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ナンデーナンデーが増殖する頭をかかえ
森の中をさまよっておりますとパトカーの
音が谷あいに響いて山に反響して 谷の
町々のどこに パトカーがいるようだか
さっぱり分からないの 心の中はそんなか ....
君の指先は、瞳のようにひらかれた触覚をしている
私の顔など、誰よりもよく捉えていて
鼻筋は好きだが唇は嫌いと、批評も手厳しい。

ある日、乾き荒れた私の背中を撫でて
「頑張ってきたね」と、ふ ....
諦めの足りない慕情 抽斗のなかに詰め込んだ空っぽ
おなじ本を読んだって きっとあなたを真似できない
嘘のことや本当のことばかりを喋って
たぶん明日には居なくなることを
喜びとどうしても言えない僕は
明日、本当のことや嘘のこと
そんなことばかりを喋って
混乱してつづけていくだろう
なにも言 ....
好きを好きな時に言いたい
好きを好きなだけ言いたい
君が毎日好き
毎日君が好き
暗くなるまで遊びたい
眠くなるまで君といたい

たったひとりの僕は夜
つかまえきれないほど自由
あなたの一秒をわたしにください

一生大切にしますから



あなたの一分をわたしにください

わたしはその幸せの輪郭を焼き付けましょう



あなたの一時間をわたしに ....
うーん、とっ

斜めに傾いたような
だらっと弛んだ
秋の空はキライなんだ
アタシ

冷たい鉛色の
真冬の空の方がまだ心地いいな
冷気もキーンと引き締まってさ

落ちるんだか落ちな ....
わたししをかかなくなったらすこしまとも
になった証拠
でもやっぱり
文字にたよっちゃう
指先が勝手に
動き出す時はちょっとまともじゃない
さみしいからとか
怒ってるからとか
そういうこ ....
私の一生は痛みを抱え続けるのだろうか
この心の軋みと共に生きてゆく
そんな覚悟は私には微塵もない
それゆえ私は撃鉄を起こした
決して本物の銃の話ではないが私自身の生命尊厳思想を奪うのには充分 ....
白線からはみ出してはいけないんだと笑った。彼女のその言葉を信じて歩き続けた。

あれから二年経って、私の嫌いな冬が近づく。今年のコートは何にしようかと語る人たちを通り抜けて、私は去年買ったニットを ....
差し伸べた腕は切られてしまって
唇は閉じられて、舌を噛んでいる
忘れてしまったの? と尋ねると
遠くの遠にと囁かれて目に沁みる
喚いてはいけないことだから黙る
全て無視をして前をみてゆくこと ....
雨は予報よりも
早く降り出して遅く止む
そういうものだと知っているのに
ボクはついてないと言い
キミはしかたないと言う

ついてないと無意識に思うボクは
自分を中心に地球が回っている
 ....
車の中のあなたは雨 避けがたくとりとめもなく

一つの今と一つの場所が移動する 相づちは質量を残さない

「モノローグ」そう題された つめたい彫像として心臓まで

こと切れたままのラジオ  ....
夏目漱石の「夢十夜」という小説の中に
鎌倉時代の仏師・運慶が甦り
護国寺の山門で仏像を彫り進める
というエピソードがある
見物人の一人が解説して言うことには
樹木にはあらかじめ仏像が内蔵され ....
曲がり角の雨
踊り場の雨
常に潜む雨
葉を照らす雨


理由もなく
人のかたちをしている蛭が
街を造り
歩きつづけている


空の子蜘蛛
低い青
かすか ....
夕闇迫るころ手放した紙飛行機が
心のなかの星空をどこまでも飛んでいく
夢みる宙のあなたを目指して
、いつか きみの名は と聞いてくれた日
まだない と答えたら名づけてくれた
わたしの名前をう ....
失ってから本当に大事な物に気付くんじゃなくて

失ったから本当に大事な物に化けるんだよ


なんだじゃあ負けゲーじゃないか
無理ゲーじゃんか


そう ....
無理に口にする必要なんてない
言葉は
言葉は気持ちだ
無理に話さなくていい
言葉は音楽のように
あなたに届かなくてもいい
言葉は魔法のように
どこにもいきはしない
言葉は必殺技のように ....
さあ、次の旅を。

マリーゴールドが咲いてしまった。

悦びだけで
日を暮らすわけにいかない。

間違い探しの街を抜け
答え合わせの国を出て
イルカのように光を浴びる。

君には ....
ふほふほふほほほほほほふほふほ


ほふふふふほふふほふほふ


ふほ ふほ ふほ ふほ



ふほほほほほほほほほほほほほほほ





ふほーーーーーーーーーー ....
自分を赦せないほどに朝が好きで
自分を騙せないほどに明日を待っている
償えない森羅万象への数数を軽く、靴で踏みながら
今日も生きていくことを
省みるようにと
春の梢が歌っても
ふわあ
なんとも落ち着かない気持ちは
文字を書き殴ることで和らぐ

書き殴るとは随分乱暴な言い様だ
けれどもこれは事実だ

事実だから曲げる訳にはいかない
なんとも曲がりようがない
 ....
乖離した俺の右半身が壁の亀裂の中で瞬きの真意を窺っている、先週までの熱が嘘のように冷えた部屋の中、とある境界線の上から確かに爪先は僅かに踏み越していた、変えたばかりの蛍光灯の白色がギロチンのよ .... 例えば

星の名前を知らないから

ありえない点と点を結んで

新しい光をつくりだしたりする


って 平和の使者かよッ (汗)


国境を鼻歌まじりにこえる

あの銃口か ....
僕が知らない 君の顔

見たことすらない 君の顔

弛んでいる君の顔を 僕は知らない

泣いている君の顔を 見たことがない

緩んでいる君の顔は どんなのかな

泣いている君の ....
ひらがなのきみでいて
そのほうがよく笑う
ひらがなのきみでいて
そのほうがよく眠る

書かれた文章は
いつか嘘をつく
だから意味もなく
生きていたいのだ
朝焼けや夕焼けに
驚いてい ....
虹の混じりかたをみていた
天気雨のバスで
バスは曲がって
虹は見えなくなった

言葉や心で世界をみれば
少しづつ燃えているようだ
陽炎はほんとうに燃えている

世界の混じりかたと虹の ....
思考が超インテリジェンスなのに
大自然の中、ダンスと音楽で無心に
IN アメリカ

その舞台に立つまでに
語学、肉体のトレーニング、格闘技、そして科学と哲学、。
1年がかりで準備をして、
 ....
一生なおらない病気であるならば
それは病気ではなくわたしの一部なのだろう

そう気づく秋の景色のなか
定期的に通う道の
木は色をかえて
それでも同じ木に安心して歩く
水宮うみさんの自由詩おすすめリスト(1263)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
りぼん- るるりら自由詩17*16-11-8
瞳のように触れる、君へ。- 青木怜二自由詩316-11-7
無題- a_ya自由詩316-11-6
10.- Qg3!!自由詩216-11-5
たくさん好き- リィ自由詩2*16-11-3
たったひとりの僕は夜- ゆうと自由詩116-10-31
もしも叶うなら- 葉月 祐自由詩4*16-10-30
秋とゲジゲジ- まいこプ ...自由詩6*16-10-30
わたししをかくの- 朧月自由詩216-10-28
恋。- 倉科 然自由詩116-10-27
不似合いな黒- ときたま ...自由詩216-10-25
ことばあそび二- 田中修子自由詩3*16-10-25
乾いた向上心- イオン自由詩1*16-10-23
ダブルスライド- ただのみ ...自由詩15*16-10-19
紙様- やまうち ...自由詩2*16-10-19
しずく_手のひら- 木立 悟自由詩516-10-19
あなたへ- もっぷ自由詩216-10-19
- TAT自由詩3*16-10-17
言葉- 縷々流 ...自由詩116-10-17
ピルグリム- やまうち ...自由詩3*16-10-15
訃報_-飛ぶ悲報-- 黙考する ...自由詩116-10-14
子守唄- もっぷ自由詩616-10-14
ふわあ- 坂本瞳子自由詩2*16-10-14
その傷が疼くために- ホロウ・ ...自由詩2*16-10-14
きみ- もり自由詩1*16-10-13
知らない顔- 黙考する ...自由詩116-10-13
ひそひそ(大きな声では言えない詩)- やまうち ...自由詩3*16-10-13
7.- Qg3!!自由詩416-10-12
IN_アメリカ- 狩心自由詩116-10-12
- 朧月自由詩716-10-11

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