夏
はるな
ひどい気分で目を覚ますと、今日はもう終わっていて
どうしてかわからないまま靴を履き替える
さめた湯を浴びて 窓を開ける
今日はもう終わっていて
かといって明日も始まらず
室外機の唸りだけが響いている
自由詩
夏
Copyright
はるな
2021-08-30 21:49:05