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勢いがいいのは
いつも最初だけだったね
帰りは決まってショボクレ犬
夕陽の下で泣いてたね
処方薬依存性だ。
今含んでんのも効かなくなってきた。
精神科医は贅沢で、絶望を金で買っているのです。

自分に出来る仕事など永遠に無いんじゃないかと思う。
あ、ゴミ捨て場だ。
精神科医 ....
自分が見えなかった僕は
君に出会って初めて輪郭をもった
透明だった体も心も
次第に色付いていった

もっと君に見てもらいたくて
色はどんどん濃くなるけれど
僕は君が何色を好きなのか知らな ....
{引用=私は失敗の多い女の子じゃない。}
生々しく映えている淡い光の中でみっともなくすがりつく、皮膚のたるみなんかでもない。
大きな椅子の中で眠りについて教えてアリス。
時間はまだ探せないの?
 ....
 
 
強い人の論理で殴らないで
犬に似ていると言われた
ぼくの目の
黒い領域は微 か
 
さようならとハローを
同じ手のひらで振りかざす
恐いもの知らずさんであろうとした
 
 ....
すべてを失い

なけなしの金で

按摩されている

これ以上の、以下の

底はないなと

固いベッドのうえで押されている


この商売をはじめるまえ

こんな底を味わった ....
ドアをそっと閉め鍵を掛けました
貴方が入って来ないように
カーテンも閉めました
外の光が今の私には
眩しすぎるのです

部屋の隅で壁に身を委ね
天井を見れば
乳白色の灯がゆらゆらと
 ....
{引用=ふわり ふわり ふわり


ぼくたちふたり うかんだ


ふわり ふわり ふわり


まどろむあさと よるのあいだ


ふわり ふわり ふわり


ぼくたちふたり ....
「気楽」を抱き締めた
精一杯に、一生懸命に
「矛盾」が貼りついてきたので
えいや、と払い落としてごみ袋に入れる
これはもえるごみだろうか、と
湿った「疑い」が落ちてきたので
とりあえず床を ....
走る。

地面を蹴って。

斜め前に跳ねる。

走る。

そんな気持ちを。

全身で感じる。

走る。

軽快な歌を聴きながら。

口ずさみながら。

走る。

 ....
ふたりを分かつのは

生死ではない気がするのです

だから

また逢う日までに

あなたについていた嘘を

本当にしておかなくてはならないのです


たとえばぼくは

善 ....
つまり
どうだっていいんだってことを確認するだけの思考回路
わたしはもういいかげん
大人になってしまったので
バカらしいことばかり増えて
「そんなのどうだっていいんだよ」
って言うためだけ ....
アスファルトに
心臓を打ち付けて
白線に
手を伸ばす
剥きだした 傷跡

           指 は

震 えて

           チェックメイト

後ろ指
指さない ....
風に問う前に
石について知れ
幼きうちによく走れ
裸足の土踏まずで草に口づけて
幼きうちに思うまま遊べ
そのときにしか出来ぬことが知れるのは直ぐだから


 ....
わんと鳴いたから
「ぼち」

わたしのこと
ほんとは誰も知らないはずなのに
「おはよう」
だなんて声かけて
頭をなでなでしたりする

とげぬき地蔵じゃないんだってば

雪が降って ....
自分には無いから 羨ましく思う
自分には出来ないから 凄いと思う
でもね
嫉妬する方が勝ってしまうよ

素直に 羨ましい 凄い
そう思うことが出来るなら
私はこんなにも 泣きたくなること ....
 
 
瞬きをすると虹が溢れてしまう目があるので
笑うと発音しないPを吐いてしまう口があるので
まだ誰にも褒められたことのない君が
冷蔵庫に自分の耳を並べている

僕は機関車と同じ匂いの ....
夜の街を流れる 灯りたちのダンス
私達の体に流れているもの

街に流れているのは 星占いによって定められた
軽い運命たちのパレード

しかし その表面のさざめきの奥には
人の形など認めな ....
   手首から少しずつ剥がれていく
   鱗が

   ぱらぱらと 床に散っていく 雨が

   降り続いていた

   きらきら している 鱗の欠片が

   降り積もっていく
 ....
 
 
 
一粒の真珠を噛み砕いてから
ようやく僕はそれが
砂糖であったことに気づく
 
 
 
頑なな窓ガラスは
粒子を跳ね返し
伝うことすら許さない
 
 
 
夜行 ....
町から街へ
子供から大人へ

僕の小さな足が
大きな坂道を下る

池の周りを囲う家並み
そこら中で
夕食の匂いがして―

母さんも料理を始める
僕は父さんの為に
ビールのグラス ....
{ルビ霞=かすみ}のかかる朝 
交差点を横切る車の窓に 
雲間から射す 
日が光った 

( 冬の澄んだ路上に浮かぶ 
( かたまった光の残照 

次の瞬間 
「通りゃんせ」の唄は流 ....
ぬばたまの闇の髪持てる乙女よ
汝が思ひ出の道をたどれ
我が元に来たれ我が元に戻れ
汝に相応しき唯一つの生を求めよ

漆黒の夜の瞳持てる乙女よ
我が娘らと楽しき鳥屋に宿れ
我が娘らと唄ひ踊 ....
私の心で
確かな感覚がある種の傘として開いた

陸はまるで白く
今私のどこに
電気が流れているか

その甘い唾探り
見たもの一つ一つ消して、また、科学の視界開こう
また、一つの糸も無 ....
あのころ

小学校五年生だった

少年少女たちが

まわりにはいっぱいいた

みんな同い年だった

同い年ばっかりが当たり前にいた


いまもう彼らは

38か9

 ....
          071214


クジラの物差し
 いらんかね
イランの金持ち
 知らん顔
お金の無い国
 匙投げる
お金のある国
  見えたので
 仕立屋銀次が笑い出す
 ....
街の片隅で 捨て猫のように凍えているボクと
傷だらけの君の瞳の中に
同じ色彩が見えていたら
それはたぶん
愛と呼ぶのだろう
いつもなら
真横から朝日を浴びる時間に
ライトを点灯させた車が
飛抹をあげて通り過ぎていく
ふいに
まだ夢が続いているような
不安にかられる

クレーンを折り曲げた重機が
ごうごうと ....
母は
今も悔やんでいる
父が逝き
毎日
毎日
こんなにも悲しいのに

泣けないのはなぜだろう、


私もそうだ
父の
いるべきそのあたり

ふすまを背にした
低い食卓
 ....
夜を、
わたしの、夜を、
誰かがたやすく追い越して
ちがう、
誰か、は、
待ちぶせる



かけら、
手のひら、かけ、ら、
わたしの言葉は瞳を閉じ、て
もうじき嘘になる ....
佐々木妖精さんの自由詩おすすめリスト(1175)
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