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君が好き君が大好き初茜


お揃いの冬帽子で行く散歩道


胴長の猫眠る横の初日記
今日の灯を消してあしたの福寿草


塩辛い水を湛えた星の冬


ヒーリング音楽を聴いて去年今年


今日よりも明日はもっと福寿草
果てのない選択終えてカプチーノ


冬茜あふれる思いでいたとして


クリスマスの後ろ姿と風一つ
冬隣電気ケトルが歌う部屋


虫鳴くや猫の目光るほどの闇


パンを焼く窓辺に今日も小鳥来る
屋根の下の終わらないうた星月夜


昨日来た手紙は捨てる十三夜


この星の果てをめざした秋の蝶


時の河の流れに浮かぶ木の実たち


「さよなら」と書いたお札でりんご買う
 ....
コラージュがわが家のポエジー天の川


わが猫の五キロの体躯秋うらら


ピアノ譜に林檎を載せてセピア色


秋の日に往日をしるピアノ一つ


林檎煮るフォークギターの鳴る部屋 ....
八月の靴で家路の最後の日


冷たくて甘酸っぱくて八月よ
みどりごの瞳の奥のほしづくよ


月さやか時計を捨てて丘で待つ


エプロンは空色でした秋の朝


小鳥来るメトロノームのその隣


港町夕焼け市場のレモン売り


十六 ....
八月の不思議の果ての白い靴


昨日より少しふんわり星の秋


初嵐キッチンクロスが飛んで行く
隙間を見つけたので
懐かしくキーボードを手繰り寄せる
またいっそう愚かになってしまっているけれど
私の指は、
私の指のままだった
夫が食器を洗ってくれている音がする
それを背中で聴いているのが好きだ
時々、夫は「よーしゃ」「うぉーし(ゅ)」と言う
それは私の心を思いきり健やかに笑わせてくれる
冬の陽だまりは
いつだってやさしくて
初夏の風は
いつだってあたらしい
あなたのとなりで
春を聴いた私は
なつかしい秋を待つために
紅い日傘を買うだろう
魔法をかけたのはあなた
とかないのはわたし
ギフの男の子としての最後の時間がまるでダイヤモンドのように煌めいている 風よりも色づくものが秋でした いつかは枯れる花に

今日も水をあげる

いつかは枯れちゃうけど

今日は いまは

・・・生きているから
きみを書かないよ
すでに詩なのだから
きみを喩えないよ
すでに風なのだから
きみを想わないよ
、できるわけがないじゃないか
今日もみあげるよ



ミモザの日きみから届いたポン柑が ....
日本語を七やにあずけ春夕焼


春の虹階段で手をふる背中


春夕焼まばゆい日日のまたあした
未来は永遠の一丁目
ときみは言ったよね
だから
それいいね!
って応じたよ本心から
うんうん!
携帯の向こうから聴こえた
あの日にはもう帰れない
きみももう帰らない

未来のどこを ....
殺されるかもしれない
死にたくはない
じいちゃんにもそう言ったばかり
自殺と見せかけて

殺されるかもしれない
死にたくはない
いま神さまにもお祈りします
わたしだけの神さまにも

 ....
カナッペ、お空が綺麗だよ
ちがう、あれはゆうやけ
じゃあお空って?
あおいあおーいやつ
――じゃあ夜にお月さまがいるところは?
うちゅう!
お陽さまが見えないと青くないけど?
知らない
 ....
その少女の心にとって
世界はちいさな鳥籠のようなものだった
清潔な場でなくてはならなかったし
少女も清らかな心を懐いて
完全無欠な美しい絶対の四季の森の湖面に
常にさやかな漣をつくる風のよう ....
あまりのやりきれなさに思わず
荒んだ瞳になって街のど真ん中で
……黙して堪えなくてはならない時にわたしが
想う 風景があります
そこはひたすらにさやかでのどかで 透明で
必要がないから透明な ....
あきはかえったのだろうか
なにしろゆきにふられちゃったもんね
かえるしかないよね やっぱ
わたし、じつはゆきがだいすき、だから
ふった! って とびだして
そらにむかってなげきっす
うしし ....
いつか(あした)ミカってひとと
お友達になるかもしれない
電話番号を
交換し合うかもしれない
そしたら正直に
わたしお友達がすくなくて
だから携帯がうれしいなって
そこまでは言う、あとも ....
夕闇迫るころ手放した紙飛行機が
心のなかの星空をどこまでも飛んでいく
夢みる宙のあなたを目指して
、いつか きみの名は と聞いてくれた日
まだない と答えたら名づけてくれた
わたしの名前をう ....
誰とでも出会えるわけでないこの世タンポポの綿毛風はどこから


石ころを何とはなしに蹴ってみる蹴られるがままのきみは星屑
自分を赦せないほどに朝が好きで
自分を騙せないほどに明日を待っている
償えない森羅万象への数数を軽く、靴で踏みながら
今日も生きていくことを
省みるようにと
春の梢が歌っても
この雨が置いていくあしたをすこしだけ
盗みました ガーゼのハンカチーフはすこしだけ
重たくなりました けれど
いつかしらあしたはあたしを見限り
逃げていきました

気化したい。
善いですね、花は
いつみても善いですね
たぶん神さまです
たぶんなんでもゆるします
きょうは特に会いたかったです

路傍の石っころは
決して言葉を使いません
でも 言葉を持っています
 ....
水宮うみさんのもっぷさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散歩道2- もっぷ俳句421-1-12
福寿草- もっぷ俳句321-1-1
鉄塔をのぼる猫- もっぷ俳句220-12-21
誰も知らない小さな部屋から- もっぷ俳句320-10-9
屋根のしたの宇宙2- もっぷ俳句320-9-12
屋根のしたの宇宙- もっぷ俳句220-9-2
八月の不思議2- もっぷ俳句220-8-31
風の鹿- もっぷ俳句320-8-24
八月の不思議- もっぷ俳句220-8-8
_- もっぷ自由詩320-5-31
すみれ日記- もっぷ自由詩320-5-18
今日の風- もっぷ自由詩320-5-9
十七夜月- もっぷ自由詩220-3-29
ギフと。- もっぷ自由詩120-3-11
風よりも色づくものが秋でした- もっぷ俳句119-11-29
今日は生きているから- もっぷ自由詩3*19-11-13
ミモザ- もっぷ短歌118-3-8
パピエ・コレ_03.05_三句- もっぷ俳句218-3-5
風に- もっぷ自由詩318-1-8
生きる- もっぷ自由詩517-3-24
カナッペの帰り道- もっぷ自由詩417-3-3
いたる- もっぷ自由詩1117-2-5
=息をすること- もっぷ自由詩1116-11-27
ものろーぐ- もっぷ自由詩216-11-26
ミカ_ver.2- もっぷ自由詩916-11-16
あなたへ- もっぷ自由詩216-10-19
路傍二首_2016.10.19- もっぷ短歌416-10-19
子守唄- もっぷ自由詩616-10-14
pray_in_pain_rain- もっぷ自由詩416-9-18
善いですね、花は- もっぷ自由詩6*16-6-2

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