おじいちゃん
宇宙人っているの?
いるよ
いるけど地球まで辿りつけないんだ
宇宙人がいる星から飛んで
地球まで500年以上かかるとしよう
宇宙人が長生きしても200歳なら
地球まで辿 ....
○「年寄りに注意は効果なし」
70年も80年も生きてきた人に
変えろといっても無理だ
かえってお互いに嫌な気分になるだけだ
お年寄りはお互いにカバーしあって生きていくだけだ
支えることはしな ....
あなたが穿いていた
赤色のパンティ
今日久しぶりに
ベランダで見ました
いつか手に入れようと
思っていたのに
いざとなると勇気が出ずに
ただ眺めるしかなかった
あの赤色のレースのパンテ ....
舞い上がれ大空高く
透きとおった風となり
自由の天地を目指して
鼓動は久遠の鐘を鳴らし
晴れやかな未来図を描こう
いつもと何か違う
心を澄ましていると
心のポケットがモゾモゾしている
正体不明の動くものがいる
いつもより大音量
耳を澄ましていると
火花の気配がチリチリしている
浮き出た血管が喧嘩 ....
はるか彼方
こんな近く
時のたわみ
自ら身を委ね
留まる時 、
縹渺たる哀に
突き入る
閃き際の眩み
延べ広がる間隙に
只々変転し続け
わたしに自由そのもの散布しながら
....
今年咲きかけていた花がもう枯れてしまった
紅く、美しい花だったのに
何が
何が悪かったの!?
水をあげなかったから?
それとも、ヒリョウをあげなかったから?
ううん、違う
愛情をそそ ....
陽光に映る緑の影
鮮やかに風でざわめく
まるでお互いを確認しあうかのようにあいづちを打ち
喋りかける
全員が喋りだしたかとおもうとやめ
また誰かが喋りだす
「ねえねえ、奥様。聞いて下さ ....
暗闇を駆け巡る侘びしさよ
盲目のなか悶え苦しむ己を鏡越しに見つめ
何を思う?
人々は仮面を被り
さもヒトゴトのように私のあいだをすり抜けてゆく
まるで風のように・・・
他人という寂 ....
生きてないと言うこと
今、死んでいると言うこと
異性に興味がなくなると、言うこと
おめかししなくなると言うこと
石のようになると言うこと
動かなくなると言うこと
生きてないと言うこ ....
○「値上がり」
何もかも値上がりで
国民はアップアップしている
○「苦の世界」
生老病死
心の修行なしでは
ますます苦しくなる
○「独り言」
ワイフがテレビへ向かって
独り言 ....
大空は澄み渡り
一羽の{ルビ白鳥=しらとり}が気流を捉え
深い青に溶けてゆく
帰って来いと叫んでも
真澄の彼方に飛び去った
冷えきった{ルビ水面=みなも}に鯉が跳ね
辺りの静寂を切り裂 ....
一時間に一本のバスに乗り運ばれてゆく。途中川を渡りバスが走るには狭すぎる道を運転手は器用にハンドルをさばく。道は上り坂になりうねっている。調べても詳しい情報が見つけられない町にさしかかると広い空に映え ....
青い毛皮に 透き通る
月光はただ 揺れるのみ
わたしの神が 吠えていた
こころのままに 吠えていた
夜を駆け抜け 喰らいつく
わたしは言葉の 牙を持ち
素知らぬままに 噛みつい ....
○「消えた21万トンの米」
ひょっとしたら米国かもしれません!?😊
○「AI社会」
人間が考えることをしなくなる社会になる
○「スマホ依存」
電波の届かないぽつんと一軒家で
頭をリ ....
朝、着陸があった
生き物のような
小さな音
おだやかな
さざなみと
草の下敷き
わたしは子供だった
片言の陽射しにも
なれなかった
一粒の海
古いゴム管の
隣に腰掛け ....
夜空のブランケットに包まり
アナタとふたり
流れゆく無限のときを眺めていたい
嗚呼、願わくは
アナタのその節くれだった大きな男らしい手で
私の漆黒の髪を撫でてください
優しさと冷た ....
偽りの愛の炎のなか身を焦がす
「さびしくないさ」とつぶやきながら
まるでアルコールランプのよう
冷たいガラスの中で立つ火の柱
いつまで燃え続けているのだろう
ふっと息をふきつければ ....
国家は人の集まりで出来ている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね
人の輪で地球を動かそうよ
たてまえ、なんてもういらないよ
本音もいわなくていい ....
しずまり
ながれ
ふかまり
響く鈴の音連弾 、
人の内に生きるもの
自らを生き生かす意思、
眼差され包み込まれ 普き愛へと泳ぎいけと。
無限遠に目を細めれば
縮尺の都合上
ちいさな羽虫の亡骸も
ぼくのこの身体も
だいたい同じくらいの大きさです
土に還るための段階は
どうにも煩わしいから
いくつか端折ってみる
飛ばな ....
綴られた言葉を上辺だけなでて
くしゃくしゃに丸めて放り投げた
毎日の目の前からは
テクストの存在を忘れさせられた
公共電波の中で為政者が
テクストを書きかえようと言っていた
そ ....
ぼくはゆめをみていた
キンキラ服を身にまとう
おかねもちになるゆめを
ぼくはゆめをみていた
たかいたかいマンションの
いちばんうえにすむゆめを
ぼくはゆめをみていた
せかいじゅう ....
SNSを巡回する
愛していると綴られており
僕も愛しているよと
心で思い
満たされる
時に会ってみる
感想を述べてみる
「許さねぇからな、
初対面で好きと言ったくそ男!」
なぜな ....
○「銀シャリ」
米の高値が問題になっているが
昭和の頃は米は高かったのである
例えば米五キロ昭和26年は
540円
今の価値に換算すると
10,740円である
昭和45年は
930円
....
伝わらぬ言葉そのままに口噤んだまま下を向く
世の中何が正しくて何が間違っているのかてんで理解できない
きっとポリシーなんて在って亡きものなんだね
僕にはみ視えるよ
灼熱の炎と硫黄を吐く ....
滲む涙の帯
暗闇のなかで金色の炎となりて揺らめく
ただ執念深く心に焼き付かせながら
まるで引き潮のようにさっと引いていく気持ちの裏で
なにかがからっぽの頭を満たそうと重くのしかかってくる
ど ....
暗い闇の深淵から何者かが強く私に呼びかけてくる
暗く澄んだ泉どす黒い手が私の服の袖を掴んで放さない
私の脳は痺れたようになって靄がかかる
引き摺られるまま私は暗い泉の底へと体ごと投げ出すのだ
....
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい
山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇 ....
チンポコをぶるんぶるん
振り回して相手を攻撃する競技で
ルールは剣道と同じだが
面を決めるには
途轍もない巨根かジャンプ力が必要となるので
なかなかお目にかかれない
振り回し過ぎて
....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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