風呂上りの一杯がうまいと言った父は二度と出てこなかった


キリンが大量発生した日は知らないものに名前を書いてた


「呆気なく過ぎ去っていく春」と落書きされた犬が可哀想に

 ....
不安げに緑を歩む鳩の目がふと振り返り鴉になるとき



手のなかの鳥の器に降る震えこぼれゆくままこぼれゆくまま



いつわりの光の模様の窓をゆく姿を持たない鳥たちの列
 ....
自転車をこぐと水車の音がする流れを馳せる冬と春の背



午後の陽の光と音のお手玉が言葉に変わる冬と春の手



こぼれゆく言葉は道にかがやいて見つめつづける冬と春の目 ....
 眠れない。
 昨夜23時の就寝時にこれから読もうと思っていた本が見当たらないことに気がついたがそのまま眠ったせいか、まず、1:00a.m.に覚醒。真夜中の家の中を探すも見つからず、諦めてまた横 ....
{引用=001:声}
なかゆびで喉の尖りをころがして昨日の声の輪郭は何処


{引用=002:色}
風色の蝶つかまえてくれるなら、と少女の瞳にじむ雨音


{引用=003:つぼみ}
 ....
早番であがった日
明日のこともわからず
夕暮れに、川の流れを見てる

社員さんの嫌味も聞き飽きたなと
すこし考えてみる
あたしなにやってんだろ。

お金を触るから、指が汚れる
手 ....
大声で花粉症の話をするおとなになどなりたくなかった


雑踏でふと耳をすます。どれが僕の足音かわからなくなる。


工事の人が標識と同じ格好になった。さっき一瞬。


ゾ ....
{引用=1:声}
暴ければ骨がみえるようつくしい燃ゆる緋色の声みえずとも

{引用=2:色}
郷愁もあざけってくれ雨粒に色などないと笑う君なら

{引用=3:つぼみ}
花つけず逝ってしま ....
こんなにも
ひろびろと
あおいかぜのなかで
ぼくらは
とりになれない

だから
くもよ
ぼくらは
こうしてねころんで
かぜをつるのだ

そらのしずくが
ふたつ
いただきにさ ....
はる風がふくと
ぼくらは旅に出る

あき風がふくと
ぼくらは旅に出る

風がふくたびに
ぼくらは彷徨い
風がふくたびに
ぼくらは傷つき
その代償のような
中途半端な安息を得てきた ....
いつまでも星の見えない東京をピンクに塗った兄貴を和姦



声優の違うのび太は土曜日の昼ドラなんかに癒されている



ジーパンのチャックを開けてメギラマと唱える男子トイレの隅 ....
徴兵された兵士のように
寒い目をしてあなたは通路を行く
改札を抜け再び階段を降り
あなたの目が地下鉄に乗る
と、私の目だけが置き去りにされる
壁にはたくさんの色あせたポスター
その ....
山 吹 の 棘 を 踏 み し め 春 と 修 羅



春 雨 の 部 屋 に た た ず む 目 貼 剥 ぎ



春 日 傘 挿 し て 世 間 は つ ぼ み 待  ....
楽しいショーの始まりだ!と言いながら僕らは産まれてきたはずだ


僕に名前が無かったころ、魂は行き先を欲してなかった


たくさんの人、たくさんの名前、溺れそうになって君の名を呼ぶ ....
逆立ちをすることは、あまりない。けれど空を見上げることは多いし、できるなら見方を変えたいと思っている。溜息、ハア、でこの東京のネガティヴをまたひとつ、ハア、でふたつ、そしてたとえばお母さんは星になった .... 心臓の近くでセミの声がしている
冷蔵庫を開けると
大きめのロブスターが、ヤー、ヤー、と
おもちゃの銃を振り回しているのが見える
いつだって無邪気な者には罪が無い

野菜室からよく冷えた ....
{引用=
Re:詩歌
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=29702

本木はじめ「優しいひとへ」
http://po-m.com/forum/ ....
始まりと終わりは少し似ている

そんなことばをつぶやいてから
4年の月日が流れていた

あの春

予期せぬ始まりに出会って
私は終わりというものを知った


終わりと始まりは少し ....
季節が黄緑になりかけた頃

風はあまりにも無色で

恋はピンクのまま終わった

嘘を青で塗りつぶし

プライドは赤と一緒に捨てた

友と名のつくものはすべて黄色に見えていた

 ....
表情を知らないつぼみを唇ではさむ昼下がりの空のした

唇に花びらの裏の淡い色ついたと騒ぐ君が剥がれて

太陽を閉じたつぼみで隠すとき熱がしとしと茎に滴る 

置いてきたひかり、はるかな百合 ....
緑色の花が咲く
とても緑色
とてもきれい
永遠なんてないから
今日もお花はきれい
緑色のお花はきれい
ああー
生きていることに壮絶な絶望を持ってきて
チェルシーを食う
地図は
東京に何本も線が引かれて
みんな首を吊っている
電車は人を轢かない
夕暮れはかすり傷に優しい
珍しい歌を歌って ....
この道は誰が奏でる笛なのかさみしいばかりかなしいばかり



雲のない空を見上げて歩きゆく光を知らぬ光の穂の道



はたはたと星をつかんだ曲がりかど野をわたる声ふりかえ ....
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声

親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた

表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」

四文字のあ ....
粉ふるい男女のそれは喉に目にあれよあられに今年せつなく

マスタード月夜騒ぐよいつ帰る黄身にゆられて白身のぼくは

真夜中に詰めた音響ぱらぽろり明日の隙間かまだ夢かもし

戯言のぼくはとこ ....
こしていく 冷えた息
向こう側に 滑りゆく
私じゃない 私の行方

持ち出せない 鍵の開く音
隠している荷 炉に 並べ

燃え尽きて 透けてる 私
まだ変われるなら どうか
 ....
冬枯れのわたし

どうすればいいでしょうか
たしかに
花びらはまだついて
いるのだけど

見向きもされず
時間も忘れるほどにあなた
種さえ枯れて
見えない粒

触れるだけでもう
折れる準備はできて ....
モズクガニのことを考えながらパスタを食べる深夜のデニーズ


明日の朝何を食べようか、と手をつなぎ 春の屋上からダイブする


バスに乗り行ける所の限界は終点までと終点で気づく


 ....
黒魔術だと思う。なにか黒く光る言葉たち。
ギミックみたいな改行。
碑文、と作者は言う。それは(朗)読んではならない(おそらく)。
目で見る、使われる漢字の与える印象の強さ。詩の形の強さ。
ある ....
計算機を裏返し
ドライバーでひとつひとつ
ネジをはずす
基盤が剥き出しになる
入りくんだところで
ラーメン屋は既に営業している
のれんをくぐる
いらっしゃい、とだけ言って
寡黙 ....
本木はじめさんのおすすめリスト(1021)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ファミリー- バカ男短歌11*05-4-5
ノート(鳥)- 木立 悟短歌705-4-5
冬と春- 木立 悟短歌5*05-4-5
日々の垂れ流し050404、快くて正しい眠気- A道化散文(批評 ...805-4-4
題詠マラソン2005_001-010- 汐見ハル短歌405-4-3
早番であがった日- うめバア自由詩605-3-31
春と呼ぶにはまだ早い日- バカ男短歌9*05-3-30
題詠マラソン伴走_001-010- 待針夢子短歌3*05-3-29
そらのしずく- 草野大悟自由詩7*05-3-28
デラシネ- 草野大悟自由詩8*05-3-27
eternity- ピッピ短歌8*05-3-26
失踪- たもつ自由詩1505-3-26
春行き- 漁夫の利俳句305-3-26
誕生- バカ男短歌23*05-3-25
そして彼はジュ・テームと- nm6自由詩805-3-25
減速- たもつ自由詩1305-3-24
幸せが続けばいい- ピッピ短歌605-3-24
ループ- mayaco未詩・独白205-3-23
色世界- 桜 葉一自由詩205-3-23
指で色づき始めたつぼみを撫でながら詠むうた- 短歌4*05-3-23
緑色の花- チアーヌ自由詩505-3-22
unchained- ピッピ自由詩605-3-22
ノート(道)- 木立 悟短歌805-3-21
アポロで弧を描きながら詠むうた- 短歌5*05-3-21
初春五夜- nm6短歌205-3-21
お彼岸- 砂木自由詩8*05-3-20
コスモスだったと気付くかしら- ふく携帯写真+ ...9*05-3-19
春のグラウンド- バカ男短歌10*05-3-18
こもんさんの詩について思うこと- 渡邉建志散文(批評 ...8*05-3-18
後悔- たもつ自由詩1005-3-16

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