ゆるゆると逃げ続けよう蛞蝓の虹を残して進む速さで 「人類の旗」なるものは未だない つまりそういうことなんだろう それぞれが秘密を持てるがその代わり「ここまで言わなきゃわかんないのか」 たいていは「私でなくてもいい」のだが私でなくなることができない それぞれが個体の内に分かたれて独りであれるという僥倖を ふと見上げ大合唱は幕を閉じ
舞う羽根の如し落ち葉拾いて
「孤独死」とまるで孤独でない生や死があるように言われましても 絡まるイヤホンを揉んで
非接触に移行できない未熟な時間
「嫌がらせとして長生きしてやる」と考えてもいい。参考までに。 夜のもの夜にしかない星空の悩みの中で生きる人々

新しい結婚式場次々と式を挙げない若者多い

文通が何十年も続いてる子供のことや世の中のこと

作ったことない料理にも挑戦し失敗と言える失敗 ....
千キロの移動をしてもこの体からは一歩も出られていない 個体というファイルに無理に綴じられた一貫性のない私たち 眠りたいわけではないがこの脳が眠たがるから眠ってやるか 縛られていると落ち着く人もいてたやすく「解放」などと言えない 「監視されている」と「見守られている」の重なるあたりに移り住む人 人間と人間が争いあって蠅と薊と鼠が勝った 視界という壁に一箇所穴があり、つまり私の身体である 手に提げたビニール袋がどちらかといえば私を連れて帰った 太陽系宇宙の中の一点の豆腐屋で厚揚げ二枚買う 同じ穴から拔け出てもその先の世界がひとりひとり違った 体温を感知して撃つのだという 確かに人は温かいから 少しずつ涼しくなってまたやがて氷期が来ることもあるのだろう いつかもうあなたやわたしでなくなって出会わなくてもよくなる日まで 夥しい「出会わなければよかった」を載せて地球は縮み続ける 良いものは良いと素直に伝えたい素直な目で見て良さを見つける

大雪で学校午後から休校で電車やバスは遅れてばかり

古い町白壁通り和の香り道行く人は外国の人

雨脚が激しくなってやがて雪長々 ....
一人ぼっちの神様は

人のいない夜

ひとりだけの夢を見ている
出会いとは暴力なのにわたしたちほらまたこうして近づいていく 語られた言葉のあとで浮きあがる 静寂 目線 寂しい体

ふれられてふれてなお泳ぐ肌 これより遠くに行けはしないね
テキストのむこうに生身の人がいる、と言い切れるのもいつまでだろう ため息の重さで溢れる夜を抱き
わたしよ明日こそ私であれ
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
_いる021/9/26 23:45
121/9/25 23:20
121/9/25 0:07
021/9/23 23:29
021/9/22 23:43
杪夏ささら021/9/22 22:13
_いる221/9/21 23:35
イヤホン凍湖(とおこ...221/9/21 17:05
_いる221/9/20 22:43
結婚式場夏川ゆう421/9/20 18:32
_いる221/9/19 23:09
021/9/18 22:37
121/9/17 23:14
221/9/16 22:21
021/9/15 23:53
021/9/14 23:25
021/9/13 22:34
121/9/12 21:28
121/9/11 22:43
121/9/10 23:30
021/9/9 22:45
121/9/8 23:30
121/9/7 23:01
021/9/6 22:53
白壁夏川ゆう521/9/6 18:40
一人水宮うみ1*21/9/6 6:29
_いる121/9/6 3:08
[group]はるな121/9/5 13:50
_いる021/9/4 23:17
[group]はるな221/9/4 17:37

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.11sec.