決戦場
町裏空地
チャオシュール
ねこが大好き
のらくろ嫌い
楽しみが多くて困るぐらい多い安定感のある日常
海と川交わる場所を覗き見る潮の香りが染みついた地区
良く通る道よく見れば何かある今まで気づかなかった何か
細い道で猫の親子をいつも見る親 ....
ぼろぼろと
食べこぼしたる
泪目の
動かぬ手足
爺捨て山の
神つきに
噛みつく犬も
いとおかし
りんご啄む
カラスが言った
風呂に入る温泉だったらいいのにな温泉の素では物足りず
夏みたいな四月を終えて初夏という五月になって気温安定
全国の温泉一つずつ入る夢では全て廻りきった
山間の温泉施設設備いいスポーツ ....
ギターを弾く在りし日の子のそのいまを春のひかりとなりて抱きしむ
お兄ちゃんはやくごはんをたべたいよ猫とあたしとポチがまってる
砂浜の周りの岩が個性的押し寄せる波が岩を擽る
気温差が激しい春の昼下がり雹が降ったり霰が降ったり
友達とゴルフのことで盛り上がる何時間でも話せてしまう
初夏の風幸せ含む緑色子は勉強も ....
共通語の
音楽は
阿吽の呼吸の
彼のポエム
生先の庭
花は咲く
1分の1サイズから始めたはず
なのに今ではスコープゴート
#これでどうだ #短歌 #tanka
木曜日何故か憂うつな午後過ごす味気なく感じる好きなココア
月末の忙しさ終え暇な日々会社の事務所閑散とする
ゴルフ場あまり上達しない友大好きなのに上達してない
肉ばかり食べる知り合い野 ....
セックスを
部活のように
笑いつつ
やれた生涯
唯一のひと
どうした、もう書かないのか弱虫と。はい書けません書きません
きみとの意見は平行線、僕は閉口するばかり
わからない、から黙っている。主導権から身を引いて
映像で見れば零れ落ちるものがあ ....
ちはやぶるマクドナルドの駐車場今誰の筋肉で飛んだの?
ちはやぶる誰の素粒子も咲いて目を閉じて猿が飲む果実酒
日ののぼる前の空には雲黒く飛んでちぎれる約束は今
{引用=角川『短歌』2022年 3月号分「角川歌壇」にて
福島泰樹先生選 谷岡亜紀先生選 佳作
水原紫苑先生選 秀逸}
この夜を
涯から涯へ
列ぶ灯は
ヘッドランプか
テールランプか
見分けれぬ みどりと機械 ゅ㋱のほ゛り 未徠樂園 桃源郷歌
{ルビ氵旦=ゕゎ}は{ルビ曜=ぁゕ}るひ蘆葉のジーンズ穿ゐてゐる{ルビ浮き素彫りの=ラヰト・モチーフ}一コマ{ルビkinema=映 ....
入浴後冷たいジュース飲み干した入浴剤の匂い好まない
火曜日の社員食堂から匂うカレーうどんが人気沸騰
水曜日週の真ん中だから何?自動操縦みたいな仕事
仕事場に着くなり出張指示される小規 ....
ともだちは100人いない私たち
貝あわせつつ100年生きたし
書かずとも
生きてけるなら
ただ生きろ
詩なんか書くな
布団で眠れ
待ちぼうけいつになったら自信つく
パラレルワールドのウサギ呼び寄せ
橋の上いつもの朝を迎えても君は震えて歌う白猫
暁の歌が輝く一滴の私の夢が微笑む未来へ
貫けない愛の硬さを知ったなら凶器を捨ててただ抱きしめる
戦いを忘れられない愛 ....
緑色の艶ある葉っぱ初夏映す肌艶のいい体は元気
歌詞と曲上手く合わさり歌になる歌唱力あるほど魅力増す
金曜日終われば休みモードになる見ている景色力が抜ける
土曜日の街の雰囲気やや静か足 ....
無理矢理に二度寝させても午前五時
我が心の熱若者のまま
ぼくだけに聴こえた恋にふり返り夢忘れたのは西のエデンか
運命を読み上げてゆく神さまのうちなーぐちの優しさが好き
気だるさが絡まる日々の帰宅路に問わず語りに聴 ....
風の音
うまれて初めて聴いたのは
詩想に溺れて泣きそうな夜
真夏の夜
新しいほど遠くなる
ような言葉を花火と喩えた
ふるさとに
今尚住んでるヤツの眼も
心が砥げ ....
新緑の山道癒やしでいっぱいで自然の恵み集まった場所
公園の大きな池に鯉がいる興味深そうに人を見ている
日曜日ダムの周りの遊歩道若い家族の若さが目立つ
月曜日鈍った身体ゆっくりと平日モ ....
待つことは時計ではない限りあるいのちに耳をかたむけること
{引用=「角川歌壇」2022年二月号分
福島泰樹先生選 佳作}
ありがとう銀の指輪の傷光り見つめてゆれる 青空一つ
{引用=「角川歌壇」2022年二月号分
水原紫苑先生選 佳作}
無理をしてがんばることはやめようか月の重さとつりあう涙
{引用=「角川歌壇」2022年一月号分
水原紫苑先生選 佳作}
春夕焼け北本住宅団地には明日を待ってる部屋がある
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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