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考えていた事が逆さになって落ちていく
底の方に生息している動物が
落ちてくる思考の欠片を食べている
仄かな暗がりの中で遊んでいる子供達は
落ちてくる思考を軒下で見守っている
治まれ ....
未遂なら終われない
揺るがない覆されないなら
きっかけを過失にして
なし崩し的に削ぎ落とすから
君が楽しむそれは
想像造形の箱庭
若葉で埋めた奥底の小さな鍵穴
その先に ....
現実が後ろを向いたのは
僕が目を閉じたから
それは造作も無いこと
感情は石のように転がって
悲しめない事に胸が病む
蔦のように絡まりながらも広がって
あんな空も塞いでしまえ ....
どんな存在になっている
どんな形に組み込まれている
崩れれば雑にされてバラバラに
無邪気に意図的に別に変えられるんだ
つまらないなぁボクはつまらないなぁ
サイドに流す前髪がとて ....
膝をついたら倒れてしまうだろう
舌は乾いて馴染んだ声も出せそうにない
夜空
こんな姿でも慰められている
まだ焦がれている
錯覚が招いた幻想も
音を鳴らして整理されていく
....
「それでも構わない」って
あの時君はそう言って
留まり続けようとしたけれど
僕はすぐに手を離したんだ
上辺だけなぞった言葉なんて吐きたくない
君には安定を
僕が見せれる全て ....