眠たくて曖昧になるその日々に黒子のように星が散らばる。



電気信号が信仰した天使 電信柱たちに遺伝子。



根も葉もない花を咲かせて尾鰭付き一人歩きするみんなの肴。


 ....
黒髪の少女の瞳が真っ直ぐに語るチカラに慰安のほろほろ


エーテルをその目でみたという電波ちゃんと強めに信じていますよ


しんしんと雪の子の名をささやいて二月の夜空は星浮くみ ....
近くには寄ってはダメかもしれないよ好きになりそう責任とれるの?


うつ伏せで君が出てゆく音を聴く仕事に行くその背中はみない


まるで犬みたいだと思うなよでもね一緒に散歩は行 ....
朝市で良いものばかり見つけ買う買いたい気分にさせる話術

晴れと聞き朝目が覚めて雨だった楽しみだった遠足中止

ランドセル様々な色揃ってる三十年前黒と赤しかない

初夏の風暑すぎず今過ごし ....
きみまつとひまより漏れしさゆる月とはず語りの風の音かな

あたらしき年むかふるを言祝げば吉事しけやと小松かざさむ

あらたまの年ふるごとにうつれどもみづ砥く岩に月ぞやどれる

春あさき ....
花を摘みカラダのどこに飾るのかふたりで夜空に答えを探そう


舐めたいちゃい ん? 舐めちゃいたい? まぁ、どちらでもこの問いかけに答えはいらない


平かなこころを平のまま ....
朝起きて今日も世界は平和ではないと確認して人になる


現実が騒がしいのにタイムラインだけ静かなら何かおかしい


争いを遠巻きにして見ていると人間やってる気がしませんか


日常の ....
・透明な 防護壁で覆われた 静かの海の渚で待ってる

・満月の 裏側見たいと思わない?君の瞳の中の引力

・地球とね こんなに離れているんだよ 君のため息月の満ち欠け

・今度いつ 逢える ....
使わないビルどう活かすか話し合う耐震強度申し分ない

下町から高層ビル群眺めてる日陰になって薄暗い日々

良い店が路地に隠れて見えづらい宝探しのような感覚

強く揺れ地震と気づき目が冴えた ....
考える、語る、実際に行う。代替可能なのはどこまでか。

実際にやってしまうとわからなくなるものもあるたとえば死とか

せっかくの珍しい経験なのに珍しくない言葉にされる

ちょっとした怪我で ....
コロナ支持
生きとし生ける、
悪平等
怒らないでね
オミクロン殿
令和人
和式便器が無くなつて
柔軟な腰
失つたのか
・あおあおと、月明かり浴びてしなやかな 尾ひれで描くないしょの入り江

・ひみつなの、鼓膜は波の底なのよ いつでも波の歌を聴くため

・仰向けで、おさかなごっこ波の音 しゃらしゃら星も降り出す ....
もう来ない誰かの代わりに花を折り 空洞がまた広がっていく


はじめからないものばかりを失って 立ち上がるたびに笑う三月
柔らかい山の匂いでリラックス山に入れば直ぐ自然体

桜咲きチューリップも咲いていた急な暑さで時期が重なる

入院の友に桜の動画送る「桜が見たい」そのメール見て

四月でも月前半でも夏のよう ....
肉体と意識の通信不良かもしれない雪も積もっているし


ああこんな奴いたっけと思い出す たまに鏡に顔が映ると


脳内が雪模様の日は外も雪、なんて同期はしていないのだ


檻として見 ....
雪凍リ足跡続く街中で
ガラスの割れる音が聞こえた
大丈夫だからと林檎を剥く午前、永い相槌、神まで騙して

死ぬようにおわるね季節の信仰は26℃の風の軋む音

目の端で笑うきんいろの陽が揺れる小指の傷と沈黙の解

きみだけを許したはずだ終わ ....
満開の桜早々散っていく儚い想い揺らいだ心

花見する人いっぱいで盛り上がる心静かに眺めていたい

テレビ見てサクラノミクスそう言った経済効果高める外人

桜咲き街に溶け込むその魅力街行く人 ....
府庁前
四条大宮
今出川
五条烏丸
堀川出水







中村区
大須
今池
東山
伏見
金山
鶴舞公園






 ....
「もうない」とつぶやく誰かがいないので「ない」がどこにもまだなかった日


十億年、と言わず千年くらいでも離れて見れば消えてなくなる


視点だけならどこまでも行けるので私が見えなくなるま ....
単純なアシンメトリも揶揄されて
センタ一分けで、三つ目が通る
朝早くスッキリ目が覚め動き出す焦らずゆっくり朝食準備

心地良い朝の陽射しを浴びている気分的にも優しくなれる

商店街何十年もある八百屋「他より安く」を心掛けてる

夕飯を作る母親上機嫌子 ....
雪くもり一枚厚着のクリスマス
唐揚げ買って恵比寿で家路
存在しない街で存在しない人が存在しないこと言う



本物の関西人が本物の完全無欠な愛を探した



幻聴と耳鳴りの境界線で飛んでいる蚊を追いかけている



「それは草」ばか ....
いまひとつ愛する力に欠けるので憎む力で補っていく


末永く憎んで生きていけるもの たとえば性別とか国家とか


愛よりも敵意が支えになることはあるよね空缶に挿す狗麦


「こいつよ ....
冬晴れの光のなかを進み行く遠いシグナル仰ぎ見ながら

シグナルは冬陽に揺れる揺れ動く日々の果てから輝き出でて

掴み取る光の海へ泳ぎ出す死すと生きると詮無いことと







 ....
{ルビ理解=ゎゕ}るのは家族と飼い犬それだけの歌をうたふる土人の世界

明日の果て所有非所有無に帰して光りの海ゑ還る{ルビ詩=ぅた}ゐ手

指紋あり声紋ありて{ルビ言=こと}の{ルビ葉紋=はも ....
細かな大切なことは
ぜんぶ教科書に置き忘れて社会人
南天の紅の実のさびしさの訳を知ってる人はいますか
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
宝石のように眠たい水宮うみ7*22/2/3 20:34
いちばん綺麗な秋葉竹122/1/31 21:32
だからため息122/1/24 21:43
朝市夏川ゆう322/1/24 18:38
冬哥藤原絵理子122/1/23 23:39
痛点核(イン 大阪ロンリーCITY)秋葉竹122/1/23 10:23
今日も平和でなくてよかったいる122/1/22 1:11
君と月の街にてちぇりこ。3*22/1/18 9:29
薄暗い夏川ゆう122/1/18 5:23
考える、語る、行ういる022/1/15 23:55
※5行歌/コロナ考足立らどみ122/1/14 7:22
トイレ考322/1/12 0:12
Mermaidちぇりこ。6*22/1/12 0:02
空洞・三月[group]はるな322/1/11 17:24
自然体夏川ゆう222/1/10 19:37
連れ戻す 五首いる022/1/7 22:27
路面凍結足立らどみ4*22/1/7 8:05
a星染222/1/7 2:25
夏川ゆう222/1/3 17:30
今はもうゾンビ達しか居ない僕らがかつて愛した町や街TAT022/1/1 21:44
「ない」 五首いる121/12/31 23:53
カミングアウト足立らどみ421/12/28 19:53
商店街夏川ゆう221/12/28 5:30
雪曇り足立らどみ6*21/12/25 20:47
水宮うみ2*21/12/25 16:33
ある処方 五首いる121/12/24 21:43
シグナルひだかたけし521/12/22 19:01
不可詠夢繰大゜揮∞ ₎...1*21/12/22 12:00
なんだかなーこれで良いのですか足立らどみ121/12/22 7:38
たずねびともっぷ221/12/21 22:44

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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