すべてのおすすめ
現代詩は詩なのか やさしさなんて見えないほうがいい
金ピカのやさしさもおいしいやさしさもいらない
体の中を透き通る様なやさしさがいい
寒そうにしているからってすぐに上着を貸そうとするのはちょっと待ってね、ほんとうに自分の上着を渡していいか、実はもう少し考えてほしい。貸してから、やっぱり返してなんて言えないよ。言えないでしょう、とても .... 洗濯物が乾くのを死んだ目をして眺めている男の目が
違う世界を視ているのを私は知っている
夢もハンカチも青もいつか汚れてしまうのを
当たり前に魂が記憶している

向日葵を旗にして歩いていこう
 ....
永遠に会えないことを最近知ったんだ
不思議と悲しさは感じなくって
真っ暗な部屋でごうごうと音楽が聞こえてきたような気分になっていた

笑顔があって
潤んだ瞳があって
叫んだ唇があっ ....
耳鳴りが気になって眠れない
そう言う君の耳に自分の耳を当てて
同じ耳鳴りを聞き続けた

あれしたい、これしたい
語り合う夢はまだまだある
この年になればいっそのこと
実現しない無 ....
はじまりの海は遠浅で
かなしむことをまだ知らない透明なさかなたち
約束したはずの場所を
ゆききする微熱の波
遠い遠い夢の話

記憶をいくつも交差させて
分かれ道をまどう
ひとりあそび
 ....
雨季、冷たいだけの
椅子に腰
かけて
朝方の蝉が穏やかに
絶滅していく様子を
眺めていました

手を伸ばす
伸ばす手が
その手が
範囲
何も守れない

窓があってよか ....
 通りすがりのあの人の

 後ろ姿になに思う

 通りすがりのあの人に

 恋してしまう今日もある

 通りすがりのあの人のこと

 想像するのは

 通りすがりのあの人の ....
もうすぐ寒くなる
誓おうとして言いかけた
言葉を持ったまま
迷っている君が
好きだよ
いつまでも
言い終えないで
それがわたしの
永遠
いつかは枯れる花に

今日も水をあげる

いつかは枯れちゃうけど

今日は いまは

・・・生きているから
私たちは夜道を歩いてる
月明かりを頼りに

遠い世界から雷雨がやってきて
私の両耳をあなたが両手で塞いでくれる

夜中に目が覚める
部屋の中で風が吹いてる

私の髪はまだ濡れていて
 ....
忘れるという草を踏みながら
掻き分けていく貧しかった頃へ

新聞配達のアルバイトで
何日目か分からないセーターを
夜空の色と比べて笑った

同じ青だからまだ大丈夫

空に抱いた憧れや ....
君の人生の文脈を指で辿って胸の鼓動に溜め息が出る。



朝日がノートを照らした間だけ、私が書いた文字が脈を打った。



今日夜が綴る文脈は深海で忘れ物をしたような輝きがある。
 ....
鹿
という字に
お湯をかけるとあらわれる鹿に
みつめられながらカップヌードルをすすっている

いつまでこうしていられるだろう
これからの時代は
もっとたくさん間違ってしまうことも
ある ....
頭上に残る星の足跡は
私がここで咲いてる証を

誰かが踏まないようにするための
クッションを並べた部屋みたいだね

ガラスの窓や扉はないけれど
空があるからみんなに手を振り

首を傾 ....
書き損じた天気図の余白に
僕らは昨夜見た偽物の夢を書き続ける
筆圧があまりに強いものだから
明日見る予定の夢まで記してしまう

つけ放したラジオから聞こえる
ネジが酸化していく音
そ ....
月のかたむき
くまの夢
片方のこったパンの耳
この日差しのあふれた一粒を
こまかく こまかく
もっとこまかく、美しくみがいて
あつめて
天からふりまいたのを
永遠と呼ぶから
きみ ....
恋が痛いのは私が地球を代表しているからで、私が地球を代表することで困る人は誰もいない。青い細長いボトルみたいなんだよ、かみさまの見つめてた大草原に落ちていた空気の瓶は。空気はそこから生まれ続けて、草原 .... 少し大きめの靴を選んだ

踵の余った場所に降る雪が
歩くたびに近付いて離れて
どこかで諦めた夢のように
形はないけど青い影を踏む

擦り切れるような傷を持っている
足首みたいに貼るもの ....
好きの反対は嫌いじゃないし
じゃあ、雨の反対は晴れじゃないのかな

感情なんて捨ててしまえって思うのに
溢れんばかりに湧き出てきて

雨粒は僕の涙を隠すし
水たまりには僕の表情が映ってる ....
君の目のなかにある夢の滴を、
君と言う。

ただ君のなかにある夢だけを、
わたしは追いかけて。

それを光とは呼ばない、
あまりにも遠いのだから。

君はいずれ、
わたしを去るのだ ....
褒められても
けなされても笑った
誰かの声が
肌に触れるなら
くすぐったくて
逃れようもなくて
その場を離れる
尻尾が欲しい

みんなが乗ってる
車みたいに
同じ速さで
動くも ....
何も知らないから
何かを知っているのだ
見返しても記されていない
笑顔について
書かれてなくとも構わない
僕の里では
星は数えるものではなかったんだよ
この都会に来て驚いたのは
その星が数えられるくらいしか
無いってことさ
そうなんだ
故郷の夜空の星々は
散りばめられた光の粒だったから
で ....
薄ピンク色 愛を乞ういろを なでる ひたすらに
ああ、知っているよ まっすぐに

舌から垂れていく粘膜は都市を浸食していきますね。崩落していく花の詰められた箱から解放されて飛び立つ夜の白鳥の夢で ....
わたしの愛は勉強をするのです
けっこうけなげなのです
その日の復習をして、
いつかの日のための予習をして、
日々まなび、成長しています

愛は大きくならない、愛は大人にならない、愛は食事を ....
大切な人の
名前を呼ぶのに
心までは
短縮できないから

声を出す前に
星の周りを
何度も回り
光に慣れるのよ

いつもより高い
場所にいる気分

後ろ姿に
骨を重ねたのは ....
ノックをする度に爆発してた
黒い宇宙から流れる文字を

生かすものと殺すものに分けて
美しく見えるようにしなさい

僕等が望んだ芸術のために
握り合ったのはナイフかも知れず

残され ....
水宮うみさんの自由詩おすすめリスト(1263)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
現代詩- 丘白月自由詩219-12-1
やさしさ- 小卒自由詩419-11-26
冬まだき- 万願寺自由詩319-11-23
破片- きみのて ...自由詩5+19-11-22
追いかけてきたと思ったらとんでもねー速度で遠ざかっていった過 ...- 雨の音自由詩219-11-18
片思い- たもつ自由詩1219-11-17
バースデイ- 橘あまね自由詩7+19-11-16
範囲- たもつ自由詩619-11-15
通りすがりに- 佐白光自由詩3*19-11-14
晩秋- はるな自由詩519-11-14
今日は生きているから- もっぷ自由詩3*19-11-13
距離とベル- mizunomadoka自由詩1119-11-12
群青- ミナト ...自由詩3*19-11-12
”文”は紙(し)に生まれて”脈”を打つのだ。- きみのて ...自由詩3*19-11-11
インスタント・鹿- ねむのき自由詩1119-11-11
綿毛- ミナト ...自由詩219-11-10
余白- たもつ自由詩1319-11-7
かわいい- はるな自由詩519-11-6
だきしめるようにして- 万願寺自由詩419-11-4
Powdery_Snow- ミナト ...自由詩3*19-11-2
曇天- 都築あか ...自由詩419-11-1
無題- 朧月夜自由詩3*19-11-1
猫じゃらしの詩- ミナト ...自由詩3*19-11-1
子供- きみのて ...自由詩119-10-31
_- 雨へのダ ...自由詩219-10-30
星の数ほど- しょだま ...自由詩619-10-27
かぎ編針で刺す- 田中修子自由詩5*19-10-23
かわいいは先天性- 万願寺自由詩319-10-21
告白- ミナト ...自由詩319-10-21
ボールペンの詩- ミナト ...自由詩319-10-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43