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季節が黄緑になりかけた頃

風はあまりにも無色で

恋はピンクのまま終わった

嘘を青で塗りつぶし

プライドは赤と一緒に捨てた

友と名のつくものはすべて黄色に見えていた

 ....
数ある詩集を詠んで
それを真似て詩を書いた
詩人

辞書を調べながら
かっこいい言葉ばかりを並べた
詩人

落ちている言葉を
拾って繋げた
詩人

なにも綴らず
ただ心の ....
口裂け女の噂を広めた女性は口が裂けていた

公衆電話はワープ装置としても使われている

ティッシュペーパーの72組目は他と質が違う

夜が訪れると同時に太陽は体育座りをして行儀よく次の ....
深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
自分が横たわった
気付くと夫が隣に寝ていた
空が少し高く感じた


深く広い穴を掘ったけど
埋めるものがないことに気付いて
 ....
何かを待ちすぎたのでしょう 縁側に座って祖母が勧めるように
スイカに塩を振ってみると
甘くなった
これは使えると思って
僕は彼女を呼んだ












彼女に塩を振ったけど
僕達の関 ....
僕たちの乗った観覧車が
一番高いところまで来た時
急にガクンと音がなって止まってしまった

故障したらしいが
彼女は焦る様子もなく
微笑んで風景を眺めてる

透き通った空は青く
行き ....
ヘッドフォンで音楽を聴きながら眠ってしまった
朝それに気づきヘッドフォンを外すと
一緒に耳が取れてしまった
焦ったけど
焦っていてもしょうがないので
耳は置きっぱなしにして
ヘッドフォンを ....
ラブレターが届いた
「好きです」とただ一行
紙切れに書いてあるだけだった
でもどこかほんのりと甘い匂いがした

僕はメモ帳から一枚紙を引き千切って
ペンを走らせる
「僕も好きだよ」
僕 ....
「オレだよオレ」

その日僕は
喋る鷺をこの目でしっかり見たのです
嫌いな奴にぶつけてやりましょう。
本木はじめさんの桜 葉一さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
色世界- 桜 葉一自由詩205-3-23
詩人達の話し- 桜 葉一自由詩404-10-19
- 桜 葉一自由詩1404-10-8
穴の唄_(2)- 桜 葉一自由詩404-8-18
キリンの首はどうしてあんなにも長いのか?- 桜 葉一自由詩304-8-17
スイカ- 桜 葉一自由詩104-8-12
空に近い庭園で- 桜 葉一自由詩304-6-10
ヘッドフォン- 桜 葉一自由詩104-5-30
メリーゴーランド_ラブレター- 桜 葉一自由詩504-1-29
オレオレ詐欺- 桜 葉一自由詩203-10-14
ゆで卵と生卵の見分けかた- 桜 葉一自由詩803-10-8

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