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 花の時期を過ぎれば
 気にも止めないでいた
 児童公園の隅にある大きな藤棚

 敷かれた石畳に
 風雨で煤けたコンクリートの
 ベンチが三脚
 赤茶けて錆びた鉄の藤棚の下で
 ち ....
おばあちゃんの亡骸
白布団に横たえられて
足裏滲み淀むオレンジ色の
ゆうらゆら 、ゆうらゆら
揺れ動くのを見入りながら
漆黒艷やかな毛並みの
金の眼をした愛猫、
いつの間にか居なくなるを ....
 

夏もようやく終わる
朝、玄関を出たときの風が
あきらかに変化している
とても爽やかな悲しさをまとっている

お昼ご飯にカレーを食べる回数も減り
昨夜家のまえでやった線香花火が
 ....
十日ぶりに髭を剃ろうと思う
再び、のっぺりとした顔が現れるのだが
秋のイネ科の、メヒシバが生い茂ったような
このむしゃくしゃ感が鬱陶しくなった
そもそも髭を剃る習慣はなく
部屋が散らかると片 ....
―――― 寝床にもぐりこんでくる寒さに 
猫たちの寝息は、
安堵のぬくもり

朝霧の涼に
季節が書き留める
秋をあつめる

忘れ去られていた 彩を
想いだし
少しも変わらないは ....
 吹きあげる風の中に
 桐の梢は ざわめいて
 生暖かい涙をこぼす
 その下に立つと
 はるかなるものへの憧憬と裏返り
 抑えかねる寂しさ

 赤い血汐をもっている
 私が夜を恐れて
 ....
ネガティブに生きてみよ

自分は欠点だらけと思う

自分でそう言うならそうなのだろう

でももしかしたら

その欠点は他の人にはないものかも

自分だけの欠点だとしたら

 ....
灰が降る空
終末の鐘が鳴り響く
血飛沫みたいな
赤い虹

生き残ることの残酷さ
滅んだものに感情はない

虹の麓を探す
そこにきっと埋まっている
あなた

生きる苦悩
噛みし ....
自らの思考の外縁を廻り巡り
すっと入り込みつ中核へ至れば
自らの思考の力動そのものと化し
その勢いの正に鼓動打ち脈打ち
意識の明るみ耀き増して

私の脳髄後部に刻印される
思考力動そのも ....
 
 夜、ベッドに入って

 まぶたを閉じる

 色をイメージする

 漆黒では眠れないし

 純白にはなれないし

 暑くて寝苦しい夜は

 涼し気な薄水色

 悲しい ....
その笑い、
落ち込みも、熱い鉄のようにねじ曲げて、
生命力へと変容させる、
その奇天烈で、きわめて強力な磁場、
その者の内側から湧き出させる、その確かな認識と自信、
本当にこのままどこか遠く ....
詩の実力というのがそもそもよくわからないけど仮に詩の実力
というのがあれば年齢なんて関係ないのにジェネレーション間
の亀裂をいうやつは、たぶん実力もたいしてないのに承認欲求
だけはあって、創 ....
今の生き方を否定したら
死ぬしかないかもしれない
それでも今の生き方が嫌なら
自分が変わるしかない
どうやって

今までについた癖
消すのはムズい
取り柄が見つからない
良いところを ....
利き手で「好き」を
書いてるうちは
まだ憧れの時

利き手を使えず 
左手に持ち替えた頃合い
恋はその辺りにいる

恋を隠してること知ってほしくって
まばたきを忘れてる

 ....
 暮景の湖で音もなく 
 どこまでも拡がる雨の輪が
 いく重にも折り重なった所に
 游いでいく女の亡骸
 
 小舟を出して眺めていると
 辺りは何も見えず
 静かすぎる
 奇妙に笑いを ....
朝の妄想

もしかしたら
私は前世を忘れた
死に戻りを
繰り返しているのか
 
なんたって
 

『そしたら帰るわ』と云って
部屋を出て行って
車に乗って1分ほど走って気がついた
iPadを置き忘れていることに

部屋まで取りに帰り
寝てる彼女の顔をみて
寝てるんだろう ....
{引用=○備忘のことⅰ(倫理)

許すことのできる人は
許される熱をもつ人
それはまるで
書く術を知る人が
熟読を心得ているかのよう


○備忘のことⅱ(微熱にて)

上顎が痛痒 ....
情けは人の為ならず

自分に言い聞かせる
夏の終り
秋の始まり



情け無い私は
自分なりに
がんばっているのですが、
今日は深く
青空は沈黙している



空 ....
斜光が懐かしく街並みに射し込む頃
橙の色彩のビルの白壁に拡がり
黒い影と対照をなしながら
柔らか燃える果実の如く
濃くなる空の青から浮き上がる

街並み今や濃紺と燃え立つ橙に染め抜かれ
 ....
苦しい、こころが
苦しい時もある
でもその一方で、
こころが喜びで満たされて
幸せな時もある 私は
幸運だ と。
体が健康なところが
恵まれているのだと自分のこころを
なぐさめる時があ ....
短気は損気
急がば回れ

自戒する私の
空はどこまでも深い



苦しい
こころ

よく味わう
生(せい)



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
肉身の歳を重ね使い古され
次第に色褪せ亀裂走らせながらも、

眼窩に埋め込まれ落ち窪んでいく眼球に
宿る光の以前より更に増す眼力、
直裁に投げ掛けるアナタの肉身と云う器に
魂の器を介しそれ ....
飲み放題
酒を飲んで
今までの労い
愚痴があれば聴いて
面白おかしくして
笑いあって
時間が来たら
さようなら

どこか羨ましい
別の道を歩むこと
剥がれるように
さようなら
 ....
前世では一つの魂が現世で二つに分かれた「魂の片割れ」のスピリチュアルな
この世にたった一人しかいない運命の人、出会うと磁石のように強烈に惹かれ合い
お互いを深く理解しあえる怪しい詩だよとツインレイ ....
ばらばらばらばらと
蒼穹をなぞる如く
飛び交う鳥たちの群れ、
次第にいつの間にか
楕円のカタチ為しながら
夕の暗み濃くなる青を穿つ黒の
光の終焉へ向け黄金の反転を巡り

くるくるくるく ....
 ため息の一つもこぼす
 残暑が根を張る
 帰り道
 会社の敷地の植込みで
 目を和ませてくれる
 萩の花風

 たくさんの
 紅紫の小さな蝶たちが
 (おつかれさまね) と
 や ....
慌てるな

慌てては事を仕損ずる

慌ててもそれほど時間は変わらない

呼吸の整えて、事へ臨みましょう

威張るな

威張れば単なる孤高人

威張っても誰も付いてこない
 ....
うずまくうちゅうの
端っこにして
まん真ん中、
川瀬さんを背負い
ずぶずぶ泥濘む
薄闇のこの土地を
足もとに気をつけてと
背後から鋭くも温かな声
一歩間違えると
ずるっと土の崩れ沈み ....
救急車が先を急いでいる
どこかで誰かが死んだ
それは自分には無関係
そうかも知れないけれど

自分が救急車で運ばれても
どこかで野垂れ死んでも
他人には無関係

関係ないから笑ってる ....
花野誉さんの自由詩おすすめリスト(1880)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風のいろ【改訂】- リリー自由詩17*25-9-21
お祖母ちゃんの骨- ひだかた ...自由詩525-9-21
しあわせ- 秋葉竹自由詩325-9-21
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未練- リリー自由詩9*25-9-20
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朝の妄想- 足立らど ...自由詩325-9-19
- 秋葉竹自由詩225-9-19
メモⅴ- 道草次郎自由詩525-9-19
※五行歌_三首「情けは人の為ならず」- こしごえ自由詩5*25-9-18
残夏、晩鐘の街並み- ひだかた ...自由詩525-9-18
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※五行歌_二首「短気は損気」- こしごえ自由詩4*25-9-18
生命エーテルなるもの(改訂)- ひだかた ...自由詩6*25-9-18
送別- 自由詩425-9-18
君ひとり- 足立らど ...自由詩4*25-9-18
眼窩の窪み_へ_、Come_In_Alone- ひだかた ...自由詩425-9-17
紅萩- リリー自由詩7*25-9-17
あいうえおから学ぶ- 多賀良ヒ ...自由詩125-9-17
きよせかわせ清き夢- ひだかた ...自由詩225-9-17
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