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きみをおもいだす

よるはいつも暗く
窓に映るぼくはすこし歪んでる
あめが降れば街は滲んで
みずたまりに落とした絵の具のようさ
揺れて、染みて、きみになる

あさはいつも正しくて
羽 ....
久しぶりの太陽と

あなたからのメールは

暖かい。
呼び出し音
ドキドキの時間
君の声
こぼれる笑顔




内緒話しのように
囁く君の声が
可愛くて
たまらなく好きだ。
ぼくの隣
静かなきみのポケットに
たぶん幼い
春が来ている

手を入れれば
指先に形のない手触り
必要な幸福は
それで足りる

春になったら
そう言い続けて
ぼくらは今
何を ....
zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz .... ノックをしてみる
と、きちんとノックが返ってくるので
僕は待ってる

春になって数回目の風が吹く
見上げる空の青さも
鳥の羽ばたきも
風にさらされている皮膚も
本当は多分
言葉でしか ....
          着想       が生まれるまで            待つ     押し続ける           穏やかな         侍      放棄する      インドの先端    ....  
話す声が小さくなっていく、朝
きみは一冊の
ノートになった

軽くなった身体をめくって
話の続きを書く
これからは大切なことも
大切、とは少し違うことも
こうしなければきみに届か ....
こうしている
時間がすき

君のことを考えて
優しくなれる時間


眠れない夜も
痛みにも
慣れないけど


なぜだか 安心するよ


明日は
晴れるといいね


 ....
{引用=体温の変化って
すごいね


+



うるんだ夕刻の
スプリンクラーからは


しずまないでいる陽が
不遜で
わたしたちは
落日みたいなことばで喋る

 ....
現実まがいの優しさのせいか
こころが脳にある

人間みたいに笑うきみの
黒髪が
きれい

恥を知りなさい
  「オルガン」

オレンジみたいな涙を流すから
いつも泣かされてばかりいた
優しいね
キミは唇を頬に寄せて
流れる柑橘涙を上手に受け止める

夏の子供用プールはレモンの匂いがするね
 ....
一.


舞いそこねた息が
蜜擦れしている

まつげのながさは
わたしたちのいのち




二.


等分できないものをささえる
ゆいいつの幕間
背泳される 水は
 ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
カーテンの裾に星粒。
掌にのせると
溶けてしまいそうなので
そのままにして

靴下は
目に見えなくても
大丈夫


遠くで、
誰かが
静かに
幸せを見つけていますように。 ....
情緒に問題あり、と
言われた、三者面談で
帰り道、お母さんが
泣いていた、自転車の
荷台で、情緒の意味を
分かりかねていた
テンイヤーズオールド


西日のまぶしさだけ
息が詰まっ ....
 
 
 
 
 
琥珀色の教室の隅で
 
 
 
うずくまった
背中のよわい夕日が
 
一年後と
十年と
未来、のあいだに
 
 
 
消えてしまわないよう
お ....
■「知らない金属の話をしないでください」


■「ぼくと話しても、あなたが知るということはありません」


■「どこかへ金属が行ってしまったのです。話をしてください」


■「 ....
きみのりんかくをぬいあげていく
オルガンの重さが
ひかりににていて
急に
まぶたがいらなくなる
砂糖の
あじをわかりたくて
紅茶ばかりのんでいる、午後
猫が行った



声に体 ....
一.


青を
反故にした

よりも
事情がある

真昼につき、
雨はふらない




二.


鋏の持ち手が緑だったことから
分け合いたくない
ままの
手 ....
ビールは
駄目人間の味がする
 
 
 
どんな人間でも、
最後に行き着く場所は海なのだ
 
 
先生はそう仰った
 
 
 
私は 先生の指の先の
 
 
青だけ、見て
 
 
海を滲ませた
 ....
 
 
 
リアリティを損なった青春と
 
 
お金と服と安い性器
 
 
ふるえたのは端末化したぼく
 
 
薄くなったまぶたを伏せて応答する
 
 
 
欲しいのは ....
■水槽に鳥を入れる。


■「その先はぼくが眠ることにするよ」


■日記からみた夢日記がそうであるように、夢日記からみてそうであるような日記を書くこと。


■ぼくからみた君が ....
さよなら

気泡みたいなことばを
無造作に夕暮れに飛ばしてみると
橙にすっと溶けていったのは
声が震えていたせいかもしれなかった

車輪の音、渇いた
ペダルを思い切り踏みしめて
陽炎 ....
ポケットが汚れ始めている
待合室は朝から眠たい
何かの整備工の人が
口を動かしている
語りかけるように
沈黙を選ぶ言葉があった
目を閉じようとすると
少しばらばらになる
水が優しい濃度 ....
彼が去りゆく

彼とは雲のことだ

君は歌う

君とは自然の音のことだ

僕は昨日から5度目の靴ひもを結び直す

僕とは見つめる目だ

彼女 ....
五時限目の
けだるい
プールサイド
微熱の
水飛沫と
君の呼吸が
うまく
混ざったら
わたし泳いでも
いいよ

反射していく夏
十七歳のまま
立ち止まって
しまえたら
ど ....
それから百年後心は平和になり

あなたはまた洗濯物を畳みだした

だからもういいと思っておきたい
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