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お父さんはきょうだれとも話さなかった

たくさんたくさん

お母さんは赤ちゃんと話をしたのだろう

お母さんは話し足りていたから

お父さんはただ眠たいなみだのなかにいる


だ ....
タクシーがつかまらない

ちょうどいいバスあるかも知れない

病院坂のからくり峠

蝉鳴く頃会えるかな

俺が弱ってしまったら会えなくなる

強くなきゃ会えなくなる


自転 ....
だから俺は生きてこれた

日々を告白するように

だから俺は書いてこれた


音楽と過ごしていた

ただ未来を見つめて

夢まぼろしの立体が

遠い虹のようだった


 ....
その身を削って

明かりを燈して

寄れば暖かくて

触れれば熱くて

これなあんだ?


ただただ一心に祈りきれる男でありたい

他人事ではなく

自分事と気張るわけでもなく

愛するひとの幸福を
 ....
星が鳴いている

ちいさないのちが鳴いている

何億光年かけて

星は

秋の虫になるの

ちいさないのちが鳴いている

星が鳴いている
愛のかたちを燈していたよ

それはあなたのからだにではなくて

ふたりぼっちのたましいに

宇宙一こどくだった

ふたりぼっちのたましいに

愛のかたちを燈していたよ


この小山のように

愛らしい ....
あなたの轍を見つめながら歩いていた

自転車に乗ったあなたのこころを感じていた

すべてがあなたを守るためだけに

存在している、ぼくは邪魔なの?

帰りの電車でとなりのひとが

 ....
あのころのぼくをときどき思い出す

お寺で不動明王をみた

石でできたお不動さんだった

こわい顔というより

こっけいなほど醜い顔をしたお不動さんだった

つぎの日図工のじかんに ....
好きという気持ちを大事にしたくても

それが苦しいのなら

きらいという気持ちをつくればいいんだよ

ビートルズだってサザンだって

活動をやめちまったじゃない

夜景に列車がつっ ....
愛はある

愛は重力のようなものだ

引力と遠心力と慣性の力

愛はある

愛は力だ

引き合う力と離れてゆく力と包み込まれた力

愛はある

重力とおなじくらいある

 ....
木はすごいよ

雨にぬれても生きている

腐らない

生きているから腐らない

木はひとりぼっちで立っている


鳥が安心してとまっている

木は鳥に安心している

いのちとはなんだろう

いのちには ....
安心できる場所をさがしていたんだ、きっと

安心できる場所をさがしているんだ、きっと

それが戦場であろうと

それが景色であろうと

それが人間であろうと

安心できる場所をさが ....
さんさん輝くたいようさん

たいようさんが照らしてる

みどりを色濃く繁らせたり

つきの光になってもみたり

なつかしいから好きなんだ


さんさんさんさんお誕生日

今日 ....
きっと傷ついていられるのはまだ甘えていられるせいだ
ぼくは日記のような詩を書いた
それは語彙のない句読点のない作文でもなく詩でもないメモだった
研ぎ澄まされてはいないから宇宙には届くわけもなくて ....
ジャガイモは茎をとるのが手間なんだそうだ
とにかく人手がかかるから枯れ葉剤を使ってるケースも多いそうだ
つまらねえ話だと思わねえか
そうとうつまらねえ世の中だよ

まるでオレみてえじゃねえか ....
誰もが知ってる地球のおもてに

人を殺すほどの理由がいつまでも消えない

かがやくみずべにふたりで着いたら

なんじかんも抱きあおう

傷ついたこころや

疲れた精神

汚れち ....
起こすとまだ寝ていた

いまなん時かを教えて

四十五分にまた

電話すると言ってきった

それまであと二十二分ある


そばにいてあたためていいか
ぜんぶ理由があった

理由なんて

意味がなくなるくらいたくさん


さびしい11月

きらきらひかる

水いろの空とか

ゆんゆんわたる


ぜんぶ理由があった

 ....
月が好きだということは

ひかりが好きだということです

太陽みたいにどぎつくなくて

月にあたってやわらかく

はねかえってくるひかり

そんなひかりが好きなのです


緑 ....
つまらない嫉妬と妄想に七転八倒して

別れをきりだしたのはこっちなのに

永遠の愛、なんてものはない

永遠、なんていう発想自体愚鈍なのだ

真実はひとつ、とかいうのとおんなじだ

 ....
たくさんの虫が

星の音色で鳴いている

ぼくは目を閉じている

このリズムで眠りにつこうか

ダイブ

夢で会えたらよろしくな


(待ってるね)

(また愛してな)
 ....
つよくなってどうするの?

つよくなったあとどうするの?

花を咲かせてどうするの?

花が咲いたあとどうするの?


過去は変えられないけれど

じぶんと未来は変えられる

 ....
ひとりで生きてゆけるように

おまえはつよくなろうとした

一喜一憂しないように

おまえはいつもひとのために祈った

オレなんかと出会わなければ

おまえはふつうを手に入れていた


日になん千回も ....
この道を通るとぼくはいっぽんのペニスになるようだった

あなたにペニスを入れてゆくとき陥る懐かしさ

ひんやりとうるさいこの道を

肉の温もりと快楽のため息にたとえるとは

ぼくはいったいどういう淋し ....
その道はたぶんちがうと思うんだけど

おまえのことは諦めているから

いや、諦めてるんじゃなくて諦めてないから

ときどきつまらなそうな顔をしているけれど

おれは祈って送りだしてやるよ

おれも誰か ....
愚鈍たちの戯言は無視しなければならない

誰々がこう言っていましたよ、たいへんですね、

愚鈍はそうきみに話し掛けてくるかも知れない

きみよ、それを信じるなかれ、その物言いに惑わされるな ....
夕方の空が好きだ
なぜならそれは
あたしの精神のカルテだからだ
群青に染められてゆくそのまえ
夕方の空が一瞬しらんでから青を濃くする
あたしのカルテが空に広がる
首をあげて見つめている
 ....
詩が歌っていることが
実際の出来事であったりはしない
詩はこころの事件なのだから
実際の出来事であることのほうが
少ないはずのものだから

いちの海がある
せんの海がある
正しいことが ....
夜通し愛しあった翌日は
朝のばたばたも過ぎると
あたまが少し痛くなって
欠伸にならない浅い息が
せなかに溜まりはじめる

煙草に吸い疲れた公園のベンチ
新緑の幽霊みたいな色を見やりながら ....
ぼくは泣いていた
川端康成の伊豆の踊り子にでてくる
それは涙ではなかった
もっと肉に近かった
もっと欲に近かった
藤沢周平の物語にでてくるそれは涙だった
育ての親と契ってしまった娘がいた
 ....
Wasabi さんの吉岡ペペロさんおすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
だれもしらない- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-21
タクシーがつかまらない- 吉岡ペペ ...自由詩514-2-16
遠い虹- 吉岡ペペ ...自由詩412-10-5
答え、ロウソク。- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...4+11-12-7
秋の虫- 吉岡ペペ ...自由詩1811-10-6
愛のかたち- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...211-7-30
教えてくれないか- 吉岡ペペ ...自由詩411-7-27
おふどう天使- 吉岡ペペ ...自由詩811-7-26
きらいになれた- 吉岡ペペ ...自由詩111-7-25
愛はある- 吉岡ペペ ...自由詩1011-4-24
木は- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...611-2-13
安心できる場所- 吉岡ペペ ...自由詩511-2-12
お誕生日おめでとう- 吉岡ペペ ...自由詩110-12-11
傷ついてるゲーム- 吉岡ペペ ...自由詩310-12-3
教えてくれや- 吉岡ペペ ...自由詩210-11-30
かがやくみずべに- 吉岡ペペ ...自由詩110-11-28
いいか- 吉岡ペペ ...自由詩510-11-26
理由- 吉岡ペペ ...自由詩510-11-25
ひかり- 吉岡ペペ ...自由詩810-11-23
男ごころ- 吉岡ペペ ...自由詩410-11-20
ダイブ〜夢で会えたら- 吉岡ペペ ...自由詩510-9-26
結婚してた記念日- 吉岡ペペ ...自由詩5+*10-9-3
ありがとうありがとう- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1410-8-28
あなたの息子- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...610-5-25
おまえはどこにゆくのか- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...510-5-23
情熱の背中- 吉岡ペペ ...自由詩710-5-23
カルテ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...710-4-30
ほんとうのことを- 吉岡ペペ ...自由詩710-4-29
まぶしい曇り空- 吉岡ペペ ...自由詩810-4-26
泣いていいよ- 吉岡ペペ ...自由詩710-4-24

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