これまでに触れたすべてのものよりも指先こそが遠かったのだ
ぐしゃぐしゃに
働いて後
六時半
....
田田田田と早歩きして足跡は深い印しの春のぬかるみ
5時6時
暗くはなってくるけれど
まだまだ遊ぼう
親が来るまで
大規模な公園で遊び陽が暮れる子供は友達作りが上手い
庭の木々形綺麗に揃えたい木々との対話忘れていない
友達に松茸狩りに誘われた私有地示す赤いビニール紐
雨の後しばらく経てばまた雨に今 ....
一休み古い街馬喰町
安納芋のケーキと抹茶と
まぼろしの東京五輪すでにもう あざとい君はシナリオ書いてる
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新しい橋本聖子氏は五輪と心中物語り。ここは悲しいけど笑ってあげなくちゃですね。弱いから。
「詩人」だったら最後まで抗えで ....
繁華街
仇花
二輪
凸と凹
....
風車作り遊んだ子供の頃過去へと戻る術今はない
バス停が錆で今にも壊れそう過疎化が進む町は寂しい
一日中交通量が多い道忙しさから逃れられない
商店街進んだ先に喫茶店過疎化の波が及ばない ....
いつも急 臨時ニュースは的確に文字に置き換え事実を伝える
夕宵に
....
(歌という文字から可と欠を引くと可なので)不可欠な歌は、可だ。
何かへとお支払いしてるみたいな動作の入るお祓いだった
両片思いって現実で起こる可能性のある現象なのか?
....
いつまでも忘れられない恋がある何年経っても年を取っても
叶わない想いだからすがりつく幸せなんかに用はないから
どうしたら伝わるかしらこの想い言葉にしても届かないのに
恋よりも愛よりも ....
透き通る鎖骨のような校庭に夢散りつつもサクラ満開
図書室から盗んだ『モモ』を脇差に 時間密度が高いきみだね
「祝日の明日は晴れとなるようです」予報士さんの旋毛二つだ
線影が砂場にく ....
雁首が
洞穴の奥
火を熾し
冷たい指で何度も死んだ ....
想像の空を制した根なし草
鳥ではなくて私らだった!
しずかなる森の梢はミミズクの
可愛い耳のちょん。になりたし
スマホ手に眠りに落ちる人だけの
夢蒐めては花いちもんめ
お早ようと花瓶に朝のご挨拶
こたえて曰く ヒョウメ ....
蕾さえ開かなくなったこの部屋であなたがいなくてどうして眠るの
なぜだろうマフィンが今日はすごくかたい あした世界がおわるからかな
刻まれた時間のそとで落ち合おう 蕾、マフィ ....
待つことの辛さを肌で感じます。丁か半かと気をもむ日々に
そう思う人に言葉は届かずと書いては消して送信押さず
不愉快な思いで過ごすどう過ごす。助けにもなる日々の雑事が
雨戸開け換気して ....
本を読み知れば楽しい世界ある何も知らない世界山積み
カレンダー捲り時間の流れ知るあっと言う間の一年だった
映画見てラストを想像してばかりがっかり感が漂う映画
散歩道季節で変わる花の種 ....
空という海になれない碧の果て空どこまでも海に骨ぬき
一握の土に賑わうたましいをそっと戻して春風うらら
まあいいさどうでもいいさべつにもうとうていこんなひらがなばかりじゃ
霜とりの篦に ....
ライトアップされた植物園に行くデート気分で盛り上がる夜
夜景とか店の雰囲気最高で恋人たちの溜まり場のバー
人気あればどんな場所でも客は来る山奥にあるフレンチの店
釣れなくても釣りをし ....
打ち震え他山の石となりてあり{ルビ銀漢=ぎんかん}闇に渦巻くさなかに
撃ち砕く{ルビ蒼空=そら}の独房ふるさとの{ルビ浅葱色=あさぎいろ}なる{ルビ苫屋=とまや}にありて
この詩をば貶むま ....
つまらないテレビもニュースも一色だ、よぉしドラマだアニメはどうだ
そんなわけ課金しました見放題、次はどいつだ電球切れた
こんなわけ買ってきましたLED、よぉし取り付けパパすごいだろう
....
物心 コップの水が有限のようにも無限のようにも思った。
音なしで大人しいけど画面から騒々しさは想像できる。
歩くたび無数の宇宙を踏みつぶしている気がして、靴底の黒。
....
古いビル壊され何もない空地子供心は公園望む
古い地区何処の街にも存在し歴史伝える資料館ある
鳥の声聞いてすんなり目が覚めた日曜の朝自由を開く
有害なもの何一つない田舎ただ純粋な心に変 ....
玉くしげ箱根の関のあずまなることばのけけれ今は知るめり
今朝は雨雪にならずに安堵した今年の冬は無口貫く
冬枯れの樹木に山が覆われてさびれた村に私ため息
我が子より年下なのに熟れているおんなの尻に目を奪われて
寒すぎて真っ裸になれないよ必要 ....
ツンドラに三日月墜ちて小半日そろゝ窓も童話帯びしか
鍵盤に凭れし少年老いやすき高音探しに暮るゝ聖堂
魂は濡らさぬようにふところに忍ばせて来る冬の男ら
おもいでは至る所に散 ....
ポイントが
欲しくなったら
ポイントを
貰える歌を
書く自分が嫌だ
....
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