言葉が白くなる
その言葉はもともと
愛や夢だったのかもしれない
確かに今まであったものが
消えてゆく
忘却とともに
蓄積が始まってゆく
過去が現在へと結ばれる

言葉が白くなる
そ ....
  白い肌 黒い髪 紅い唇

  細い腕 長い指 甘いくちづけ  


全部奪いたい 独り占めにしちゃいたい 
全部奪いたい 独り占めにしちゃいたい 
幼そうに聞 ....
何でまた
そんなところで
がんばっているの

あえて困難に
立ち向かっているの

それも
たった一人で
あるひとが言った

  世の中の戦争は
  おとこが起こしたもの
  おんなには罪の無いはなし

そして
ほかのあるひとが言った

  そんなおとこを産み
  育てたのは
  わ ....
朝が来たので洗面台で顔を洗っていたら
排水溝の中から声がしたので
どうしたのですかと尋ねると
流されるままに生きていたら
ここにたどり着いていましたと返事があった
申し訳ないですが僕は時間が ....
あのひとは
きいろいマーガレットのように
あたたかく

あのひとといると
わたしは
日だまりで眠る
ネコのようだった

花を飾って
思い出して

花を飾って
あのひとにも日だまりを
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる

幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
 ....
目の届かないところで 何度も僕は殺されていた
気づかないままでいられたら まだ歌を唄えただろう

誰が見るわけでもないのに 淡い紅の線を引いていた
覗き込む鏡もないのに どういうつもりでいるの ....
淡い淡い想いが
空にとけていく
人は
一人では孤独にはなれない

もし人間が
最初から自分だけだとしたら
孤独という感情が生まれることは
ないのだろう

孤独になれるのは
多くの他人の鼓動と呼吸とを
ぶつけあい
 ....
風が止まったと同時に
少年は小さな石につまずいた
たいした怪我ではなかったが
泣き叫んだ

辺りを見回した
誰もいない
一人で立ち入り禁止の工事現場に
入っていた
日曜日の今日は誰も ....
甘いモノが好き
いくつでも食べられちゃう

あのひとの笑顔が好き
いくらでも見飽きない

でも
そんな風に笑ってないで

もう いいから
何もかも忘れて
抱きしめちゃって
かわりゆく気持ちの中
かわりゆく日々の中


自分自身さえも
信じることが出来なくなった


この気持ちが

本物なのか

それとも

偽物なのか




 ....
荒んだ感情に とがった心で
向き合えば互いに傷ついていく

しょせん人間はこんなもんだよ
エゴでヒトを傷つけていく

戦のない平和な世界を 望めど叶いそうもない
いつの時代も 戦 ....
夜の暗闇の中
街の灯は瞬いて

あのひとは
何をしているだろう
その疲れた身体を横たえて
それとも
誰かと笑いあって

好きです、
とも
慕っています、
とも
言えなかったひ ....
思いもよらない

サプライズ。

緊張のあまり

無駄に料理を頼んでしまう。


「よく食べるね。」

って貴方がクスっと笑うから

夜景をそっちのけで必死で弁解。

そんな姿を楽しむ貴方に

焦って ....
帰りたくない、なんて

初めて言った。
私の心の悲しみは
あなたがいないと鳴く小鳥
私の心の悲しみは
いつまでたっても止まぬ雨

私の心の悲しみは
ひとり寂しく見る夕日
私の心の悲しみは
寄せては返す波の音

私の心の悲 ....
「本当に好きな人はいないの?」と真面目な顔して私に聞くな。


「みんな好き。」そう答えてもあなたが満足しないと知っているから。


友愛も恋愛だって愛でしょう?どう違うかは知らないけ ....
中古品も
古着もきらいだけど

アイシテルって言葉は
何回使ってもいいよ
夕方の街
見慣れた通り

不思議な空

切り取られた
時間
立ち止まり
何を待つのか
空見上げ
来ぬ人思い
風舞う果てへ
恋は盲目と よく耳にするけど

傷つけないように 大切にしたいから  見えてなくちゃね
窓辺でふたりして外を見た

遠く近く水田に空が映って
空も雲もあの水田からこの水田へと
だんだん動いていく

お互いなにを考えてたのかは知らない
でもこの時間がすべて
もう二度と還らない瞬間

やさし ....
君がどう感じているのか
教えてくれよ
俺がどう感じているのか
察してくれよ

都合ばかり先行してしまいがちだけど
救済や慰めなんて要らないんだ
ただ単に君がどう思っているか  ....
無制限自己満足 個性注入散射乱配
当然一蹴自己啓発 単刀直入銃撃戦

妄想世界自己完結 反逆嗜好種子保存
攻撃補完理想風景 電子変換洗練昇華

逃亡無難真骨頂 一寸先闇迷曲多発
上昇志向 ....
雨がふるかふらないか
曖昧なこの曇り空の下でも
人々は晴れやかに
「おはよう」の挨拶を交わす

昨夜眠れなくてぼんやりしてるひとも
ぐっすり眠って元気いっぱいなひとも
とりあえず「おはよう」っていう
 ....
一、蝉しぐれ

白い病の影がおりて
夏の命、際立つ


すり硝子の花瓶に
溢れていたはずの笑顔
シーツに残された
僅かな起伏は
生きていた
あなたの

散らばった
レモン色 ....

その風は
わたしのスカートを
やさしく翻した

その風は
きっとあのひとのところにも
届くのだろう
わたしの気配を
少しだけ残して

あのひとはその風に気づきもせず
朝の支 ....
会話なし ずうっと見てる窓の外 地下鉄なのに 地下鉄なのに
Wasabi さんのおすすめリスト(1515)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉が白くなる- ぽえむ君自由詩11*07-8-11
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雲。- もののあ ...自由詩28*07-8-9
日だまり- 風音携帯写真+ ...3*07-8-9
はてな- 蒼穹自由詩5*07-8-5
ずっと- 北大路京 ...自由詩18*07-8-5
朝雲- 風音携帯写真+ ...107-8-3
孤独の物語- ぽえむ君自由詩10*07-8-2
転んだら立て- ぽえむ君自由詩9*07-8-1
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リサイクル- 風音未詩・独白6*07-7-23
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- 北大路京 ...自由詩6*07-7-20
この曇り空の下で- 風音携帯写真+ ...5*07-7-20
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あんあんだーぐらうんど- 北大路京 ...短歌10*07-7-18

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