すべてのおすすめ
わたしけっきょく書きたいことなんてないからノート引っ掻きまわしてるだけなんですって言ったら、おまえそんないいもんじゃねえだろって、そりゃそだ



雨上がりの虹をマフラーにして ブラックホール ....
行ってほしくない

カプセルを割って記号を盗む
調合の腕もないのに試した
頼りは他になかった
免罪符にもならない
実りは業にくべた

治療痕を掻く
なにかいる気がして

ある朝、 ....
 世界で 私ひとりができない逆上がりが
 夕焼けの色を染めていく

 誰も 見つけられない 鍵穴の向こうに
 通り抜けていった身体の痛み

 まっしろな手紙を 下駄箱に添えた 
  ....
雨雲と友達になった
郊外の公園で寂しそうにしていたので
声をかけたのだ
私は自分から
見知らぬ人に声をかけるような
人間ではない
相手が雨雲なればこそ
そんな気まぐれを起こしたのかも
 ....
わかるよ、わかりたくない、わからない が
層になった
手垢まみれの反射、その向こうに
戸もなく
枠も取っ手も
砂に還った それが
雲間から射すところを見つけた
開いている
いつも ずっ ....
いずれも夢のような日々を生活した
よい夢も、わるい夢も、正夢も
芳しい花も、熱い風も、つめたい雨も
さまざまな深さの傷も
重たくなり軽くなりする身体も
やって来ては去っていく

 ....
君が振った手は
大人になったのに
星を掴むには
小さ過ぎるから
僕が見ている光は
動かずに
さよならを言葉にしない
秘密基地みたいだ
カーテンが揺れていた
青い風を運んできて
そのちいさな永遠が
うぶ毛を撫でるしっとりと

もう
起きたらいいのに

清らな嘘をついてもいいなら
ずっと君とこうしていたいんだ
 ....
夕焼け 遠い空の向こうに 小さなニュースが消えていく

戦争について語る夕刊紙 読まないまま 駅を降りて
選挙の演説をしている人たち 何も聞かないまま 通りすぎて
駅前のロータリー バス停 ....
胸にぽっかり

月が出た


キミね、さっきから云ってることが

酸味が効いて、さっぱりだ


そうか、だからうっかり

思い出しちゃったんだな
 
 
面倒くさがればいいんだろうと投げやりに思っても、眠れるかどうかはきりんの首が長くなってしまった偶然と同じくらいきらめいている。眠れませんでした、って日記に書いたとしても、それでもじゃあいつかは寝ている .... あぁ俺の
黒目をずっと見てて
もしその中に
魚が見えたら教えて

白いマグカップ
向こうのテーブルにあるやつ
その中に
星があったら教えて

月夜の夜覚えてる?
俺が車ぶっ壊 ....
映写機のカラカラする音が響く



遠くでぼくらが病んでいる



満天の星に 落としてしまったもの



青いおれんじ色の枕 ひとつ下さい



噴水 世界は世界の意 ....
何も言わなくても
伝わることが増えた

あなたと付き合い始めた頃は
何だかぎこちなかったけど
長くなればスムーズになる

喋ることは大切だけど
長くなればなるほど
喋らなくてもわかる ....
眩しい

失速


センチメンタル

「こ」である私は
いつも
こどくだった

想いは
とどく
誰かへ
とどく
そう叫んでいた

「こ」(そ)「と」
幼いころ習った五十音表
仲良く近くに並んでいた
こどくな私はい ....
血の匂い

それは、遥かに、

生きているということ
死んでいても良いよ

でもそれに飽きたら生きてみれば良い

なんで裸足で水溜りの路を歩くの

気持ち良いからだろ

馬鹿
 
うまいこと言いたいとか
いらんこと言わないとか
あまり気にしなくなって

うまいこと言えないし
いらんこと言っちゃうし

自由でいいんじゃないかな
各々そんな感じだから
当然まとまら ....
あてがない路
アナタからはただ遠のく日々

そこにほんのちょっぴり
風を送ってくれるような
アナタの言葉

立派な人になりなさいとか
意味のある人生にしなさいとか
でも弱さにしか見え ....
微笑んだり 驚いたり
目を伏せたり 口を閉じたり
騒がしく振り返り 足早に遠ざかる
ぼくに親しい 五月のカレンダー

先の曲がった水道の蛇口が
瓶を外れて 地面にはねる
飛び去る鳥の声が ....
あなたの声が届かぬ場所で
私は独りきりで歩いている
自由と寂寥の狭間の石を
掌の中で転がしながら

己は何て孤独なのだと
さ迷った独りよがりな夜の
街の喧騒と光に慰められて
河の流れで ....
越冬のことはなにもいえない
あれから僕の身体には青空が広がっていて
雲もない
なにもない

誰にもなにも
いいたくなくなってから
人の言葉が
まるで湖のようにきこえる
僕は両手を
 ....
もう何も書くことがなくなってしまった。と書いたら。書くことが始まる。書くことは終わらない。書くことは続いていく。たとえば、君が思いうかべるいちばん青い青よりもすこしだけ青い、青空を想像してほしい。その .... やはりまず書くことが大切なのだ。例えばきみは、詩を書こうとしている、お話を書こうとしている、批評を書こうとしている、哲学を書こうとしている、文字を書こうとしている。言葉は、始まりがあって、終わりがある .... 外野を抜けた白球を追って走る
走者が一掃して
試合が終了しても
ひたすら追いかける
悲しみも寂しさも
ただの退屈だった
人の形を失っていく
それでも最後の一ミリまで走る
(午前7: ....
見えない四角
残された絵の具で空を描く

存在を潰すように雨は降るけれど
雨音が伝うものに耳を貸さなくていい

美しい言葉に救われないものだけに価値があるんだ
たどたど行こう
哀しみと ....
猿と云う現象のわたしの傍らに


犬と云う裝置が風のように現れ、くっついて寢ている


裝置は靈魂であり、


{ルビ何某=なにがし}かの意圖が具現化しそびれた餘剩らしい


 ....
泣き虫だった僕が
泣かなくなったのはいつからだったろう

少しだけ嘘をついても
滅多にばれないことを知ってから?

怒られても開き直れば
強く言われないことを知ってから?

みんなと ....
世界のことなんて
次でいいよ
つよくなる夢と濡れてく体
寝そべって目をあけて思い出を忘れていく
いい感じに傾いた
記憶を引き剥がしてさ
錆びた鋏みたいな
つまんないものばかり目に ....
水宮うみさんの自由詩おすすめリスト(1263)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
べつにお前のリアルなんてどうでもいいよ_/_ある女の子篇- 末下りょ ...自由詩3*21-8-30
留守番- 凪目自由詩221-8-27
将来のゆめ- 鈴木ぽろ自由詩9*21-8-24
雨雲- やまうち ...自由詩3*21-8-24
禁良区- 凪目自由詩221-8-24
日々- はるな自由詩321-8-17
- ミナト ...自由詩521-8-6
幸せな時間- 秋葉竹自由詩521-7-29
夕焼けのニュース- 鈴木ぽろ自由詩621-7-3
Gentle_Breeze- 墨晶自由詩7*21-6-28
くるしみ連盟- 万願寺自由詩321-6-25
sunny酒浸り- 竜門勇気自由詩3*21-6-21
複数の一行詩- 青色銀河 ...自由詩121-6-18
無言- 夏川ゆう自由詩421-6-18
加歳- ヨロシク自由詩121-6-18
こどくなうた- 山下ヤモ ...自由詩321-6-14
消える一秒- 三月雨自由詩221-6-13
Be_alone- 墨晶自由詩5*21-6-13
鉄鎖- りゅうさ ...自由詩9*21-6-13
君とグライド- 山下ヤモ ...自由詩121-6-9
六月のカレンダー- オイタル自由詩321-6-2
旅の、途中- 自由詩121-5-30
越冬- コーリャ自由詩12+21-5-30
光色のコークレッスン- コーリャ自由詩221-5-30
バスが来る文体- コーリャ自由詩421-5-30
つぶやかない(四)- たもつ自由詩1321-5-23
雨嘯- 山下ヤモ ...自由詩321-5-20
無音- 墨晶自由詩5*21-5-17
泣き虫- TwoRivers自由詩9*21-5-16
花の午後- はるな自由詩1121-5-13

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