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ゴミ収集車が走り去るにおいを青空に運び去る春風 ボウ 遠のく作業員たちの掛け声
電線の雀たちが放つビーム
桜が咲いたね
ハロー ユース
/
遊びたりない わけない
風に育てられた髪 ....
(この家はとても寒いね
大きな口を開けて
ぼくたちを飲み込んだこの家はとても
あの子は帰ってきてからずっと泣きっぱなしだけど
きみが忙しいってのもわかってる
指をせわしなく動かしては眼を ....
話しそびれてしまって浅い水路で風がわらう
ぼくたちのてのひらで火傷した蛙の
フリーズと
ラケットを肩にかけた生徒たちが
それぞれの家に帰る
ざ ....
わたしけっきょく書きたいことなんてないからノート引っ掻きまわしてるだけなんですって言ったら、おまえそんないいもんじゃねえだろって、そりゃそだ
雨上がりの虹をマフラーにして ブラックホール ....
うすきいろとかうすむらさきいろの点滴がたぷたぷとぼくの血液を薄めて
風変わりなガラスに映る壊れた野菜とか果物にしてくれる
お見舞いのメロンのあみあみのやみやみの隙間から
週末の夜 ....
ぼくを見捨てたもののためにぼくは死ねるだろうか
晴れた日の正午に
だれの記憶にも残らないやり口で
光のなかで明かりを消すように
永遠より午後の芝居を好むように夜は長 ....
生まれつき
泥じゃなく砂をかためたふたりのからだは穏やかな波にさらわれ
いつしか跡形もなく
消えて
しまって
から
さらさらふたりきりで 小さな
肌のかけら
となり
青い ....
観葉植物を真似るクリームソーダが
夕焼けに溶けていく
散々
カフェインに浸れた
町角で
段々
赤い花を咲かせた
砂漠の
あるいは密林の植物がひけらかす
肉厚な葉のように
ク ....
カチカチ 歯と鳩 カウントマシーンが音をたてる
台風がそれた朝の
まだ肌寒い堤防によせかえす波をカウントして ガラスの水滴を震わせて回る数字
鳥と虫とドローン 飛行機をみつけては指で隠す ....
チャリのストッパーを跳ね上げた音が
八月の折り目に
鋭めに響いて
バイバイした
終わりが始まりに触れようとして、外側を内側に折り込み
内側を外側に折り返して発達する八月に沿って
....
公園の枯れ枝を踏んで拠点のヤードに帰る
今夜もカレーだ
閉め忘れた窓 閉め忘れた蛇口 閉め忘れたガス栓 咲き忘れた花を
言葉が覚えている
小蠅が絶えない
部屋の
言葉が
モノが ....
書けることを書けない夏の教室で
好きな子の隠し事と嘘すら見誤る最低に
これとそれはこれとそれに似ているという点として線にのみこまれようとする夏の営みから逃れようとして線をくしゃくしゃ丸 ....
蝉が鳴いたしだいに
夏のみすぼらしさを飾って ぬけ殻をくわえてくるってゆう君
小汚い綴れ織りや押し花を蒐集して
あしの爪をのばしっぱなしなのに
やっぱしさみしいのかしらんって
だれか ....
これがないと僕生きてけませんBest3。
1位 女子
2位 酒
3位 壇蜜
僕はおそらく女子がいなかったら仕事もしないし服も着ないし寒かったら着るけど髪も切らないし眼鏡もしないし髭も剃 ....
書き終わった手紙を読み返して捨てた
それを書き出すために書かれた一行がいかさまだった
さめたコーヒーを飲み干して
家並みに一滴、零す
静けさのなかを一台の車が走り去り、日付がカチッと変 ....
水宮うみさんの末下りょうさんおすすめリスト
(15)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ユース
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末下りょ ...
自由詩
4*
22-3-30
14
-
末下りょ ...
自由詩
2*
22-1-10
見分けのつかない分身
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末下りょ ...
自由詩
12*
21-9-10
べつにお前のリアルなんてどうでもいいよ_/_ある女の子篇
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末下りょ ...
自由詩
3*
21-8-30
メロンのあみあみのやみやみ
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末下りょ ...
自由詩
6*
21-4-4
観光バス
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末下りょ ...
自由詩
5*
21-3-18
ロングバケーション
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末下りょ ...
自由詩
4*
21-3-6
コーラのちコーヒー、所によりクリームソーダ
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末下りょ ...
自由詩
5*
21-2-14
カウントスタッフ
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末下りょ ...
自由詩
4*
19-8-20
八月の折り目
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末下りょ ...
自由詩
8*
19-8-17
サレンダー
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末下りょ ...
自由詩
1*
19-7-31
夏の教室
-
末下りょ ...
自由詩
4*
19-7-22
ゆう君
-
末下りょ ...
自由詩
2*
19-7-19
女子が好きだ
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末下りょ ...
散文(批評 ...
4+*
14-4-7
手紙
-
末下りょ ...
自由詩
4*
14-4-4
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