すべてのおすすめ
くるくると
まわって
まわった先
自転車のタイヤで
水たまりを割りながら
色がまだ
光だったころのことを
考える
人の形をしたものたちが
雑談をしながら
歩いてきて
過ぎる
眼 ....
水たまりの花びら
ひそやかな恋

赤く変わった眼鏡
ときめく胸

桃色のカーテン
優しい笑い顔

焦らせたい、そうして
ずっと濃い色を
濃いあなたを見せてよ
殺人罪はない おやすみって言わないから、おやすみって言われなくなったの
「流れないように。」ってメッセージがすべて無視されて、流れないことを願った深夜
居もしないベランダの鳥にやつ当たって、しまわない布団を抱い ....
一生かかっても
君のことを知り尽くせないなら

なるべくたくさんの君を知るために
二人で世界の誰よりも長生きしよう

しわくちゃの
おじいちゃんとおばあちゃんになっても
手 ....
都市気候に密閉された

お洒落な箱にいます

外はとても過ごしにくいのだけれど

箱に入れば何もかも揃っていて安心

そこは好かれる気配が大切

優れていても劣っていてもだめ

 ....
いつも返信おそくなってごめん。

なんかちゃんと伝えようとするとそうなる。

いつも電話すぐ出れなくてごめん。

携帯をけーたいするのをわすれるんです。

いつも困っててごめん。

 ....
泣かないための方法は
見つからなかった
それでもいいかな
会いに行ってもいいですか

指先が踊る
ペンライトの群れ
月の夜には
虫たちが騒ぎだす

マジメな生きもの
そんなの ....
 
 
駅前で女が
ヴァイオリンのように泣いていた

男がやって来て
指揮者のように煙草をふかし始めた

観客のように
人々は足早に通り過ぎた

銀色の魚が身を翻し

都会は ....
2月をたゆませて泳いだ
3月には疲れ切って本当の魚のようになった
あやふやな優劣の判定を何度か食らって
何度かはがれ落ちたうろこから
弱い部分を見せた
よわい人が
尾びれとか背びれとかを動 ....
 
曖昧な更衣室で
僕らはすべてのものを
等号で結びあわせた
軟らかい材質でできた身体は
嘘をつくことが
何よりも得意だったから

花粉の積もった改札を抜けると
溢れだす人という人
 ....
同じ繰り返しの手なんて効かない
奴らはまいど新たな策略をねってるぜ
俺がこの世界を歩くためには
もっとタフにならなけりゃ
さってはやってくる物事を全部新しい気持ちで
心臓の鼓動を数えながら受 ....
音楽の意味を一粒ずつ穿つように地にかぐわしい穂を落とす稲が
暁の薄明かりのなかで
その明るさの意味に傾いた憫笑を預けながら
東洋の一都市の一角を仄かな優しさで染めている
まだ幼い光が飛沫の ....
世界はわたしを愛してはくれなかった
わたしの愛は拡散して
ついに世界を愛するようになりました

世界はわたしをなぐさめなかった
わたしの中のかなしみは
がらんどうの宇宙にぽっかりと ....
本当に怒っているとき
誰にもそれを
気づかれたくない

本当に深く傷ついた時
誰にもそれを
知られたくない

本当に寂しいとき
誰にもそれを
見られたくない

だから
本当に ....
言葉は盗品
また来て懐疑
カラスは低空飛行を
低空飛行はカラスを
やめようとしない西の空
西は西からやってきて
東へ去ることもないから
西が西で渋滞してる
僕は何かを捨てながら見てる
 ....
生きる権利がある国では
生きる義務が存在しない

生きる義務のある国では
死ぬ義務も存在する

生きる術を持たぬ者だけが
生きる意味を知っている
はじめから僕は登場人物ではなく
舞台の上を見上げ
憧れるだけの観客で

まもなく幕は下りるというところまで来て
なぜか華やかなカーテンコール
僕が不在の僕の人生
始まることのなかった ....
本質的な僕たちが
本質を詰まらせて
ぐうの音も出ない

散乱して
僕たちは
死にたいの前に
生きたいの前に
なんだったか
わからないまま全てだね

洗い髪を
ぬるい風通しが
 ....
たいそう
お花畑ですね

微笑みながら
交わせる日がきたら
みんな
なにもかも捨てて行くような
恋ができるのに
そんな事実まみれの話をしないで。


朝、光のふりそそぐ首都圏に溶けだしたチョコレートのせいで、つ
づいていく肥満児の行進。破綻した都市計画が描くメープルシロッ
プ、キャラメ ....
体節をへし折る
感傷の季節に浸る

まだ青いからだを隠し込んで
いやらしい思い入れを隠し込んで
登校、あいさつ。

異性ということばに
ときめきを感じる
つかいかたは知らないのだけど ....
花だったら
きちんと枯れたのに

人でいて
笑顔で腐れている

あなたを撫でると
わたしの花が枯れるようで
それだけが救いだった
ブラインドタッチのせせらぎに
あなたが流れている
まぶたをおろして
まるで ひとりでいきているかのように

真夜中の岸辺は
いくつもの{ルビ蹠=あなうら}を傷つけるという母のおしえが
 ....
今日がなかなか終わらないで
あしぶみする明日がくさっている
あたたかいのは
泥だった

あたらしいものを食べたくて
舫いをはずしたのに
気がつけば
泥をさがしている

これは
 ....
宵の静けさが
夏のためだけに
風鈴を鳴らすので


ひとり
耳を澄まし
感性を横書きする
キラキラ輝く
青や水色のビー玉
両手ですくって
光にかかげる

ビー玉の中は
青や緑や白や赤や
幾重にも色が混ざり
私は無意識に息を止める

これは朝顔ね
これは海藻
そしてこ ....
♥..。―*㉨。:*ฺ+。♡ღ :♥☺
☆ ♦▶Oa♥♥゜; & ....
わたし
わたしたち、という言葉のためだけに
ひとが生かされているとしても驚きはしない

わたしとあなた、だったり
わたしとどこかのだれか、だったり
全国民よ同胞よ私たちはー、の私たちだった ....
さよならをして
色々なものを通り過ぎて
思い出ばかりが綺麗で
現実の君の声に冷めていく
正体のわからないものが
ずっとここにあって

取り戻したいと思う私も
幸せになってほしいと願う私 ....
水宮うみさんの自由詩おすすめリスト(1263)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロードワークス- めー自由詩213-4-9
ひそやかな恋- ゆず自由詩213-4-6
戦場に- HAL自由詩7*13-4-5
自重ゼロパーセント- 未満ちゃ ...自由詩13*13-4-3
しわくちゃ- ジュリエ ...自由詩113-4-2
都市気候とお洒落な箱- 灰泥軽茶自由詩9*13-3-29
たよりなくてごめん。- 小鳥遊儚自由詩113-3-28
光の道- as自由詩213-3-25
都会魚- たもつ自由詩713-3-23
こんざい- りこ自由詩413-3-21
初夜- たもつ自由詩613-3-19
希望の手- 黒髪自由詩3*13-3-18
微笑みを_預ける時- るか自由詩213-2-20
世界- 佐藤伊織自由詩513-2-2
本当に怒っているとき- Lucy自由詩16*13-1-19
西の空- めー自由詩612-12-21
人生- 一 二自由詩612-12-20
僕を抜け出し- Lucy自由詩6*12-12-19
shower- めー自由詩212-12-9
- めー自由詩112-12-8
不思議ちゃん無双- しもつき ...自由詩17*12-11-10
3341のうた- りこ自由詩5*12-11-4
撫でる- はるな自由詩512-10-1
真夜中の岸辺- 伊月りさ自由詩9*12-9-13
ゆめ- はるな自由詩512-8-7
夏(ひとり)- かんな自由詩6*12-7-29
- ミツバチ自由詩812-7-26
_◡ლ(╹ლ ...- 反現代死自由詩3*12-7-26
不通の人々- 海里自由詩412-7-16
夏空- ゆず自由詩3*12-7-9

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