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公園のすべり台の上誇らしいゲキレンジャーの変身ポーズ


暮れ泥む日に追われるよに帰りゆく子の足止める木いちごの花


憂鬱と言われるけれども私は好き窓わくを打つ甘いメロディ


ど ....
頰杖でまどろむ窓辺何もかも
    透き通ってゆく水晶夜にて


草のゆめ針の夢またむらさきの
    時のうつろい夜は傾き


果敢ないと花びら時に散るならば
    ....
春半ば今宵は雨となりにけり恋も終わりて歌うことなし 頬つたう流れに小指吸われつつ鏡のなかの老いを見つめる



死にかけた小鳥を隠す藪はいま蕾の波に覆われており



窓たたく冬の名残りをふるわせて排水口をふさぐ髪の毛

 ....
水も{ルビ狭=せ}に 現当眺め {ルビ花筏=はないかだ}

       往く時さえも ただほひろかに




わくらばに 行き逢ふ道も  ....
花束を車内いっぱい敷き詰めて水没してゆく春の陽とひと



野の花や少年少女の髪揺れる風泥棒が口笛吹けば



集まればいつしかはなれてしまう春むかしどうきゅうせいと来た海
 ....
あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた


スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい


ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした ....
ちくわのてれすこーぷ覗いて想うあの星ひとつ囓ってみたい。






土星くんはきれい好き今夜もシャンプーハットで入浴宇宙。



でっかい目玉を ....
らあらあとぱすた茹でたる貴方見て 愛してるよ と言ってみただけ
 
送信ボタン押せずに今日が過ぎて行く保存メールが一件増える
 
大好き と言われ抱かれているけれど 愛している とは言わぬ二の ....
こぼれぬよう青い空へと向き合ってそんなことでは泣かないと決める

呪文のよう。鏡の私と向き合って「だいじょうぶだよ」と「きっとだいじょうぶ」と

年の瀬にふれる静かというシャワーそして ....
はたから見ればはだかかもしれないけれどこれがあたしの花びらです。




手折ってみたはいいけれど誘ってくれなきゃ蕾は待っているのにね。



造花の ....
朝八時表の庭に出でてみれば雲間草光の中に咲き咲きにけり

妻と子とともに砂丘に立つ未来は知らずはるかな海望み

わが心の思い誰に伝えん憎しみと愛と無知

人人人の塊大阪津波でみんな死ぬなど ....
ひとりぼっちの教室から見上げるきみはどうしてそんなに青いの、




背高草。
飛び越え飛び越え高くなれ。
もっと誰よりきみよりも。


お腹が空い ....
 
ふと見れば
隣に眠る
乱れ髪
その姿さえ
僕を虜に
 
君がゆび
我の背にそう
ゆびさきは
紅蓮の業火に
路をとくまで


君が肌
我にぞ白く
映りなむ
まなこにとどめむ
淡き面差し


さくら待つ
朧にかかる
しらつ ....
ぼくが笑っていればきみもいつか笑う。
だから今夜は、
地球照。



ひときわ明るく笑って、
翳る。
隠してる。
きみの裸月が見たい。



 ....
宵夢の {ルビ幾年千代=いくとせちよ}の 花見酒
     酒に浮かびし 月はかぐやか


宵は酔い 遠見の富士の 静かなる
      月に浮かびし 薄桃色の


寒空に あ ....
潮風と過ぎ来し時を背に流すさだめのごとき蒼を開いて

旅立ちの日には必ず響いてた警笛がいまつまさきで鳴る

桟橋に残したサヨナラ遠ざかる振っていた手で面舵一杯

羅針盤果て ....
午前二時留守番電話のメッセージ「経済的に苦しいです」と

バイトにも友にでさえも言えなくて「私、大学辞めました」って

大学を辞めて気持ちが楽になりバイトの時間まで横になる

好きだった授 ....
あんみつの
甘さにまけない
君恋し
みつに絡まる
いくばくの豆
春の色に月やあかきと問ふ人の
かざしにせばや八重桜花



あらし吹く春ならずともこぼるるは
恋のこころの花とこそ知れ



仮初の夜にも似たるかいささくら
 ....
苦しげな寝息鎮めるタンジェント同心円が深夜に浮かび

付添って車輪擦るリノリウム湿気が包む待合二人

軒下で雨垂れ滲み街灯の向こう岸から鼻歌静か
 
『おはよう』と
交わす言葉に
含まれた
想いを感じて
愛察(アイサツ)となる
 
 
『また明日』
逢えると信じ
別れてく
確かな愛を
そこに感じた
春の陽はひとりの心を置きざりに
    雲の流れのさみしい空に


たわいないふとした言葉にはしゃぎ合う
    風を摘む指花を折るゆび


春の日は濃いめのお茶にまっさらな
    ....
知らぬまに歩き始めた恋心
   おんもに出してとみいちゃんが言う



開花予想なんか気にせず咲きなさい染井吉野も河津桜も

駿府城見上げる街に銀座の柳、本家の柳も青く色づけ

おっ ....
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが

僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て

もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか

 ....
 
 その瞳
 兎のように
 澄みわたり
 熱意の炎に
 包まれている
 
 
 泣き腫れた
 紅い瞳は
 痛いほど
 君の想いを
 表していた
 
悪い子は見つからないパパにもママにも見つからないぼくは悪い、






押し入れの中は宇宙だから漂う星たちは涙じゃない。



膝を抱えて星座に ....
出木杉くんが主役だったら「おはなし」にならないのび太はのび太。



おまえの悲しみはおれのものだからなんでも言ってくれ剛田武。





ヒロイン ....
美しき
君の隣に
居たいのに
近づくことさえ
叶わない夢
北大路京介さんの短歌おすすめリスト(784)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
したまち生活事情31- MSK短歌3*07-4-19
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生滅流転- 朱雀短歌6*07-4-11
春形見- 本木はじ ...短歌1407-4-7
決算- たもつ短歌1507-4-4
「_天体感触。_」- PULL.短歌5*07-4-3
秘め事- 黒子 恭短歌5*07-4-2
そんなことでは泣かない- たにがわ ...短歌407-3-30
「_はだかのはな。_」- PULL.短歌6*07-3-30
いつものように- 生田 稔短歌8*07-3-30
「_草原の教室。_」- PULL.短歌6*07-3-30
- 秋桜短歌107-3-29
春の寂光- 沙門短歌307-3-29
「_地球照。_」- PULL.短歌7*07-3-28
春夜奏- プル式短歌8*07-3-28
出航- Rin K短歌22*07-3-27
大学中退- 壺内モモ ...短歌6*07-3-27
短歌_あんみつの- 殿様が得 ...短歌507-3-24
月下咲羅(げっかさくら)___■古語の宴参加作品■- Rin K短歌20*07-3-22
雨の情景- 及川三貴短歌4*07-3-20
挨拶- 秋桜短歌407-3-19
三月うさぎ- 石瀬琳々短歌17*07-3-16
春の命令- 佐々宝砂短歌607-3-15
生きている- 生田 稔短歌507-3-14
兎の瞳- 秋桜短歌6*07-3-13
「_押し入れの中は宇宙。_」- PULL.短歌13*07-3-13
「_ドラえもんだってつらい。_」- PULL.短歌9*07-3-12
花粉症- 秋桜短歌3*07-3-10

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