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「それでも構わない」って
あの時君はそう言って
留まり続けようとしたけれど
僕はすぐに手を離したんだ

上辺だけなぞった言葉なんて吐きたくない
君には安定を
僕が見せれる全て ....
グールドを聴きながら
思い出す
自分が何者なのか
わからなかった頃を

毎日は
決まりきったルールで進み
それに合わせているだけでよかった
楽だったのだ
たぶん

余計なことを考 ....
グロテスクな毒々しい殻を
するりと抜けて
青赤い妖精の影が
座って
暗い真夜中にさなぎの柔軟が止まり
瞬く間に羽の大手を弱々しくも
スラリと伸ばし



毒の情熱 ....
11月ともなるとさすがに
コートやマフラーなしでは
寒くて外を歩けなくなってきました

街には枯葉がヒラヒラ風に舞って
君に会えないこんな日々に
落ちては積もり
積もっては風にふかれて
 ....
今日も少し失敗した

仲のいい人達と
たわいも無い話
いつもうまくチューナーを合わせてる

そちらは感度いかがですか
オールクリア、オールクリア

その為に犠牲にする
信用と私
 ....
偏平で退屈な日常
注ぎ込む情熱などありもしない
単に認めたくなかっただけの
小僧が夢の中で吠えている
嘆きが聞こえる気がするけれど
そりゃきっと気のせいだ

人生 君らが思うほど
美し ....
***

押しつぶされそうな
空気の圧迫感
まるで両側から
弾力のある何かに挟まれ
ゆっくり飲み込まれているよう

雨が降っている
どしゃ降り
カミナリ
昼間なのに夕方の雰囲気
 ....
起きたまま悪夢を見た
とある深夜
凄い事がしたいと言う友人を遊びに誘うと
忙しいから無理と断られた
一気に冷めた
気持ちのズレは明白で
一欠片の熱も
感じられなかった
 ....
〇でわらって □で泣いて
△▼ おこっちゃいやよ


まあるい地球のまあるい世界
まあるくなれない男と女

凸と凹もかさなりゃ□
でっぱるばかりじゃ角がたつ
ひっこんでばかりじゃ穴が ....
くらげの
やわらかさが
きみの
じゅうなんせいを
こわすだろう
あまのじゃくには
てきだらけ
みかたなんていないさ
たいようにも
はなしかけられないほど
おくびょうにできてる
の ....
{画像=110417071821.jpg}

寂しい想いや苦しい想いをもって独り
星空を見上げる者たちへ伝えよう。
東京の町は星が見えないと言うが
でも星が見えないのは地上が明るいからだと。 ....
弱さを見つめさせて下さい

電車の音に

今夜ぼくは轢かれています

真面目な夜

氷山の一角のようなんです


見えてるものは

見えないものの一部です

見えないもの ....
  木もれ陽を少し切り取って
  フローリングの上にそっと並べた
  緑色のきらめきが心に滲んで
  手のひらに新しい血が通う



  表面的な話をしよう
  未だ触れてさえ ....
ルビのなかにきみはいない
もちろん
カタカナばかりの心地よい音の連なりのなかにも
つまり説明しなくちゃ
きみには決してわからないだろうけれど
いやきっと
説明したってきっとわからないんだけ ....
貝殻は
貝のがいこつだと
君は どこかに
書いていて

貝殻は
たいてい
なにか
美しいのだけれど

人は 美しい貝殻には
なれなくて

君のがいこつは
貝殻ほどには
 ....
きれいな声で
うたってた
金糸雀みたいに

誰もいなくなった教室にかばんを置いて
二階の廊下から駐輪場を眺めながら
校庭でもくもくと走りながら
ボールの弾む体育館で人知れず
ほんとうに ....
ある夜目覚めると猫が部屋に住み着いていた

何故か泣いていた
先に無いのは当然だが
後にも先にも猫が泣いたのはその時にしか見たことが無かった

猫は少しぽっちゃりしていて黒髪だった
猫は ....
信じるのは、得意なんだ。




いつも根拠のない自信を持った

あなたが好きでした

いつも信憑性のないこと言って元気付けてくれる

あなたが好きでした



 ....
唇の奥に見えた虹
忘れゆく定めとしましても
瞼の裏に潜む今
流れる水はつゆ知らず
あきらめきれない私の足は
幾つの海を渡れましょう
昔話を語るにも
馴染んだ舞を踊るにも
まとえる衣がな ....
木琴が鳴る
放つことなく
受けとめるまま
木琴は鳴る 木琴は鳴る


明けてゆく夜
蒼つなぐ蒼
明ける色の手
見えない手


隅に集まる
光の渦
紙に染み込み
 ....
霧のかかった情景の中に

あたかもそれは当たり前のように

あなたの姿を見つけられなかった

肩を抱いて歩いていられれば

おそらくキレイな星空や街並みは

この情景の中 ....
糞阿婆擦れに騙されている
アイツはカッコつけてるだけで空っぽさ
欺瞞に満ちているんだ
幻想で塗り固めているんだ

そんな風上にも置けないようなヤツに
騙されてるお前等も糞だよ
 ....
目の前に 
清らかな川の流れがあった 
両手ですくった水を飲むと 
足元の小さい花がゆっくり咲いた 

村に戻り 
壺に汲んで運んだ水を 
器にそそいで皆にわけると 
口に含んだ人のこ ....
自転車はその肢体を空気の隅々まで伸ばし
僕らのささやかな会話は言葉を放棄して
水の海になってしまった
沖へとゆっくりこぎだして行く
すでに失ったペダルを懸命に踏みながら

陸のいたる所では ....
生まれてこなければ
本当はよかった
みんなもそれを望んでいる

そっと瞼を閉じる瞬間に
白い羽がこの瞳に張り付いて
視界を失くしてくれたなら
眼はやがて解けて
空のアイホールに花が咲く ....
それはまるで童話のように
二人でダンスをしていたわ
お花を摘んで頭の上に
お昼は小屋で食べようね
そう言う私はスキップし
そっと小鳥にキスをした

けれど私は迷ってしまった
振り返れば ....
元気が無いのは

いつもの事だって分かってる

君が他愛も無い夢に敗れて

何かを見つけ

何かを拾い集めて欲しいと願うのだ


そしていつの日か

憂い無い日が ....
酔っ払った サラリーマンが

頭に ネクタイを巻いちゃうのは


お酒でふやけた脳が

流れ出すのを防いでいる

もしくは

酔っ払った脳を戒める為


かもしれません ....
やさしい人に出会ったの

笑顔が素敵で

時々いじけるわ

大きな孤独をはらんでる。

あの人が不安な時は

いつも布団を被って縮こまる

暗闇で光を抱えてる 小さな子供みた ....
その夜に刻印は無い、とくにこれといって
しんとした冷たい、しんとした冷たい―隙間風が入り込むだけ
綿毛のように逃げていった古い名前と
綿ぼこりのように積みあがるいらぬ記憶
街路を通 ....
佐々木妖精さんの自由詩おすすめリスト(1175)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「手の中」- 菊尾自由詩1*07-11-22
グールドを聴きながら- よしおか ...自由詩1+*07-11-22
さなぎから妖精- ヨルノテ ...自由詩107-11-22
風にふかれながら- 涙(ルイ ...自由詩1*07-11-22
故障- mac自由詩3*07-11-22
無能の遠吠え- 松本 卓 ...自由詩4*07-11-21
この雨は_かつて海だった- 自由詩207-11-21
離れ小島で- 狩心自由詩2*07-11-21
図形- 涙(ルイ ...自由詩2*07-11-21
つよがりにほんねはない- 君の、自由詩207-11-21
星空を見上げるものたちへ_その2- beebee自由詩1*07-11-21
氷山の一角- 吉岡ペペ ...自由詩207-11-20
- 草野春心自由詩407-11-20
ルビのなかにきみはいない- 佐々宝砂自由詩407-11-19
かいがら- こむ自由詩3*07-11-19
似合わぬ指輪- FUBAR自由詩11*07-11-17
CヱT- 智哉自由詩1*07-11-17
信じてみます。- メメズワ ...自由詩3*07-11-17
月影- 揚羽 欄 ...自由詩7*07-11-17
ノート(打音)- 木立 悟自由詩707-11-16
星空- れるむ自由詩107-11-16
I_think_I'm_dumb- maynard自由詩1*07-11-16
水のふしぎ_- 服部 剛自由詩8*07-11-15
会話- たもつ自由詩2207-11-15
孤独h- AKiHiCo自由詩307-11-15
花冠- 揚羽 欄 ...自由詩1*07-11-14
ただただ- maynard自由詩107-11-14
サラリーマン_と_ネクタイ_の_関係- サバオ*自由詩4*07-11-13
印象探究①- 短角牛自由詩2*07-11-13
それで手に取ったミルクはどんなふうに始末をつける?- ホロウ・ ...自由詩3*07-11-12

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