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「食べる」

早朝から釣りに行った夫が、すずきを一匹釣ってきた。
君は大喜びして、おさかな、おさかな、と言った。
水面をパシャパシャとのたうち回った姿はまだ想像できないかもしれない ....
さよなら、
つぎの空白を飲み込んだとき
少女の手から赤い風船が飛んでゆく

ひゅるり 風に吹かれて
ぱちん 弾けてしまう
わたしたちの知らないところで

いつからだったんだろう

 ....
夏休みに入った
自由しかない

隣の家に住んでいる
幼なじみの君
好きだけど伝えていない

お互いに部活動はしていない
一緒に帰ることが多い
楽しい会話で笑顔が絶えない

夏休み ....
花をあげよう
海に生に死に始まりに終わりに
全てを包む海に
一つだけ花を
あたしの秘密を教えてあげる

条件が揃うとね
あたしの涙は宝石になるの

ソファの上
スカートの上
畳の上
ベッドのシーツの上

転がった水滴は固まって まるで硝子玉
多分塩の結 ....
きらきら
という絵本を
君に読み聞かせるのだけど
結晶の写真がきれいで
君のお気に入り
ひとつ 指さして
パパ! と言う
ママ! ととなりの結晶を指さす
次々に 結晶が
 ....
自由な形式で書かれた詩、略して「自由詩」



とはいえども



俺が 本当に 自由に書いたところで



結局それは



ただの言葉の羅列としか思われねえンす ....
理由も無く前に後ずさりたい
見えない心をへし折ってやりたい
空をふかく深く浮かんでいたい
海をたかく高く沈んでいたい
誰か教えて欲しい
意味と価値を
意味があるから自分が何かをしている訳じ ....
殺してもいいけど
せめて愛してください
好きなら死んでやる
「ばぁばはけっこんしたの?」
「したよじぃじと」

「じぃじのことすきになったの?」
「好きでも嫌いでもなかったのよ」

「どうしてけっこんしたの?」
「皆が決めたの
そういう時代だっ ....
何千何万回も続く毎日
その内の一日がもうすぐ終る
それでもたった一度しかない今日
いつかまた逢えたらいいね
いつも言うね
「私はあなたに何もできない」って
そうかな?
ホントに何もできないなら「何もできない」と感じることもできないんじゃない?
それに君はさっき僕のしょーもないバカ話で顔をしわくちゃに ....
「一」を「一」が支えるから「人」
「人」との「間」と書いて「人間」
「人」が「生きる」と書いて「人生」
「人」と「生きる」と書いて「人生」
「人」を「生かす」と書いて「人生」
「人」に「生き ....
最近夜が来なくなった
いつもなら外は暗くなるのにまだ明るい
夜はどこへいったの?
そういえばまだコンバンワも言ってないような気がする
夜はまだ来ない
お札はすごい
人の絵が描かれた薄い紙切れには
価値という物があって
お札は凄く価値があるみたい
例えば数え切れないほどの命があっても
誰もお札には勝てない
価値って命よりも大切?
君はいつだってそうやって自由奔放で
何だって自分の思うままに操って
「はははっ!まじうけるw」とか太ももの辺りをワンピースの上からぺちぺち叩きながらケラケラ笑ってた
それがなんか羨ましくて、楽し ....
彼女は月へと旅立った
美味しいお餅を食べるために
彼女はロケットで旅立った
ごおごおと音を立てながら

炎と煙を巻き上げながら
ロケットは月へと向かったが
彼女は興奮のあまり
ぴょんぴ ....
久しぶり、今なにしてる
お前が居なくなって、もう何年も過ぎる
何年も忘れなかった
そんなことは恥ずかしくて言えなかった
そっちの世界はどうですか
昔とあんまり変わらないかな
変わったことは ....
善いですね、花は
いつみても善いですね
たぶん神さまです
たぶんなんでもゆるします
きょうは特に会いたかったです

路傍の石っころは
決して言葉を使いません
でも 言葉を持っています
 ....
本当に愛のあるセックスなら中出しなんてできない
心の底から抱きしめてあげたいって思える人に
手を触れることすらレイプみたいだ


当たり前の決まり文句のような言い方で
まるでその場しのぎみ ....
この際はっきり言うけど
言葉とかマジで無意味やからw





どんだけ思いを口にしたってどーせ都合の良いようにしか伝わらへんし
どんだけちゃんと整えてラッピングして両 ....
「おとなりよろしいですか?
おとしものをひろいました。
おとどけしたいとおもい、
おとずれてみました。
おとなりよろしいですか?
おともだちになりませんか?
おとぎばなしみたいなゆめのかけ ....
寂しいなんてもんじゃない
悲しい苦しいってそれは嘘だ
横断歩道の歩行者信号がいつまで経っても赤いままみたいなやつ
突っ切るどころかまわり道もできないみたいなやつ

酒の良さはわからないし、わ ....
愛については
猫が、大統領よりずっと詳しい
だって猫は いろんな壁の上を
やすやすと あるいてきたんだ

ひとびとが にぎわう繁華街
ひとびとが やすらうベットタウン
肩をおとそうとした ....
今日は
何も言わない

ベランダに干しておく

青と白がきれいだ
五月の風を吸わないかなあ
みぎひだり ほろけた蝶 比翼と過ごした私と猫と
靴ひもを 結ばぬ怠惰に 縁丸く濃紺に矢継ぎ早な窓辺から
線路沿いに不明な景色のなか
命ひとつを浮かせて身から剥がし終えたと

ひととせを十は巡 ....
砂とともに爪の間に入り込む
深い色に染まる

遠くを見つめる
深い色の青が
どこまでも広がっている
目をこらしても
何色の船も見えないよ

あなたがいない
知っているよ
自らの意 ....
車の運転はもうしなくてもよい

車が人を乗せて自動で走るからだ

そしてコンピューターという機械も姿を消した

言葉が、写真や絵文字となって

画像は脳へと直接送られる

ほとんど ....
ねぇ…
真実も偽りも
本当も嘘も
現実も理想も
全てを見たあなたに
今何を映してるの?
何が好きですか

あなたは
何が好きですか

野菜は何が好きですか?
私は毎日トマトが食べたい

アイスクリームの味は
何が好きですか?
私は濃いビターチョコが好き

 ....
水宮うみさんの自由詩おすすめリスト(1263)
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ส็็็็็็็็็็็็็็็ส็็็็็็็็็็็็็ ...- リィ自由詩3*16-7-8
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