温度感の差は
いつになっても ....
夏のみかんは満月で

まるで、フォトグラフ

パシッフックアイランドの夜風は

なつかしいシルクの肌触り

砂浜、防波堤、テトラポット

波の音は心地よく、

づっとづっと、果 ....
『天使突抜』という地名を知った

────────────────────────────

疲れられない朝に
桜の並木道を歩いている夢をみた

みおろすと川中の中洲で
ちいさな亀 ....
輪舞する死の神々は
私のこころで
ほほ笑んでいる
今は亡き
あの人と

空の海で泳ぐ鳥は
一羽でずっと行く
私の魂を乗せて運び
あの人の魂と会わせてくれるために
どこまでも

 ....
○「漁夫の利」
自民党と立憲が
対立し
小党が
利を得ている


○「薩長連合」
国難ならば
大同団結せよ

○「鳥の鳴き声」
朝早くから鳥が
鳴いている
ふだんは聞かない ....
自分の思い通りに
ならないからって
怒る人がいるが、
私はその人のために
生きてるんじゃないよ




 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(768)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言8.7- zenyama太 ...自由詩3*25-8-7
写真- 花形新次自由詩225-8-7
ごめんね- さち自由詩8*25-8-6
おだんご探偵- 本田憲嵩自由詩625-8-6
きみ- 三月雨自由詩2*25-8-6
くすくすと- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-6
投下ノイズ日和- ひだかた ...自由詩725-8-6
※五行歌「消えていった体の_魂たちが」- こしごえ自由詩5*25-8-6
時間は輪のように巡る- 渡辺亘自由詩225-8-6
蝉と静謐- 自由詩9*25-8-6
- 林 理仁自由詩225-8-6
Evidence- たもつ自由詩6*25-8-6
待ち合わせ- 自画自計自由詩425-8-6
爆暑- 秋葉竹自由詩425-8-6
陰翳- 積 緋露 ...自由詩225-8-6
夢子のはなし- 降墨睨白 ...自由詩4*25-8-6
音霊- 栗栖真理 ...自由詩4*25-8-6
あの夏- 降墨睨白 ...自由詩13*25-8-5
今日- wc自由詩10*25-8-5
進化は止まらないことから始まる- ホロウ・ ...自由詩4*25-8-5
サイレントやりとり- ひだかた ...自由詩425-8-5
ほしにかえる- 三月雨自由詩7*25-8-5
一本の線- 多賀良ヒ ...自由詩125-8-5
燃えているデータベース- sonano自由詩225-8-5
キケンな暑さ- 自由詩6*25-8-5
えいえん- あおいみ ...自由詩325-8-5
『天使突抜』- 秋葉竹自由詩325-8-5
再会- こしごえ自由詩8*25-8-5
独り言8.5- zenyama太 ...自由詩3*25-8-5
※五行歌「私はその人のために_生きてるんじゃないよ」- こしごえ自由詩3*25-8-5

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