親に殴られ
鼻が曲がった
世の中に殴られ
心が曲がった
今度は僕が殴り返そう
詩でその衝撃を与えよう
とても褒められた理由じゃないと
分かってる
ただそのために詩を書いてい ....
かー
くいてー
明日じゃなくて明後日になったからにく
かー
今日食うつもりだったのにー
うんめーよなにく さいこー
2022.4.27 7:22
昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!
人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
....
『英米故事伝説辞典』で、「handkerchief」の項目を読んでいると、こんな話が載っていた。「ハンカチの形はいろいろあったが、四角になったのは、気まぐれ者の Marie Antoinette 王妃 ....
わけもわからず寂しいので
寂しくない を考えた
青い部屋のなか 外を見たとき
あなたが眠る 姿を見たとき
誰かを待って 立っているとき
帰り道を 歌って歩いてみたとき
わたしが わたし ....
○「米騒動」
米を買ったことのない大臣には
米を買えない国民の苦しみは
届かないものなり
○「独居老人」
*朝立するも挿入する腟もなし
*スキンシップはもっぱら愛犬とともにある
*「 ....
私の
描かれた
無尽蔵の紐
束ねられ
仕分けられ
舫われた
やがて溶けゆく砂糖粒
滑稽な意味の羅列など
この絵を踏んでゆけ、と命じる
無責任な人々の手を汚して眠る
....
スポットワーカーうれしんだ
通勤列車で押されんだ
リュックを前に抱えんだ
いっぽんの棒になってんだ
スポットワーカーうれしんだ
年下上司がやさしんだ
あいさつをしてくれたんだ
その日 ....
僕の掌から溢れた一欠片
忙しさにかまけて忘れたふりしてた
〝もう忘れたらいいじゃん、アイツのことなんか〟
時は残酷に囁く
熱くなる胸の内を見透かすように
哀しいんだ 僕は
きっとそ ....
タオルによじ登る蟻を払いのけようとして
ナゼかふと年老いた蟻は主に
外回りの仕事ばかりさせられるという話を
思い出して思わず身震いした
体力有り余る若い蟻ならいざ知らず
年寄りを外へ追い ....
こころのなかをのぞいてみてごらん
ほら
際限なき白か
深い黒か
きみのこころをひらいてごらん
ほら
刃から滴る血がぽたんぽたんとリズムを刻む
まるでアジの開きのようなあけっぴろげさ
....
影は
光の当たる角度によって
伸びたり大きくなったりするけれど
言葉は影じゃないから
等身大のままでいい
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら
伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく
この今の瞬間、
季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
花からも葉っぱからもはがれおちた「は」の文字は
「はがれて」からもはなれ、「はなれて」からもはずれ
文字と文字にはさまれた位置の「は」にもなれず
ついには最後尾の「君の名は」の「は」に追いやられ ....
死んだような心で漂っていた
気付けば君がたたずんでいる
生きてるって気がついた
君が生きているのを見つめて
思い切って目を開け
景色を眺めてみる
生きてるって気がする
笑うように咲く ....
傷は語る
これまでを
目は語る
これからを
日々は語る
今を
散々さは語る
僕を
悪魔は語る
世の中を
天使は語る
過去を
絶望は語る
僕や君を
希望は
多分 ....
詩を書くのは素晴らしいね
詩は死、普通の人より齢取るの早い
いいのさそれで
だってもう君は詩人だからね
詩を書こう
詩人という老人ホームだ
血をよこせ、と内なる声は確かに言ったけど、それがどういう種類の飢えなのか俺には上手く判断することが出来なかった、贄なのか、それとも、もっと精神的な何かなのか、まごまごしているうちに渇望は激しさを増 ....
それぞれが内に掴み取り
それぞれに抱く確言を
壮麗なる一つ宇宙祭壇へ
叡智に充ち自ら捧げいく
可能未来へ向かい努め生く
☆
愛ヲ育てず儲けニスル
鋭く尖った剣ノ力 、 ....
わたしはことばをノートにこぼすようにペン先でそっと
白紙に触れた 車の中 わたしはひとり わたし以外の
空間を目には見えない蜘蛛や蟹がいつものようにびっし
り埋めつくしている ノートの上には風が ....
発詩 『朝のリレー』から
脇 いろいろな世界は魅力に満ち溢れ朝が始まる地球の裏でも
3 天才(地球)に近づきたくても無理なのでせめて周りをまわり
4 何億年よりももっと どれだけま ....
三宮駅で待ち合わせ
古い喫茶店で少し話してから飲みに行く
学友とバンドを組み
ミニスカートでギターをかき鳴らし
絵を描きバイトをし
夢のために人々の間を飛び回り
....
うちょうてんって知ってる?
輪廻の一番上
知ってるがな
一番幸せである意味一番不幸なとこ
ひそーひひそーしょ、ともいう
何?行きたいの?そこに
辛いぞけっこう
いいんだ、 ....
愛を知らないこと
という
恋を知らないこと
という
儚げな
かなしみの露
ハイカット
こんなもんでよろしいでちゅか?
きみきみは卵の黄身ー
ねえねえさん、飲みいこ ....
○「独居老人」
いるかいないか
いないかいるか
玄関は閉まっている
カーテンは開いている
新聞はポストの中
いるかいないか
いないかいるか
戸を叩いても出ず
声を出しても出ず
電話 ....
つらいことや
イヤなことは
日々襲いかかってくるけれど
心の奥の根っこでは
何をしても
うまくいく気がしてる
だってそれを決めるのは私だから
....
想いは沈み、
夜の静けさに息が漏れる
やがて、
瞼の裏に灯りはじめた
遠い星、
砂風の吹く
異郷の、
赤い空と渓谷
蒸気を吹き上げ、
無数のプロペラで浮かぶ
機械式の文明が、
....
蒼い吐息が私を誘い休日という個室に閉じ込める
緩やかに動く人の波が
まるでその場で止まっているかのように錯覚させる
先ほど食べた白い柏餅から滴る甘い味噌餡が黄色い膿となり
今頃になってゆっくり ....
ぽかぽかあったかい笑顔で迎えてくれる
君は太陽
僕までなんだかきもちがあったかくなる
こどもたちも君の周りに集まってきて素直に甘えられる
そんな人柄に僕は惚れたんだ
太陽はこんなにも ....
もし少しでも良いことがあるというならこの僕に教えておくれ
空が泣いてる
しわくちゃにした虹が悲しげに少し揺れた硝子の刺が雹となって降り頻る
もし少しでも救いがあるというならこの僕を叩いて ....
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