ねえちょっとタンマ

悪いけど。

そのなんて言うか、
そういうのやめちゃって、

かがやいちゃいなよ。

CMの中のタレント以上にね。
チマタの流行を教えてくれる
女子アナなん ....
「せんせいのては やさしいかたちしてるね」

いきなり言われたので
僕は自分の手をじっと見た
どうみても普通の手だ

「どういうところがやさしいの?」

血管がういて筋張っているし ....
俺は基本的にボロを纏い
本物を見つけてみたかったんだ
本物を見つめていたんだ
薄汚れたにカーディガンに
色落ちしたスウェット着てさ
穴だらけのジーパンを穿くんだ

指差して汚 ....
夜風がゆるく吹いていた

さくらが銀河のようだった

カップルが一組

川向こうのベンチに座っていた

僕たちはすこし道に迷ったようだ

たまに肘があたる

あてどない人生が
 ....
しずかな時間に光がうまれた
わたしの心に映り形作られるもの
それは木もれ陽 それはうた
あたたかな陽だまりの中で
わたしを見つめるあなたの瞳
どこか遠いその瞳


あなたの眼差しに海が ....
あたし…
ずっと一人で薄暗いアパートに暮らしていたの
何日も洗っていない頭を床に落として、
部屋の隅に転がって、
ずっと一人で保存食の愛を食べていたの

窓の外は、緑色の大空が、紫色に染ま ....
桜舞う水底に佇む魚
たゆたうひとひらを
尾鰭で弾く

開ききった瞳孔で
仰ぐ空は
こみあげる白一色

こぽり、泡が漏れる
どこからか
漏れ続けている

ゆるい水流にもたれれば
 ....
きみの持つ柑橘系のやさしさがあたしほんとは好きだったんだ

気まぐれに教えてくれる真実にどんな他意があるのか見せて

名字じゃなく名前で呼んでいいよって言われただけで口笛だね、春

ぎん色 ....
いつもの東京が今日は

こんなに綺麗

こんなに切ない



大きな景色の前でまた

同じ場所を探してる



こんなに近いのに遠いんだ…



でも涙の誘惑には負 ....
さくら 咲いて

遥か山の頂には
あんなに
雪が
残ってるというのに

さくら 咲いて

胸には
こんなに
悲しみが
残ってるというのに

さくら 咲いて
拡散する意識のなかで
三月の
浅すぎる海底に揺れている

季節は傾きながらも
横滑ることなく
白い軌跡を轢いてゆく

街路樹の切り口に
ひたり、しみ込む優しさ
僕はきっと
臆病な ....
柔らかい雨が降っていた
右手を空にかざして
雲の向こう側から届くだろう
君の言葉を待っていた

冷たすぎることもなく
温かいはずなんてない
冷静に考えてみれば
いつもと同じ雨だけど
 ....
びんぼう びんぼう
いつだって
びんぼう どれだけ
金があっても 恋をしても
びんぼう 埋まらない
びんぼうな ココロ
どれだけ 歩いても
どんなに 泣いても

ビンボウ ヒマなし
 ....
あなたはいま、幸せですか?

君の単純な問いかけに
イエスともノーとも言えなかった僕は
不断桜の幹に身体をあずけ
枝先の小さな葉を気にしていた

こいつも光合成してるんだなあ
陽ざ ....
女とセックスしたあと

街道をぶっ飛ばす

なぜなんだろう

月だけが騒がしいのは


低いビルのすき間から

はんぶんの月が見え隠れしている

虚無ってこんな感じか

 ....
{画像=080330035748.jpg}
言葉は、
口に出してしまえば
消えてしまうさ。
心はそんな
簡単なことでは満足しないさ。
手を挙げても
君は見てくれないし、
目を上げても
 ....
・・・なんで覆い隠しているんだろう 

若かった頃 
まだ色んな事に縛られないでいれた頃 

ボクなんかより若くてパリッとしていた頃 

このヒト
こんな風にいつも疲れたまんまの自分 ....
からだよ、もすこし待つんだよ
あしたにはスーパーマーケットへ行って
トマトを買ってくるからね
ひき肉買ってくるからね
ワインも買ってくるからね
おまえの欲しいもの
みんな買ってくるから ....
やつは
全てを
知っている

そして
全てを
教えてくれる

赤は全てを覆う虹の色
全てを覆す虹の色
忙しそうに歩いてる人は、忙しいんだろうね。

カメラをいろんなとこに向けてる人がいた。楽しいんだろうな。

デート中の恋人たちは、終始笑顔だった。嬉しいんだろうな。

誰もいないとこで音楽 ....
口ぶえは

水色の日だまり

悲しみは

春の日差し


君のリップで

白く光るから


僕は待てない

待ちたくない


カラスたちが

シャボンだま
 ....
おはようの前に
貴女はもう起きていて
いただきますの前までに
ご飯を完成させている
いってきますの前には
弁当を手渡してくれる

小生はその後の貴女を知りません

ただいまの後は
 ....
見失った点滅信号に、今日五回目の舌打ち
僕らはきっと、過呼吸を強いられている。
戻る戻らないの選択肢しか出てこない頭で
進めって言う方がおかしい、たぶん。
 
 
昨日見た夢で、食っていけ ....
戦争で死ぬのと
事故で死ぬのと
どっちが正しいかと
清々しい顔で彼は言い放ち
自殺した


喧騒の中で繋がりを欲し
関係の中で溺れる彼女は
欲の果てに
殺して欲しいと懇願した

 ....
                080328



グライダーのように
空中ブランコのように
限りある人生を
ぶらぶらふらふらしていると
フラスコの悪魔に喰われてしまいます

化学 ....
まわりに感謝しろとか言うけれど

まわりをリスペクトしろのほうがいい

そのほうが

まわりに感謝できそうな気がするから


うかつに感謝しようとすると

してもらったこと探しに ....
どんなに なげいても
どうしようもない コトがある

どんなに くるしんでも
しかたない コトがある

日常のなかで
人は コトをくりかえす

コウカイしても
とりかえせない ....
開かれ行く道を見ている
その空白を
その荒れ地を
その土ぼこりを

空白の上
冬枯れの青い空は広く
この空白が埋められるには
まだ暫くの時間が必要に見える

空白の背景に埋もれる高 ....
願望と欲望の違いは知っていた
だから問わずに時間を越える

必要なものは何?
道標はあるのだから
手渡された地図は開かれない
知らぬ道なら楽しんでいこう
引き返すことなどないように

 ....
アリははたらき者だって
みんな思ってるのかな
たぶんサボってるやつ、いると思うよ
えさをさがして歩いてるときに
まよったふりして
石のかげで休んでたり
けびょうつかって
すのなかでまる一 ....
Wasabi さんのおすすめリスト(1515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そこのオネエちゃん、ちょっとタンマ- よーかん自由詩2*08-4-8
「やさしいかたち」- ベンジャ ...自由詩27*08-4-5
ボロボロ- maynard自由詩208-4-5
銀河- 吉岡ペペ ...自由詩2208-4-3
しずかな時間- 石瀬琳々自由詩9*08-4-3
52歳の小鳥- 結城 森 ...自由詩208-4-3
魚眼- 佐野権太自由詩12*08-4-3
グレープフルーツ・デイズ- 春日短歌3*08-4-2
大東京- COCO自由詩3+*08-4-1
さくら_咲いて- 風音携帯写真+ ...11*08-3-31
ささやき- 佐野権太自由詩10*08-3-31
柔らかい雨- 松本 卓 ...自由詩408-3-30
びんぼう- ショボク ...自由詩208-3-30
leaf-Rain- Rin K自由詩24*08-3-30
月騒小夜曲- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-30
君へ伝えたいこと- beebee自由詩7*08-3-30
通勤快速にて- よーかん自由詩408-3-28
こころよ、もすこし待つんだよ- ふぁんバ ...自由詩6*08-3-28
武器- morio自由詩108-3-28
休憩。- 狠志自由詩308-3-28
春の日差し- 吉岡ペペ ...自由詩108-3-28
手紙- 木屋 亞 ...自由詩2*08-3-28
赤の街- 黒子 恭自由詩508-3-28
素晴らしき世界- 水口わす ...自由詩108-3-28
春のブランコ- あおば自由詩14*08-3-28
リスペクト- 吉岡ペペ ...自由詩208-3-28
コ_ト- J.M自由詩2*08-3-21
開かれ行く道- kauz ...自由詩6*08-3-19
回廊回帰- がんも自由詩2*08-3-16
はたらき者- ここ自由詩8*08-3-16

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