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私は断じてあなたではない。

=

毎日飲むものがもうどうしても同じにしたい毎日を同じにして同じにして同じにして

=

足の先から列車の動きに沿って信号機の上をみることもない ....
波の音。



「それで、逃げてきたんだ。」

「…うん。」




石を手のひらで転がす。平の髪は風で顔を隠す様にゆれている。





「ぴよちゃんは?」 ....
満ちたものの
嘘は知らない
ことにするよ

私の奥の奥の
空間は私の空
であって私の
大地なんかで
はないからね
人々は完全なる統一者が欲しいのだ
人類の境目を自由に行き来するもの
国境を越えて旅をするもの
脅威も肉親も死もすべてが祝福され
私たちはいなくなる
この境目すら
もはや越えられていくのだ
 ....
ぴーちゃんが夜にきてから
楽しくなかった部屋の中も
楽しかったんだ

窓が割れるように
ぴーちゃんがなく
ぴーちゃん
なんでそんなに
大きな叫びを
あげるの

溶けて
 ....
かなしみにあいにいこう
イドを掘って地下の水脈から
どこにもない抽象的なものに


‡音の出ない笛
書けない手紙
飛べないロケット


固定化された夏の行事と
 ....
さよなら 理解不可能なもの
7文字以内で喋れる言葉たち

もう永遠に会うことはない
永遠を定義することもない
あなたの中のいくつかを
あの子たちがもっているから
哀しまなくても
そうして
気がついている
ここにいる

命も精神も
肉体もつながっていない
あの子たちが
いるって
因果が 眼鏡をかけた男の統計的手段によって
幾何学的なネットワーク構造に編まれている

秩序だって組立てられたものも
カオスも情緒も彼にはいらなかった。

不合理と不可解
つまり必要なの ....
ちゃんとお葬式はすませた?

そう だって もう死んだんだよ
死んだんだ

だからお葬式



望遠鏡買ってもらえたの?

月を
見ていた

はじめて知った
夜って宇宙だ ....
世界はわたしを愛してはくれなかった
わたしの愛は拡散して
ついに世界を愛するようになりました

世界はわたしをなぐさめなかった
わたしの中のかなしみは
がらんどうの宇宙にぽっかりと ....
セルカンの本当の業績とは何だったのだろう
誰にでもわかる嘘をつく背後に
宇宙エレベーター


ニコラ・テスラの世界システムで
胎動する電磁波の振動に揺られて
血みどろの電流戦争


 ....
***1

どこかで落ちている石ころを拾っている。わたしにはもう無限しかなくなっている。数が数えられないのだ。数えても意味がなくなってしまった。

***2

幻の中で私は会話する。で ....
いつか
宇宙が死ぬって
なんだか
良いよね

いっしょに
死のうね

って
いってくれてる
みたいで


はやく
おわらないかな

宇宙
どこかに希望というものがあるなら
どうか、それを書いて見せてください

答案用紙に書きかけて消した
ヨシオはいつものように難しい顔をして
悩むフリをする

解答することはいつも簡単だ ....
「どうしたの?」

「あのね」

「うん」

彼女の声はひときわ小さく、ゆっくりとこういった。

「死にたいの」

「…」

「…」

「…だって、君は…もうすぐ死ぬじゃな ....
証拠を残したくなくて
歩いていた足跡を消していく

物語のように生きれたら素敵だよね
あの哀しいストーリーのように
最初に論理があった。

そうして逆さまに
雨は降った。
「宇宙人からの信号を傍受したんだって。」
そして人はああ夢があって良いよねという

新しい素粒子も
写真も
映画も
ああ夢があって良いよねと人はいう


こんなとき
宇宙人は何を呟 ....
システムから漏れても生きていくことは可能だろうか



無化するために
考えないように
悩まないように
強く生きるように

この世界はできているけど


そうして僕 ....
 青ざめた顔で
  僕は元気になりましたといって
 青ざめた顔で
笑っている人
 
 
 これが本当の私と
  晴れ晴れと笑っている
 
 紙
 
 道を往く人がみな
違う場所 ....
カキ氷が溶けた後の 蚊の乱舞
 床に描かれた光の窓を 開けようともがいている

犬達は皆 昼間は外にでない
やつらは 過ぎ去った陽光の中を
 影を伸ばしながら歩くのが好きなのだ
今度
目が醒めたら
火星に行こう



歩道橋は
雨で照り輝く

軒並み車は光を
反射するので

焦点の先まで
遠く川を作る



川の音は耳の中で
なりやまないの ....
このアドレスで
いつか伝えられる

あのね

サザナミが夏の陽射しで
溶けてしまったあと
透きとおった携帯を片手に
水宮うみさんの佐藤伊織さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メモ- 佐藤伊織自由詩119-12-5
ぴよちゃん- 佐藤伊織自由詩319-5-10
- 佐藤伊織自由詩316-2-27
メモ- 佐藤伊織自由詩3*15-10-29
- 佐藤伊織自由詩215-8-6
あいにいこう- 佐藤伊織自由詩515-5-23
さよなら- 佐藤伊織自由詩315-4-18
あの子たち- 佐藤伊織自由詩315-3-31
メモ- 佐藤伊織自由詩514-3-29
葬列- 佐藤伊織自由詩414-3-22
世界- 佐藤伊織自由詩513-2-2
Dear_セルカン- 佐藤伊織自由詩212-6-30
そこでまってて_くれますか- 佐藤伊織自由詩812-6-23
宇宙- 佐藤伊織自由詩412-6-19
影の街- 佐藤伊織自由詩1*12-4-28
まっすぐな明日に向かって- 佐藤伊織自由詩211-11-13
あの哀しいストーリーのように- 佐藤伊織自由詩311-8-21
- 佐藤伊織自由詩110-12-24
夢があって良いよね- 佐藤伊織自由詩210-10-25
車にのって- 佐藤伊織自由詩210-8-19
蝶々- 佐藤伊織自由詩210-7-25
- 佐藤伊織自由詩4*08-12-3
火星メモ- 佐藤伊織自由詩6*07-2-5
サザナミ- 佐藤伊織自由詩4*06-5-8

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